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平成26年10月16日 市長定例記者会見

更新日:2020年4月3日

ページ番号:11013806

2014年10月16日資料提供


【発表項目】

(1) 平成26年度 第29回西宮湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式開催について
(2) 民間福祉施設との「災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定締結」について
(3) 「市政報告・広聴会」の開催について
(4) 「西宮市防災マップ」を全面リニューアル
(5) その他(アスレチック・リエゾン・西宮について)
(6) 記者クラブからの自由質問

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【会見の要旨】

1.平成26年度 第29回西宮湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式開催について

市長:まず一つ目は、西宮湯川記念賞の受賞者決定についてです。
西宮は、湯川秀樹先生ゆかりの地です。湯川先生は、日本人で初めてノーベル賞を受賞されている先生ですが、受賞対象となった中間子論を提唱されたのが西宮の苦楽園にお住まいの時でした。そのことから本市では、1986年から理論物理学研究者による西宮湯川記念事業運営委員会を組織し、西宮湯川記念賞を始めとする西宮湯川記念事業を実施しています。
この西宮湯川記念賞は、理論物理学における40歳未満の若手研究者の業績に対して賞を与えるものです。なぜ若手なのかと申しますと、湯川秀樹先生がノーベル賞を受賞されたのが42歳であり、中間子論を提唱されてたのが27歳の頃です。つまりたいへん若い時の功績であることから、若手の人の賞として行うこととしました。
日本における理論物理学の最も大きな賞には仁科記念賞がありますが、それに次ぐもので、若手の理論物理学研究者にとっては登竜門と呼ばれている賞です。また、地方自治体がこのような学術賞を主催するとういう例は、他にはあまり類を見ないものです。
今回の受賞者は、東京大学大学院理学系研究科准教授の立川裕二先生です。受賞研究は「次元の異なる場の量子論の間に成り立つ対応関係の発見」であり、詳しくは先生に電話に直接インタビューしていただける機会を設けることにしていますので、ご取材ください。
受賞式は、10月31日の金曜日午前11時から市役所8階の813会議室で行います。その後は引き続いて、立川先生には苦楽園小学校で、6年生を対象に、「未来の科学者たちへ~私の小学生時代」をテーマに講話していただくことになっています。

※質疑なし

2.民間福祉施設との「災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定締結」について

市長:次は、福祉避難所の締結について、ご説明申し上げます。
民間福祉施設である15の通所介護事業所と災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定を締結いたします。福祉避難所とは、施設入所や入院に至らない程度の要介護者が、一般の指定避難所では生活が困難であるため、人員体制や身体の状況に合わせた対応が出来る場所をいいます。つまり、お身体の不自由な方など、一般の避難所での生活が困難な方々が災害時でも安心して生活できる場所のことです。
現在、福祉避難所は、市立総合福祉センター、ことぶき園、雅楽荘、あと本年1月に初めて民間の福祉施設として協定締結を行った通所介護事業所1箇所の合計4箇所です。その4箇所だけでは、全市的なニーズに対応するには、まだまだ不十分であるということから、本年1月の協定締結をきっかけに、更に市内の通所介護事業者等へ福祉避難所の設置について協力要請を行ってきました。その結果、新たに15箇所の通所介護事業所のご協力を得ることができるようになりました。
協定の締結式は、11月7日の金曜日、市民会館の5階中会議室にて執り行います。記者の皆さんに、ぜひ取り上げていただきたいのは、福祉避難所の確保をもっと広げていきたいと思っていますので、多くの介護通所事業所にご協力をいただくためにも、福祉避難所の意義や民間事業者にご協力いただいていることを周知していただき、災害時での体制の充実にご協力いただければありがたいです。 

(質疑)
記者:福祉避難所と福祉避難施設との違いは何ですか?

