西宮市土砂災害危険予想箇所について
更新日:2023年1月31日
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公開目的は?
西宮市域における土砂災害危険箇所を住民の皆さんに認識していただくことにより、大雨・集中豪雨時での自主的な避難の判断材料としていただき、土砂災害から未然に生命を守っていただくという主旨で公開させていただいております。
土砂崩れ等の土砂災害は、突然に発生し一瞬の出来事なので、発生してからでは避難が間に合いません。日頃から土砂災害の前兆現象にはくれぐれも注意を払ってください。
危険予想箇所の判断基準は?
平成15年度に行った、地形・地質・環境・人家数等の調査を基に作成しています。
A.山地災害危険地区(山腹崩壊危険地区・崩壊土砂流出危険地区)
地形(斜面の傾斜等)、地質、山の状況(植生の種類や樹齢・亀裂・陥没・異常な地下水の有無等)、過去の災害歴の有無及び直接被害を与えるおそれのある保全対象の状況等から危険箇所と判定しています。(判断基準は林野庁が策定)
B.土石流危険箇所
土石流発生の危険性があり(谷地形をなしており)、人家または公共施設に被害が生ずるおそれのある箇所です。(判断基準は、国土交通省)
C.地すべり危険箇所
現地の変状等から地すべりの発生するおそれのある箇所です。
D.急傾斜地崩壊(がけ崩れ)危険箇所
斜面の傾きが30度以上・高さ5m以上のがけ地で、人家または公共施設に被害を生ずるおそれのある箇所です。
どの程度危険なのか?
諸条件により危険度に差があるため、一律に言えません。また、今すぐに災害が発生するという主旨ではなく、可能性のある箇所を示したものです。
危険予想箇所は公共事業で防災工事を施行できるのか?
危険予想箇所については、ある一定の基準を満たせば、土砂災害関連の法律に基づき公共事業で防災工事が施工できます。しかし、法律に基づく区域指定に対する関係地権者の同意が必要であり、実施にはいくつもの条件と準備が必要となります。したがって、すぐに防災工事を行うことはできませんので、このマップを確認し危険時の避難等に役立てて下さい。
工事完了地域も表記してあるが、まだ危険なのか?
対策工事・宅地造成工事が実施されている箇所についても、地形条件や自然現象等の外力の規模に応じては必ずしも安全な箇所とは断言できない為、記載を行っております。
危険予想箇所で土地利用のため、工事はできるのか?
このマップの危険予想箇所については、前述のとおり、地形・地質・環境・人家数等の調査に基づき、土砂災害が起こる地形的要素のある箇所であり、土砂災害関連の法律に基づく制限はかかりません。しかし、既に砂防法等に基づいて危険地域の指定がされている箇所については、行為によっては一定の制限がかかり、許可申請が必要となりますので、各許可権者にお問い合せ下さい。
危険信号とは?
- 普段より湧き水の量が急に増える。
- いままで枯れたことの無い湧き水が止まる。
- 普段澄んでいる湧き水が濁ってくる。
- 山の斜面や道路などに亀裂が走る。
- 山の木々が傾き始める。
- 石が転がり落ちてくる。
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