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平成27年11月26日 市長定例記者会見

更新日:2020年4月3日

ページ番号:49968098

2015年11月26日資料提供


【発表項目】

(1) 市制90周年記念「西宮歴史資料写真展」の開催及び写真集「西宮という街」の販売について
(2) 市制90周年記念文化事業「西宮九十年祭」について
(3) 保育士再チャレンジ!講座の開催について

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【会見の要旨】

1.市制90周年記念「西宮歴史資料写真展」の開催及び写真集「西宮という街」の販売について

【市長説明】
市制90周年を記念しまして「西宮歴史資料写真展・西宮という街」というのを開催します。その期間中に会場にて写真集、「西宮という街」というのを販売いたします。経過は、過去、西宮市として撮ってきた写真はたくさんございますが、23年から歴史資料写真展を平日に東館の廊下で開いてきたんですけれども、より多くの方にご覧いただくために、こういう展覧会を開催するものでございます。
これまで開催してきた写真展をベースに再構成しておりまして、新しいものを含めて228点、それと明治時代から現在までの西宮市の地図なんかも紹介しようと思っております。期間が12月1日から6日で、アクタ東館の6階の北口ギャラリーで行います。また、その写真もしくはそれ以外も含めて390点の写真を掲載している写真集として、今お手元にありますものを販売いたします。1冊千円でございます。

【質疑】
記者:写真集は展覧会が終わってからも販売は続けるのか。
市長:市がやることですので、あまり多く作りすぎるわけにもいかないので、ここで売ることを前提に作っております。もちろん、残れば引き続きどこかで売ることはできますし、あまりにご要望が、ということであれば増刷も十分考えてもいいかなと。ただ、パラパラ増刷するわけにもいかないので、要望が多ければ大きめの束で思い切って増刷ということも考えたいなと。物がいいので、ぜひ多くの人に言っていただければいいなと思っているので、むしろそういう嬉しい悲鳴を期待しているぐらいでございます。

記者:基本的には残った場合は情報公開課で販売するのか。
市長:そうですね、例えば公民館で売るのかとか、支所で売るのかとか、そういったことを考えると思うのですが、本屋さんに、というのはあまり考えていない。

2.市制90周年記念文化事業「西宮九十年祭」について
【市長説明】
今年は市制90周年という節目の年になるのですが、あまり派手なものは・・・、と思っていたのですが、「西宮九十年祭」というイベントを開催しようと思っています。来年の2月6日、土曜日にアミティホールでコンサートなんかを交えたトークイベントを考えております。司会は落語家の桂米團治さん、トークのゲストは生瀬勝久さん。桂さんは関学出身ですし、生瀬さんは西宮の出身でございます。あと、バルセロナオリンピック銅メダリストの奥野さんや、西宮スポーツセンターの理事長をやっていただいている柳本さんなんかもお迎えしてトークをしようかなと考えています。コンサートは西宮市の音楽協会から岡田将さんと、ソプラノの高嶋さんなどでやります。市民の方1000人でやろうと思っております。

【質疑】
なし

3.保育士再チャレンジ!講座の開催について
【市長説明】
前提となることはご案内のことだと思うのですが、現在、保育士の確保が困難でございます。保育士の確保をするために、せっかく保育所を作っても保育士の確保ができずに開園が遅れたりするケースも他市では、うちではありませんけれども、今のところ、あると聞いています。西宮はご案内のとおり、まだ待機児童も出ておりますし、対策を取っていかなければいけないのですが、そんななかで保育士を確保することが大変困難です。ということで、一方で、保育士資格を持っているのに働いていない「潜在保育士」と呼ばれている方も大変多いというふうに聞いています。結婚とか子育てを機に離職なさってそのままになっている方ってけっこういらっしゃるよね、ということで、そういうブランクのある方なんかに「また保育士さんやってみませんか」ということはぜひお呼び掛けしたいと。ただ、彼らが現役で保育士をやっていた時と状況が変わっているということで敬遠されている方もけっこういらっしゃるということは聞くんですね。以前は延長保育とか、一時保育とかも少なかったですし、そういったものが当たり前になっていると。あと、保護者の対応なんかも以前と種類が変わっていると。あと、発達障害云々みたいな、子供さん自体の問題なんかも、昔、あまり問題になっていなかったものが出てきたり。要は要求されるサービスとか、保育の質とかが変わってきているので、「昔やっていた私ができるものかしら」と思ってらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。っていう方々に対して、現在の保育所を取り巻く状況とかについて理解を深めてもらって、少しでも再就職への不安を取り除いてもらいたいなという目的で、ハローワークと共催で実施する講座でございます。

