市内でも発生!しっかり予防を
カンピロバクターなどの食中毒
毎年、全国で多くの食中毒が発生しています。昨年は、県内で35件の食中毒が発生し、875人の患者が報告されました。
食中毒の原因物質は細菌やウイルス、寄生虫などがあります。細菌による食中毒では、鶏肉の生食によるカンピロバクター(注1)食中毒が多く発生しています。鶏肉を食べるときはしっかりと火を通し、生食は控えましょう。
(注1)動物などの腸管内にいる細菌。主な感染源は、食肉や、調理器具を介して2次汚染された食品、ペットなど。少ない菌量で起こり、発症までの期間が長いことが特徴
家庭でできる食中毒予防のポイント
菌やウイルスを付けない
- 調理作業前や肉・魚介類・卵を触った後などは、必ず石けんで手を洗う
- 肉・魚介類・卵の調理に使用した調理器具などは、別の食品への2次汚染を防ぐため、使用の都度必ず洗浄・消毒する
- まな板・包丁などは、肉・魚・野菜専用で使い分ける
菌を増やさない
- 冷蔵・冷凍保存が必要な食品を購入した後は、すぐに持ち帰り冷蔵・冷凍庫に入れる(保存温度は、冷蔵10℃以下、冷凍マイナス15℃以下に)
- 調理後はなるべく早く食べ、保存する場合は10℃以下に冷却する
菌やウイルスを死滅させる
- 食中毒菌やウイルスは十分な加熱で死滅するため、食品(特に肉類は十分に)の中心部まで加熱する
【市ホームページ】食中毒予防
【問合せ】生活衛生課(0798・26・3776)