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「災害時におけるし尿等の収集運搬に関する応援協定」の締結について

更新日:2017年12月19日

ページ番号:21495347

2016年3月23日資料提供

1.目的
 現在、本市における家庭等で排出されたし尿の収集運搬については、平時では委託により、浄化槽清掃・汚泥の収集運搬については許可事業者により行われている。
 しかしながら、災害時においては地方公共団体との相互応援協定はあるものの、民間事業者との応援協定は締結されていない。
 このたび、災害時における市民の生活環境の確保と公共用水域等の水質保全をより迅速に行うために、し尿収集や浄化槽清掃等の廃棄物処理事業者で構成される西宮環境事業協同組合(市内8社/所在:西宮市与古道町)及び兵庫県環境事業商工組合(県内65社/所在:神戸市中央区橘通4丁目)と、し尿等の収集運搬について応援協定を締結する。


2.協定内容
 災害時において処理する必要が生じたし尿等(し尿及び浄化槽汚泥その他流入水)の収集運搬について、本市が上記組合に有償にて応援(人の派遣、機材等の提供など)を要請する。
 具体的には、避難所における仮設トイレのし尿をはじめ、被災した汲み取り便槽のし尿や浄化槽汚泥を収集し、市が指定する処理施設等に運搬することを想定している。


3.応援要請のフロー
 本市から応援要請を受けた上記組合が、構成員である事業者を選出し、災害時におけるし尿等の収集運搬に協力する。上記組合への応援要請にあたっては、運用上、西宮環境事業協同組合を第一に、兵庫県環境事業商工組合を第二の順位で行う。


4.協定により期待できる効果.

  • 避難所における仮設トイレし尿の収集能力のアップ
      ※1日当りの最大想定し尿排出量 94.2キロリットル(最大避難者数67,248人×1.4リットル/日)
      ※応援によるバキューム車の増加(市所有1台 + 西環協10台、兵環商44台)
      ※1日2搬送とすれば、バキューム車17台(平均積載量2,86キロリットル/台)で収集が可能
  • 被災したし尿汲み取り便槽や浄化槽汚泥の収集作業の迅速化
      ※市内のし尿汲み取り便槽数:278個、浄化槽数:616基 … 平成27年4月1日現在

5.協定の締結式

  • 日時  平成28年3月25日(金曜) 午前11時~
  • 場所  西宮市役所442会議室
  • 内容  協定書の取り交し、感謝状贈呈、記念撮影など

お問い合わせ先

美化第3課

西宮市西宮浜3丁目3

電話番号:0798-35-0017

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