講演を聞いていただいたり、2日目には実際に市内の保育所で保育の体験もしてもらえます。そういったことをしていただくなかで、潜在保育士の方々に、西宮で保育士を改めてやってみませんか、ということをお呼び掛けしたいという意味でのイベントでございます。昨年、初めて開催しまして、今回は2回目です。昨年は30人のお客さんに来ていただきまして、実際に4人の方が採用できました。今回も12月16日・17日の2日間でやりますので、ぜひ多くの潜在保育士においでいただいて、そしてぜひ、西宮の保育園で子供たちとの仕事をまた改めてやっていただけないかしらと、そういうご案内でございます。

【質疑】
記者:市立とか私立とか関係なく、認可保育所の再チャレンジという主旨ですか。
市長:そうですね。特に公立保育所としてやるわけではないです。

記者:今後もステップアップとしてやっていくことを考えていると思うが、将来的に市立としてその再チャレンジの方の枠を作っていきたいとか、そういったビジョンはあるのか。
市長:昨年も実際に30人お越しいただいて4人就職というふうに申し上げましたけれども、実は登録していただいた方だけでいうと10人とかになります。早速、正規職員として、というパターンもあれば、臨時でだったらいけるので登録しましょうか、という方もいらっしゃると思います。だからそういうのは特別、今回、掘り起こしと言うと失礼ですけれども、潜在保育士の方にぜひ、というだけではなく一般的にどんどんやっていきたいなと思っていることではあります。

記者:西宮には潜在している方が多くいると推測しているのか。
市長:西宮市だけでは数を見ようがないのですけれども、全国で70万人というふうに言われています。ということは、西宮は大きい街ですから、結構な数がおいでではないかなとは思っております。

記者:近い将来、保育士が足りなくなるという危機があるのか。
市長:早速、目に見えてあるわけではないですけれども、今後、出てくるだろうなというふうな危機感は常に持ってやってはいます。本当にこれだけではなくて、保育士確保、という政策課題に向かって取れうる施策はどんどんやっていかないといけない。もちろん、これだけをやっているわけではないので、他にも市内の保育所の保育士確保のためにできること、というのは色んな施策を織り交ぜてやっていこうと思っていまして、そのうちのひとつです。

記者:おわかりになればでいいですが、保育士が大量に退職したり、若手のなり手が減少しているなどの傾向はあるのか。
市長:傾向でいうと、離職が早いというのがあると思います。職種の特徴として待遇がどんどん年数を重ねてどんどん良くなっていくというような仕事ではない。初任給の時点で特別安いわけではないと思うんですけれども、上がっていくとなったときに、結婚とかを機にプッツリ切ってしまう方が多いというのが社会的な問題だと思うんですね。西宮だけで保育士の待遇を良くするとかっていうのは非常に困難で、これは国にもお願いしたいんですけれども、そういう課題もあるなかで、西宮市として保育士の確保をしていくというのは大事ですね。特別、団塊の世代の大量離職とか、そんなんではない。職種的には。とは思っています。

記者:この講座を2日間受けられた方が臨時職員として登録されるのですか。
当局:臨時保育士であったり、朝晩だけのパートさんであったり、あるいは民間の求人情報を見ていかれる方とかもいます。

記者:ハローワークで募集しているところに行かれるということか。
当局:ハローワークから求人情報を頂いてそれを当日にお渡しすることになっています。

記者:これはいつぐらいからやっていることか。
市長:去年、初めてやりました。

記者:年に1回、という感じでやるのか。
市長:そうですね。この「保育士確保」に関しては色んな方法を取っているので、「こういう方法はやっても効果がなかった」とか「こういう方法は意外に効果がある」とかっていうのは常に見ながら、もしくは新しい方法もチャレンジしながらどんどんやっていこうと思っているので。毎年1回やります、というのを決めているつもりもないです。

記者:保育士協会みたいなところがやっているものとは別で行うのですね。
当局:はい。

4.自由質疑

記者:記者会見やレクチャーより先行してホームページで市の見解を示すと言っていたと思うが、知事や周辺の自治体の長のご意見をお伺いしていると、頑なになり過ぎているとか、そういった意見が出ていますがどういうふうに受け止めていますか。
市長:それぞれだと思います。もっと言うなら、他の市の首長がなさっていること、西宮以外の自治体のやっていることに対して、自分がもしコメントを求められたとしても間違いなく答えません。絶対に。それはそれぞれのやり方が違いますからね。答えませんが、思うところはどの自治体の首長に対してもあります。つまり、「西宮ではそうせんわな」とかね、「そういうやり方は市長としてどうかしら」と思うものはいっぱいあります。でも、あっても絶対に言いませんね、自分は。それはそれぞれが個別にご判断されたらいいと思うからですね。なので、特別、大きな意味をもってお答えになっているとは到底思えないし。他所の市長さんとかが、西宮市のやり方について、そんなに重い思いを持ってますかね、みたいな。パラっと感想を述べただけじゃないですかね、みたいな。もしそうじゃなければちょっと驚きますけれどもね。