災害避難支援課:福祉避難施設は、常時介護が必要な方が入所される施設で、特別養護老人ホームを対象として締結している施設です。福祉避難所は、常時介護は必要ではないけれども一般の避難所では生活が困難な方が入っていただく施設になります。

記者:何人くらいの受入れを想定されているのですか。

市長:福祉避難所については、現在の4箇所で636人、今回の協定で955人増え合計で1591人になります。

災害避難支援課:福祉避難施設については、基本的には特別養護老人ホームの空ベッドに入っていただく形になりますので、人数としてはそれほど多いものではございません。

記者:この際に、移送とかのシステムも含めての締結になるのでしょうか。

災害避難支援課:厳密に移送まではお願いしていませんが、基本的には施設の開設や、避難してこられた要援護者の方の介護等のサポートをするといった締結であり、それ以外の車での移送等は、お願いできる範囲でということになっています。

記者:他市でもこのような取り組みは進んでいるのですか。

市長:神戸では302ヶ所、宝塚で15ヶ所、尼崎6ヶ所、伊丹6ヶ所、川西4ヶ所、芦屋2ヶ所、猪名川1ヶ所、というのが近隣の状況です。

記者:福祉避難所を今後、どの位まで増やしていかれる予定ですか。

市長:対象者の全ての方が、この施設に入っていただくことができるところまでは想定していません。対象になりうる人は、現在の介護認定17349人のうち、施設に入所等ご利用されている方や入院されている方を除くと、対象者としては約14000人おられます。ただ、この方たち全てが災害で家に住めなくなるということはあまり想定できませんが、1591人であれば十分であるとも思っていません。

記者:1万とか5千とか、目標としてあるのでしょうか。

市長:その想定は、非常に難しいです。もう少し増やす努力は必要と考えています。

記者:担当課はどちらになりますか。

市長:担当課は介護保険課になります。介護保険課が主導となり、災害避難支援課がサポートします。

3.「市政報告・広聴会」の開催について

市長:市長対話事業は、市民に市政への関心を深めていただくために、私自らが地域へ出向いて市民の皆さんと直接向き合って、市政課題の説明、意見交換を行うというものです。従前との違いは、これまでは参加者の人選は地域の団体にお願いしていましたので、地域の団体と密接な関係がない住民の皆さんにとってはあまり知らないものになってしまっていた。
今回は、全市民に対して、市政ニュースなどを通して告知をしており、誰でもお越しいただけます。
また、従前は地域の団体に調整をお願いし、開催していたため、平日の昼間に行なっていましたが、誰でも来ていただけるよう、土日や平日は晩、お勤め帰りの方にもお越しいただけるよう、平日の晩の部は、主要駅の近いところで開催を予定しています。
10月26日から11月23日まで、約一月かけて全部で21回行います。
テーマについては、これまでは年間を通じて同じようでしたが、ホットなニュースにしたいため、今の時点のことをテーマにして、開催しようと思っています。
テーマは、関心が高いと思われるもので、「アサヒビールの跡地問題及び中央病院の今後について」がひとつ。二つ目は「防災」についてです。これは、私が市長就任以降に、市政ニュース1面全部を使って広報したことがあるのですが、住民の皆さんが思っていることと最新の情報がかなりずれています。ですから、新しい情報を住民の皆さんに周知したいと言う意味でもやりたいと思っています。
三つ目は、「学校施設と子どもの居場所づくり」についてです。これは、西宮の住民の皆様から大変ニーズの大きい政策という風に私が判断しているもので、市長になる前から皆さんから、何とかしてもらいたいというご要望が大変多かったものです。
それとプラスアルファとして、当日、参加者の皆さんからリクエストのあったテーマの中から、多くの人に関わることや、この地域であれば確かに大事なことなどを取り上げて、その場でお話しさせていただきたいと思っています。
開催は各1時間半程度を予定しており、誰でも参加可能ですし、申込みも不要です。受付時に、住所、氏名、当日話して欲しいテーマを書いていただこうと思っています。できるだけ大きな会場を用意したつもりですが、たくさんお越しになられた場合は、先着順を考えています。

(質疑)