記者:「怒りに震える」ということも。
市長:ということを言われて、ちょっとびっくりしましたね。そういう人がいましたけれども、他所のことは申しませんけれども、僕はもう驚きに震えましたけどね。「怒りに震えている人が外にいるわ」みたいなね。ちょっとびっくりしましたけれども。そもそも状況のすべてをコメントされている人たちがご存知とは思えない。どういう経過でどういうことで、実際はどういうことなんでしょうかということを、そんなこと理解しないですよね。理解するとしたら、新聞記事を読みますよね。自分も例えば他所さんでやっていることについて知ることがあるとしたら、まさか西宮市内のことを新聞記事で知ろうとは思っていませんけれども、他所のことでしたら正直、新聞記事で知ることが多いです。ただ、新聞記事を見て「あらら」と思うことは、正直、あります。ただし、僕がいつも思うのは、ただ新聞の記事に書いてあることが真実とは限らないとか、これはすべてじゃないしね、と思うので、まさかそれに対して意見を持ったりはしないし、まさか、コメントはしないです。「他所は他所でしょ」という意味でコメントしないというよりは、他所の状況を自分が正確に知りえてもいないのに無責任なコメントはできませんよね、っていう意味でコメントはしないですね。なので、その怒りに震えていた人は、何を知って怒りに震えていたのかしら、みたいな。

記者:基本的には議論を呼ぶような案件についてはホームページに過不足なく文書を出します。それを見て判断してください。ということだと思うが、それが不足だというふうに感じられたら、それの続報をホームページに追加していきますよと。そういうことをやっていけば記者会見の場で質疑応答をする必要はないというのですか。
市長:例えば、今日、何かを聞かれるとして、「それはこの間、ホームページにあげた内容にありますやん」ということであれば、その内容ですよ、というふうに申し上げることになりますよね。

記者:記者会見の場でなければ、その質問がドキュメントに書いているものかどうかわからないと思うんですけれども。実際に質問を受けてみないと、それは自分が既に説明しているかどうかがわからないと思う。
市長:例えばこういうところで聞いていただいたとして、「それはもう書いた内容だな」と思えば、「書いた内容ですね」とは申し上げますし、それをもっと詳しく説明してください、もっと言い換えてください、となったときに、例えばこういうところにあげる文言にしても過不足ないようにあげようというのは、だいぶん精査もしています。誤解をされないようにと。それを自分が言い換えたものが独り歩きとかしないように、何という言葉を使ってそれを表現しますかというのも、ホームページの言葉を使ってくださいと。「ホームページにこういうふうに、こう書いているけれども、こういう意味ですよね」と問われて、自分がそれを別の言葉で表現したとしたら、別の言葉で表現したその言葉が独り歩きする可能性がある。それを避けるためにもホームページにある言葉ですと。

記者:基本的には、ホームページに過不足なくあげる。定例会見で質疑に答える。それ以外は特に重要案件があるからと言って、記者クラブから要望があるからと言って、会見を開いたりはしないのか。
市長:基本、必要性を感じなければ。必要性を感じて「それはちゃんと説明しなければ」とか「確かにそれは説明してませんね」なんかがあればする可能性はありますけれども、今あげているもので十分ですよね、というふうに思っている場合には。あげる作業をとっても、もちろん簡単な作業ではないので、十二分に調整してやっています。

記者:例えば市が重要案件をあげて、それを読んだ記者が内容について疑問に思った場合は、どういう方法で市長に聞けばいいのか。
市長:基本的には現場ですよ、それは。それは担当、所管にお聞きいただければいいんじゃないですか。

記者:市長に聞きたいという場合はどうか。次の定例会見まで待ってくださいということですか。
市長:基本、それでいいと思っていますけれどもね。もっと言うならば、市の施策について、同じ会社なのでね、例えば「課長はこう言うているけれども僕はそうではないですよ」とか、そういったものは存在しません。例えば、課長が何かコメントを出しているとすれば、それは西宮市の意見として取ってもらって結構なので。「じゃあ、市長はどう思っているのですか」「課長が答えたとおりに答えています」という組織だと思っていただいて結構です。なので、市の考え方としては現場で十分答えうると思います。

記者:ホームページ上に文書をアップするのは、あくまで「広報」という位置づけですか。取材対応とは別に「広報」であればいいが、選挙で選ばれた市長がどういう考えを持っているのかというのを、取材を通じて考えを聞かせてもらうのは、それはそれでまた、広報とは別の役割としてあると思う。
市長:「政治家としての今村はこう思っているが、西宮市はそうは思っていませんよ」とか「西宮市はこういうふうにしますが、政治家としての今村はこういうふうに思いますよ」とか、そういったものについては、自分は西宮市政の運営についてはしないつもりをしています。つまり、自分が政治家として思っていることがあるのであれば、それは西宮の市政運営という形でそれを発現さそうと思っています。形として現そうと思っています。だから、形として現れていないものについては、自分としては考えが無いものだと取っていただいて十分だと思っているんですね。例えば「政策ではこの程度ですよね。今村氏にはもっと考えがあるんでしょ」と言われたら、あろうが無かろうが、形として現しているものが今の西宮の施策であるならば、それ以上のことは頭の中で書いてあったとしても、それは未調整のものなので。それは、庁内での整理とかそういったもの無しに先に発言することは、僕は不適切だと思っているんです。それは市長という政治家をどういうふうなものと捉えるかというのも、それはそれぞれの首長が考えればいいことだと思うんですけども、自分は西宮市政の現実的な政策推進と乖離した状態での今村個人、政治家個人としての考えというのはあったとしても発言するつもりがないです。もっと言うならば、あるのであれば、それは、僕は政策推進に形として現していこうと思っています。

記者:もちろん市長の政治的判断が市の行政活動に反映されるのは当然だと思うが、例えば借上住宅の問題だと納得される意見や批判も、どちらも出てくるような難しい問題だと思うが、そういうなかでどういうふうに政治的判断をしていくのかというのが市長の大きな役割のひとつだと思う。難しい判断なので、記者は市長の政治的判断やそれに至る過程や根拠を聞かせていただきたい。そういう場合には記者会見をしてもらいたいという思いがある。それを文書でウェブ上に出すというのは、あくまで広報であって。
市長:判断に至る過程は絶対に持っていても見せません。何でもそうだと思うんですね。内部で議論するべきこと、と。例えば皆さんでも記事を書きました、といったときに、実際に紙面に違うものが出てくる可能性がぜんぜんありますよね。そういったものを社内で調整されたりご自身で校正されたりして、実際に紙面に載ります。紙面に載る前というのを見せてよ、と言われてもそれは見せられないと思うんですね。それは調整していくなかで、自分で違うと思って直しましたといったものがあれば、例えば社内で紙面に載せる前に調整した結果、文言を修正しましたとか、記事を過不足しました(追加したり削除したりしました)、というのはぜんぜん出てきますよね。例えば、自分が実際にこのウェブに載せた借上住宅に関しての方針を検討するまでには、もちろんラフスケッチもいっぱいありましたし、議論もたくさん重ねてきています。その中で、今、仰ったように「そうじゃなくて、こうじゃないの」みたいな議論は当然ありました。「こうしてみたら、どうなのかね」と。色んな議論をした結果、そうじゃなくて今の方法というのが唯一、一番採るべき方法だというふうに考えたわけです。だからそれまでに、例えば、「こういうふうな考え方はないのか」みたいな事とか、庁内で僕が言ったこととか、初め思っていた事とかがあったとしても、それは他所に詳らかにするべきものでは絶対にないですよね。

記者:こういう理由でこういう結論に至ったというものも出さないということか。
市長:それは皆さんに関しても、今の話で同じじゃないですか。例えば記事として最初に書いてみたものが「何でこう変わったん」と言ったときに、それを全部説明しますかね。単なる自分の勘違いでした、みたいなものは当然あるわけですよ。自分が初めは「こうしたらええんちゃうん」て、例えば言うたものが「いやいや、法律はそうなっていません」とか、「実は西宮市はこういうふうにやってきてますよ」とか、そういう状況に関して手元に資料も無い状態で思わず言ったものを、「あ、それを言うなら、こういうふうな法律が」という話をして、議論をして。法律というものを、例えば知ったうえで議論をすれば「あ、当然、最初に僕が言った考えではなかったはずだね」というふうになったりするものもありますよね。その前にあったものというのを出したもの、ていうのは、それ、単なる間違いですわ。修正前のものですわ。

記者:例えば、市議会とかでも色んな考えを持った方が当選される。市民も色んな考え方を持った人が投票して一人の市長を選ぶんだと思う。そういう人の考えが結果として出てくるのは当然ですが、そこに至るまで「こういう議論があったけれども。こういう思いでこういう決断をした」というのは、可能かもしれませんが、なかなか広報でできない部分でもあると思う。こういうやり取りで「色んな意見があるけれども、市長はこれに対してどう考えましたか」というのが表に出ることで、記者会見をやることの意味がある。
市長:今、仰ったことで言うと、議員さんというのは、ひとつ、そうかもわからないんですよ。それぞれの多くの方がいらっしゃって、議会もそれぞれの議員さんに違うお考えがあったりとか違う表現をなさったりすることというのは何もおかしくない。別にルール上は同じ会派、同じ政党であっても違うご意見をお持ちになることというのは、それはそれで有りやと思うところもあるでしょうね。ただし、市長というのはそうではなくて、残念ながら一人しかおりませんので、考え方が多様にあってはいけません。もっと言うならば、多様にあった意見から一つを選んでそれを執行するのが政治家としての市長の役目なんですね。なので、多様な意見のなかの、例えば最終残ったのは、優勝したのはその意見かもしれないけど準優勝はどれでしたかとか、予選敗退した意見はどれでしたか、みたいなものっていうのは出すべきではないです、それは。