記者:これは年1回ということですか。

市長:できれば年に2回、決算を終えた時期と予算成立の後に行ないたいと思っています。決算は事業全体について議会での議論を行い、来年度の方向性のようなことも公式に申し上げた後であるため、いろいろと報告できるかなと思っています。もう一回は新年度の取り組みについて報告させてもらいたいと思っています。

記者:前の市長のときは。年間通して行なわれていたのですか。

市長:9ヶ月間掛けて40回でされていたようです。

記者:参加するには、市内在住でなければならないということですか。

市長:別にそこまでは限定していません。

記者:こちらに仕事に来られている方でも良いのですか。

市長:結構です。関心のある人がお越しいただければ。

4.「西宮市防災マップ」を全面リニューアル

市長:平成20年に防災マップを全戸配布しましたが、そのときは新聞のような大きさのものでした。今回は、前回のマップで抽出された課題を整理し、内容をリニューアルし、冊子タイプに変えました
リニューアルのポイントは4点。一点目は、家に置いて頂きやすいように、いま述べたように冊子にしました。
2点目は、分かりやすさです。自分の家の周辺の状況がわかるように地図をページに分けるとともに、市内をJR神戸線以南、以北、それと西宮北部の3分冊に分けました。
3点目は、災害の知識や自らの備えをしっかり学んでいただけるよう、心得やイザというときの行動など防災に関する情報を掲載しています。
4点目は、災害を想定した避難ルートを記載するなど自分だけのマップ作成ができるページや、防災チェックシートのページなどもあるため、防災についての話し合いなどに活用してもらいたいと思っています。
また、この冊子を毎年改定することはありませんが、津波ハザードマップについては、改定される可能性が十二分にありますので、別添として最終ぺージに袋につけて入れています。全戸配布後は、様々な機会に自分の命を自分で守るという自助の考え方を啓発するためのツールとしても取り扱っていただきたいなとも思っています。

(質疑)
記者:津波ハザードマップに4月1日現在とありますが、これは東日本大震災の時に出した津波の想定より前のものですか。

防災対策課:国が出したものを兵庫県だけが想定しなおしたものが平成25年の12月になります。それを受けて作っておりますので26年4月となります。

記者:県が発表した最新版のものを受けての地図ということですね。

市長:そうです。

記者:私が手元で見ているサンプルは、JR神戸線より南側のものなのですが、土砂災害ハザードマップはどこに付いているのですか。

市長:全部が全部、同じコンテンツではありません。例えば北部は津波が来ません。南部であれば、土砂災害の危険性のあるエリアがありません。土砂災害の危険性のあるエリアということであれば、JR以北版と北部版には土砂災害のマップも付いております。

記者:基本的には配られるものは自分の住んでいる地域の冊子が届くということですね。

市長:そういうことです。

記者:逆に言えば、JR神戸線より南だけが津波ハザードマップが付いているということですか。

防災対策課:津波ハザードマップについては、全てに付いています。ただし、北部には「広域避難地」がありませんのでそのマップが掲載されていません。

市長:改めて、違いを整理すれば、北部だけ「広域避難地」のマップがない、JR以南のマップには土砂災害のマップがない、ほかは共通ということです。

記者:予算はどの位でしたか。

市長:印刷費用が1817万円、1冊あたりで言うと72円。配布費用が999万円、1冊あたり44円で、合計で2816万円です。でも、一部広告料として225万円をいただいているため、全て市費ということではありません。

記者:配布は民家のみですか。事業所はどうですか。

市長:事業所にも配布します。全配布部数は22万7千部です。

5.その他(アスレチック・リエゾン・西宮について)