記者:それは、市長の考えは広報すれば十分だと思っているのか、それとも市長の考えを出した後に、色んな考えに対する反論なりを記者会見できちんと対応していただけるのか。
市長:政策として出したものは、これは、例えば「適切だ、適正だ」というふうに判断する人がいることも、それが不適切だと判断されることも、それは甘んじて受けざるを得ませんよね。例えば「それはそういう意味じゃないんだけども」みたいな言い訳とかも、むしろするべきでないですよね。例えばそれが、合理的だという人がいたり、非情だという人がいたり、すばらしいという人がいたり、悲しいという人がいたり、それはどんな感情をどんな受け取り方を周りがされようとも、それは甘んじて受けるべきだと思いますね。それは、出たものは独り歩きしてもらうしかないです。つまり市の方針はこうですよ、と出した以上は、それは独り歩きするしかないです。それが例えば受け取りようによって、「どうだこうだ」と言われようが、例えば他市からどうだと思われようが、それは仕方がないと思うんでね。それは例えば、「ひどい、という人がいますけれどもひどくないですよ」とかね、「不合理という人がいますけれども、こういう意味で合理的です」とか、そういう説明が許されるべきものではないと思っています。出したものが「不合理だな」というのであれば、それは不合理であると判断されるべきですしね。それが非情だという人がいるのであれば、その人は「非情だ」と判断するべきです。

記者:色んな意見とか、誤解を招くとか、色んな議論があるようなものについて文書に出していくというお話だったと思うが、議論があるようなことだからこそ、記者会見をやってもらいたい。それに応じていただけるのかというのを確認したい。
市長:例えば、記者会見の場とかで補足説明が必要だなと思ったことに関しては、その場では、多分、レスポンスはしません。あらためて「じゃあ、今、お話いただいたことについては、公式な説明をしていませんので、公式な説明を調整します」というふうなレスポンスを記者会見の場ですることは、ぜんぜんあり得るでしょうね。つまり、先ほど申し上げたように、こちらから出したものというのは独り歩きされるものだし、してもらって然るべきものなので。どういったものなら独り歩きしてもらえるかしら、というのは政治家としての意思を持つ市長の私、専門性を持っている市職員、現場でこれまでの経過を知っている職員、そういったもので合わせて調整しないとだめだと思うんですよね。つまり、その政治的な意思だけで、経緯も専門性もなく判断することとか、ないしは現場が政治的な意思を確認もせずに判断すること、どちらも許されるべきことじゃないと思うんですね。なので、市から発表されるものがあるとすれば、先ほどの話ではないですが、それを、例えば1年目の職員が説明しようが、係長が説明しようが、課長が説明しようが、市長の私が説明しようが、それは西宮市の見解として出されるべきなので、それはすべての関連する部門、職員、西宮市で、これはオーソライズされたものですよね、と言われて、「そうですよ」を言われるものを、ちゃんと議論してから出すべきです。もちろん、それにいつまでも掛かっているわけにもいかないので、スピード感が要求されるのは当然だと思いますけれども、例えばある記者会見で新たにこれまでレスポンスしていない論点について問がありましたとなれば、じゃあ、それについてすぐ答えを出しますので待ってね、というふうに申し上げたうえで、然るべき速度で庁内で調整をしたうえで、当然、出すことになりますよね。っていうのは、まず一つは、要はどっちに取ってもらっても大丈夫なもの、というものを出すべきだからです。もしくはその、出すときに「いや、それを言うならその前にこんな説明したじゃない」ということが後で出てこないように、いっぺんに判断してもらうべきものをすべて出すべきだから。例えば、結論とそれに至った経過とを両方とも言おう、とかね。結論とそれに対する補足を、それが同時に出ないといけない。つまり、結論だけ言って「じゃあ、こんなものはどうなるんでしょうね」と、例えば独り歩きした後で「あ、それは補足で言い忘れていましたけど、こうでした」とか、例えば「補足のことを記者会見で申し上げましたけれども、どちら様も記事にしていただけなかったので、ちゃんと言ったんですよ、実はね」とかいうことを後で言うっていうのは、やっぱり誤解を招く。だとすれば、補足も説明も必要なもの全部が、この一式でもう独り歩きしても大丈夫、というパッケージにした状態で外に出すべきだと。市の意思として。

記者:回答する場合も文書で出したいということか。
市長:まずは文書で出してから、「文書で出しましたが・・・」というふうになる。

記者:西宮市役所の組織というのは、市長であっても現場の一職員であっても決定事項については言うべき事は同じで、文書でわからない点については職員に聞いてくれればいいという考えかと思うが、法律の適用などに関しては現場の専門性を持った職員が答えられると思うが、借上復興住宅の問題でも色んな問題でも、予算の執行とかになってくると、単純に法律を厳密に適用するだけじゃなくて、アサヒビールの跡地をどうするか、とか言うものは、最後は市長が責任者として政治的な決断をするわけですよね。その政治的な決断の根拠は何か、みたいな話をしたときに、それを市長に聞きたい。けど、それはドキュメントに入っていないという場合に、現場の職員にそれを聞いて、現場の一職員が市長と同等のことを、政治的背景などの根拠とか、答えられるとは思えない。
市長:なるほど。それで言うと、答えられないことを答えるべきではないですよね。もっと言うなら、現場が答えられないことだからといって、僕が何か熱い思いを語るということは不適切だと思っている。さらに、外へは出していない、現場は外に出さない判断基準とかね、根拠とかを僕自身がそれについて説明するっていうことはすべきでないと思っています。

記者:それは例えば、アサヒビール工場跡地をなぜこうするのか、ということをその都度説明していくべきじゃないですか。
市長:もちろん、そうですけれども、それは例えば自分が説明するにおいては、それを所管している職員とかも同等に説明できる状態にしてから出すべきですよね。例えば、現場が「何かわからんけど、上からこういうふうに降ってきたんで俺はやるだけですわ」みたいな、そういうのでいいですかね、みたいなこと。先ほど申し上げたように、現場に居る人っていうのは、ただの執行者ではなくて、現場でそういう理由を聞かれたりしますわね。そういったときに、現場で理由を答えなければいけませんから、「上から決まってきたんで」というふうな答弁は彼らにはさせないべきですよね。

記者:西宮市長が最終判断した政治的決断の根拠とかも現場の人が説明できるような組織だというのか。
市長:もちろんそうですね。もっと言うならば、それが、市長が判断したとかではなくて・・・

記者:最終責任者は市長ですよ。
市長:そうですよ。最終責任者は市長ですけれども、それは市長の個人的な思いではなくて、西宮市役所としての決定ですよ。その材料とかっていうのは、結局は現場の対応をしている職員の現場の状況説明であったり、専門性であったり、先ほど申し上げたとおり経緯であったり、そういうのを含めて、僕は判断するわけでしょう。

記者:極端な例だが、安倍総理が集団的自衛権の行使を容認します、といったときに、テレビの前に来て、なぜ自分が容認するに至ったかということを自分の言葉で説明されました。今村さんの論で言うと、安倍さんが出てこなくても、内閣法制局の一職員が出てきて同じ説明をすれば事足りるということか。
市長:大きな説明に関しては僕がぜんぜんしても構わないですよ。構わないですけれども、その内容っていうのは、例えば先ほどの話で言うと、「安倍首相はこう記者会見したけれども、現場の俺はそうは思っていない」とかっていうことは、政府には有り得ないことでしょう。許されないことですよね。それと同じで、外に出すものがあるということは、それを説明するのが自分であろうが現場であろうが同じ内容ですよ。

記者:同じ内容でも受け取る方は、最終決定者自らが発する言葉と、現場の一職員が発する言葉が、文言として同じでも、言葉の持つ重みが違うと思う。だから僕らはトップの声を聞きたがる。
市長:前回でいうと、コメントを出したところに、西宮市長の名前を出さなかったじゃないかということを仰られたので、「ああ・・・」と思って、すぐ修正しました。もちろんあれは西宮市長の判断です。

記者:文書の話もさることながら、生でやり取りする相手として。通常の行政の話は専門の現場の人に聞いたらいいと思うが、まさに議論を呼ぶような、市として重要な決断をしたときに、その根拠は何か、その心は何かを聞くときに、最終責任者の声を聞きたいというのはそんなにおかしいことじゃない。
市長:もちろんそうです。それを出すときには、同時に文書が出ますけれどもね、という話ってことなんですよ。

記者:文書が出たけれど、経験上からも、文書だけで過不足なくわかるということはほぼない。
市長:そうですかね。

記者:その文書を見て、「ここにはこう書かれているけれども、これはこういう意味ですか」とか「これについては書かれていないが、どう思っているのか」ということはその場で聞きたい。
市長:それについては、自分からすれば、それは独り歩きしてもらうべきものだと思っています。説明が足りないなと思ったら、もちろん、補足であったり修正をしたりすることもあるけれども、「こういうけれども、これはこういう意味ですよね」と、例えば言われたとしてね、「これはこういう考えがあるからこうですよね」と例えば言われたとしてね、どういう考えがあってこうなっていようが、それはお取りいただく側でご判断いただければいいんじゃないですか。

記者:触れていないことへの質問はどうするのか。
市長:それがあるとすれば、それについてはまだ触れていませんので改めて文書でも出しますし、ご説明もしましょうね、というふうには言うたらいいと思いますけれどもね。