市長:少し触れておきますが、「アスレチック・リエゾン・西宮」というプロジェクトを現在進めています。西宮市におけるスポーツ行政の新たな動きとして、本市とつながりのあるアスリート団体や個人に声を掛けさせていただき、異競技の連携組織を発足いたしました。会長には、北京オリンピック陸上銅メダリストの朝原宣治さんに就任していただいいます。
リエゾンの活動としては、「オリンピック選手と握手できるよ」みたいなイベント先行型ではなく、例えば学校教諭対象にトップアスリートが直接指導をする講習会の開催などを考えています。日頃から子どもたちや選手たちに接する指導者の技術が向上することは、スポーツ全体の底上げに繋がりますので、そのようなことを考えていきたいと思っています。
また、このことに関しては、市の外郭団体である公益財団法人西宮スポーツセンター理事長、柳本晶一さんにも、元バレーボール日本代表女子の監督さんですが、顧問として深く関わってもらっています。
11月19日の水曜日夕方に市立中央運動公園の施設を使って、現地で記者発表会とキックオフ事業を行う予定にしています。キックオフ事業の内容については、また記者クラブに資料配布させていただきますので、当日は出席方よろしくお願いいたします。

(質疑)
記者:他に、どんな人がメンバーに参加されているのですか。

市長:元プロ野球選手、サッカー、野球、バレーボール、アメリカンフットボールなどのメンバーが参加しています。

記者:皆が「元」ということではなくて、プロ野球選手だけ「元」で後は現役の方ですか。

市長:そうですね。選手だけではなくて、団体や球団自体へのご協力依頼をさせていただいています。

記者:参加メンバーはいつわかるのですか。

スポーツ推進課:19日の前に、それらを記載した記者発表資料を配布させていただきます。

記者:団体は、どういう位置づけになるのですか。

市長:任意団体になります。

記者:市から補助は、予定しているのですか。

スポーツ推進課:リエゾンを含め、市内のさまざまなスポーツ団体へ事業補助を今後整理していく中で、もしかしたら事業補助をもらうという可能性はあるかもしれません。しかし、リエゾンを運営していくための補助制度を設けることは考えていません。

記者:事務局は、市に置くということですか。

市長:事務局は、西宮スポーツセンターになります。

記者:何がきっかけで、リエゾンを発足させることになったのですか。

市長:元々、市でこのようなスポーツに関する一定の事業をしようとしていたことや、自分自身が政策マニフェストに掲げていたことから、肉付けをしてきたというところです。

記者:リエゾンの目的についてですが、西宮はかなりスポーツで他の自治体に比べても、全国的にも盛んだと思うのですが、全国レベルのチームをどんどん作っていくのか、底上げを狙っているのかどちらですか。

市長:私個人としては、底上げのほうをやりたいなと思っています。もちろん、このようなことをきっかけとして、オリンピック選手がでたり、Jリーガー、プロ野球選手がでたりすることは、西宮市民としては歓迎すべきことであるとは思っています。ただ、自分個人の思いでは、スポーツに携わった人の中でオリンピックに行くとか、Jリーグでプレイをするとかは一握りに過ぎません。多くの人が小学校や中学・高校などでスポーツに触れているなか、彼らがJリーガーにならなかったけれどもサッカーをした経験が、彼らの成長とか今後の人生とかに活かせられるようにすることが、行政が行うべきスポーツ施策だと僕は思っています。ゆえに、その底上げや部活動の競技レベルの底上げというところとか、子どもから高齢者まで、社会的な体力づくりや健全な食生活を学べることなどを期待しています。

記者:このような事業は、全国の他の自治体で取り組んでいるところはあるのですか。

市長:他の市で行っている事業は、イベント先行型のものが目立つと思っています。いま述べたような事業については、あまり例がないと認識しています。

記者:何人くらいが、リエゾンに所属されるのですか。

市長:団体としても参加していただいていますので、何人っていうことは言えないですね。

6.記者クラブからの自由質問

記者:昨日発表があった件で、市としてホームページに個人情報をもらすとか、入札で同じようなミスを二度起こすというような事案が立て続けにありましたが、原因について市長はどういう風にお考えですか。