記者:それだと、その日はわからないよ、ということか。
市長:そういうことですね。それを例えばその場で不用意に出すと、ないしは出したうえで出したもののうちの、独り歩きされる状態で出ることっていうのは、そういうデリケートなものについては、後でそれの火消しとかそういう西宮の福祉の増進とは無関係なものにパワーが割かれることは本意でないですよねということです。

記者:市長が何を考えているか知ることは西宮市の福祉の増進に直結していると思うが。
市長:どうなんでしょう。それは、ご判断いただくのは政策のアウトプットじゃないですかね。改めてですけれども、僕がどういうふうに考えていようが、僕が最終責任者である西宮市役所の市政の内容をどう取っていただくも、それはこっちとしては止めようがない。

記者:トップの声としては、基本的には文書で出す。文書に不足があれば後日、文書を追加すると?
市長:そうですね、それこそ、何でもかんでもじゃないんです。ライトなものに関してはぜんぜん、僕が思いを語ることとか、別にぜんぜん問題ないと思いますわ。つまり、それによって誤解を生じたりとか何やでない問題については、ぜんぜん、僕が言ってもいいと思いますわ。ただ、先ほど申し上げたように、曲解されてとか、誤解を生じて、っていう問題がありうるものについては、そういうものがない状態にしてからコメントすべきですよね。

記者:市長が前にいた蒼士会が解散して、「会派・ぜんしん」ができたが、報道の取材に対して、市長が選挙に出たときのマニフェスト等やそれに対する批判も含めて、それらが背景にあったかのうような発言もあったようですが、何か思いとかありますか。
市長:自分がおった会派とか、おらない会派とか、どういう背景がある政党とか、背景がない政党というものを鑑みて自分は市政運営を、議会対応をしていくべきではないです。先ほど申し上げたように、西宮市長は一人しかいないわけですから、あらゆる、どっちの考えに対して議論をするし、例えばまさか彼らも期待していたとは思えませんけれども、例えば、自分も所属していたグループだし、長年一緒に政治活動をした仲間じゃないかということで、彼らの主張が極めて優先的に他よりも取り入れられたりすることというのは、彼らも期待していなかったはずだし、自分も期待されても困る。というところにあります。ただ、彼らの言っていることはたいへん、自分も共感するところで、他所から彼らはきっと言われると思うんですよ。「あなたたちの会派には今村がいたから、あなたたちの会派の考えと、今村の今の市政運営の考えは一緒ですよね」と言われたり、「あなたたちの会派が頑張れば、あなたたちの会派なら今村を何とでもできるんでしょ」と。市政運営にどんどん意見が入るんでしょ、優先的に意見を入れてもらえるんでしょ、というふうに思われがちだなというふうには思います。もっと言うならば、他所の市の議会と首長の関係においては、そういうところも珍しくないと思っている。まんま、市長与党みたいな会派が議会に存在していて、その会派と市長とはしっかりタッグを組んでいて、それ以外の会派は、市長与党とモロに見えている会派よりは意見が通りにくい、みたいな市がありそうですね。うちは元よりそのつもりがないです。というのは、僕は二元代表性の本意でないと思っているから。自分がおった会派もそういう考えに立っているんだろうと、僕は想像します。僕が元々おったときにもそういう話はしていたから。なので、そういう一般的な誤解っていうのを解くためになさったことなのかと思います。

記者:出身会派の名前がなくなるということについては特に思いはないのか。
市長:何でもそうなんですけれども、例えば僕は出身会派は蒼士会でしたし、例えば元々、サラリーマンとしてリクルートにおりましたし、学生のときには浜学園でアルバイトをしていました。そのそれぞれに今の僕はいないわけですよ。なので、今の浜学園、今のリクルート、もしくは蒼士会が、存続するとか、どんなことするとか、なくなるとかなくならないとか、それに対しては自分は感情を抱くべきでないと思っています。今の彼らが判断すべきことです。

記者:アスベストの件ですが、夙川短大の解体後に、設計書類でアスベストを使っていたことがあったということで、対策がないまま解体されたので住民が不安に思っているという状況だと思いますが、市の職員も基本的には十数回ほど立ち会っていたという話で、今後は同様の事態を防ぐためにも市として手続きの変更を考えたりしていますか。
市長:簡単な資料でちゃんとレクチャーも受けていますし、こういうふうな対応を指示したと言いましたけれども、そんなに議論するべき内容でもなかったというか、関心を持っている人がいることは確かでしょうけれども、どうしましょう、ですごく悩んだ議論ではなかったので、特に覚えていませんけれども。資料を持ってきましょうか?2分お待ちいただけるなら持ってきますけれども。

記者:設計資料を見ればアスベストが使われているのがわかるような状況だったようですが、恐らく事前にその辺のチェックが、法的に瑕疵があるとかではなく、見ればわかったけれども見ないまま解体に至ってしまった状況だと思うが。
市長:いずれにしろ、その状況の詳しい資料をたくさん持ったうえで、僕は議論しましたので。所管のほうには取材をしてらっしゃるんですよね?