市長:現場とも話をしましたが、本来の手順を踏むべきものとして規定されているものが、パスされているというのが当たり前になっているなど、各々の部門とかの組織風土というものが問題であると思いました。それは部署によって違いがあり、特に問題のあった部署に関しては、組織風土を変えていく必要があるとすごく感じています。こういったことが、少しでもなくなるよう、
たとえば健全な方法ないしはルールで行っている部署のメンバーと、問題があった部署のメンバーとの人事交流を行うなど、人事異動や組織体制について検討し、このようなことを積極的に行うことで組織風土を変えていきたいなと思っています。上から厳しくは言っていますが、それで直るようなものではないと思っています。

記者:アサヒビールの跡地について、不動産会社との交渉で新たな進捗はあるのでしょうか。

市長:今は中途です。全体に関する地区の開発、都市計画の議論を進めると同時に、公社の一部土地の取得に関する条件についての議論などがまだ続いています。

記者:新しく「こういう話が出てきている」というのは、議会が終わった時点からはないということですか。

市長:新しい話があれば、この場ではなくて、工場跡地特別委員会を開催させていただき、そこで報告すべきであると思っています。

記者:病院の統合に関して、県との話し合いの場の日程は、既に決まっているのですか。

市長:統合の議論が始まるのではなくて、県と西宮で、県立西宮病院及び西宮市立中央病院、2つの病院の課題の整理とか西宮の医療環境について議論をしましょうということが、始まることになりました。11月から月に1回程度ずつ公式な会議を持つことで進めていこうと考えています。もちろん、月1回の会議だけではなく、その間に事務レベルで協議やすり合わせもどんどんしていく考えではあります。

記者:目処みたいなものがあるのですか。今年度中に何らかの結論を出すとか、中間まとめをするとか。

市長:そちらのほうについても整理中です。当たり前ですが、結論ありきではありません。例えば、いつまでやれば統合の話が始まりますとか、いつまでやれば統合の話はなくなりますとか、そういう風なものではないです。

記者:月1回の会合には市長も出席されるのですか。

市長:自分が出席となれば、相手は知事が出席になってしまいます。事務レベルの協議を行っていきます。

記者:病院関係の方は来られるのですか。

市長:もちろんです。相手の病院局、こちらは病院プラス政策のメンバーになります。

記者:9月議会の終わりに人事案を一つ出されて、西川先生を教育委員にされましたけれども、議会に「市長の友達人事だ」とか言われていた場面がありましたが、そういう声に対してはどうお考えですか。

市長:まず、ひとつ申し上げるとすれば、自分の友達は相当レベルが高い人ばかりです。それは自分にとって最大の財産のひとつです。西川先生も自分が知っている人の中で、今、教育委員としてお引き受けいただけるべき状況におられる方で、最も西宮の教育に携わって欲しいと思い検討した1人です。西宮市内の私立の学校で校長までお勤め頂いている方なので人材的にも不足はないと思います。人事案件については、自分がこの人を是非使おうという風に、人脈を辿って多くの人に声を掛けています。これは経営者のしなければいけないことであると思っています。
例えば、この人選については、○○団体に選定をお願いするということが非常に多い。そうなってきた場合に、来られた方が「○○さんと全く面識も無ければどういう方なのかもわかりません」という人に、市の重大な判断をお任せする人たちのボードに入っていただくことになり、気がついたら「誰も知らない人です」みたいなことは、僕は健全でないと思っています。
だから自分が指名する以上は、自分が「この人は是非、西宮の教育の議論をして欲しい」という人を自分で選任してこなければいけないと思っています。もちろん、それは最後に議会の議決が要るわけですが、そのようなことを自分で選定することは当然のことですし、褒められるべきことであると思っています。

記者:西川さんの思想的背景といいますか、靖国にどうこうという話も出ていましたが、そういうことはあまり考えていらっしゃらなかったということですか。

市長:僕は、別に西川先生に教育委員会で靖国の話をしてくれと思って依頼したわけではないです。先程申し上げましたように、西川先生の見識を総合的に判断してお願いしました。自分が人事案件で提案する件について、賛成する人もいれば賛成しない人もいるのは、当然のことだとも思いますが。

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