記者:取材しまして、今、そういう対策も考えているとのことだったので。
市長:先ほどの話じゃないですけれども、「じゃあ、こういうふうに外には対応しましょうね」「こういうふうな議論をしましょうね」ということは、現場と練ってありますので、改めて現場が言っていることは、すなわち自分も議論済みの内容だと思ってください。「そんな問題ありましたっけ?」とかはないですよ。議論しましたので。

記者:防犯灯の話について、文書を出していましたが、先ほどの話にあったように市長名が出ていなかったが。
市長:いずれにしても、これは自分のほうでやれと言ってやっていることなので。

記者:レクチャーをやっていただいたのですが、いまいちわかり辛いところがありまして、現実的には極めて不可能だと言いつつも、積極的に維持管理費の補助金の返還の調査はしていくということを言っていた。
市長:そういう話はしていなくて、今、調査をしている段階ですよね、調査の結果、不存在がありましたよねと。そして、何で不存在ですか、とかそういう問題について事情を調査することというのは不可能なのでそもそも返還を求めません。これが大方針です。一方で、ただ、別に調査していないにも関わらず、これは明らかに不正ですよね、というのが見つかった場合には、それはそれで、毅然とした対応を取りますよ、ということがその心だと思ってください。そういうのを書いたはずです。「現在行っている再調査の結果」、その「再調査」っていうのは、いわゆる防犯灯の調査ですよね、万一、不正な行為が判明した場合、別に不正がないかという調査をするわけではないですけれども、明らかにこれは不正じゃないですかということになった場合には補助金返還請求をしますよ、というだけの話。

記者:基本的に補助金について、維持管理費と設置補助金とを一緒くたにしてらっしゃると思うが、維持管理費に関しては返還を求めなくて、不正な架空設置とかがあった設置補助金に関しては返還を求めていくということになるんですか。
市長:両方です。というのは、そもそも、設置するのを例えば不正に詐欺的に設置して、設置してもいないのに設置補助金を、っていう場合っていうのが、ほぼ困難と考えています。ほぼ、無理。なので、そこに不正があるとは考えておりません。なので、それは返還の請求をしたりしませんよね、ということ。次に運営補助金で言うと、いつしか、例えば元々あったけれども、いつしか防犯灯がなくなっていると、つまり、何か建て替えのときに外してしまってそのままになっているとか、壊れてそのままにしてあったとか、そういうパターンって、じゃあ、いつ壊れたんですか、いつ外したんですか、っていうそういう調査ができませんやんか、と。なので、設置補助金に関しては、それが不正によるものとは考えにくいため、そもそも返還を求めません。運営補助金については、それが、遡りようがないので、求めることができませんよね、というのと、そもそもそれも故意であったりとかの可能性がほぼないと考えているので、求めるつもりもないです。両方の意味ですね。

記者:しかしながら、昨年度に既に無かったものに対して目視等の確認をせずにあるものだという前提で市に請求して補助金をもらうのは、税金を支出している市民からすれば、なぜそういったものに補助金を出したのか、という声があがる可能性は十分にあると思う。そういったものに返還を求めるのは普通のことだと思うが。
市長:だから、それについて何の名目で何を証拠に返還を求めますか、というところです。

記者:前回のレクチャーの際に、防犯教会が何年も前から無かったことを認めたうえで、それに対して返還を求めないのかと聞いた。それはいかがですか。
市長:不適正があり得る、というのがあったので、今回、こういう整理をしているわけです。今回、整理しますので、それを以ってですよ。遡って、それが誰のせいですか、とかね・・・

記者:それが誰のせいかは別として、少なくとも無いということを相手方が認めたうえの場合でも返還を求めないのはなぜかと思ったが。
市長:例えば、「去年の11月時点で無かったと言っている」と、「じゃあ、12ヶ月分ですね」といった請求をしますか、みたいなことなんですよ。じゃあ、なんで12ヶ月なんですか、と。去年の時点で去年の11月に無くなったんですか、ということですよ。もしそれを請求するとしたら、無くなったときからが請求の起点であるべきで、それがいつかが調査のしようがないため、それを求めるべきでないと考えている。

記者:市と防犯協会のなかではそういうふうに整理がついているのかもしれませんが、無いものに補助金を払ったという疑惑だけが残って、本当に税金の使い方として良かったのかという疑問だけが最後まで残ってしまう。調査で、ちゃんとした支出をできていなかったとか、市の責任があったとか、どこに問題があったかとか、そういったものは求めるのか。
市長:求めません。なのでここから、来年度から直営化しますよ、という話をしているんですよ。来年度から直営化するということは、例えば存在していないのにあるということは絶対に有り得ないわけですよ。市として把握しますからね。そういう整理を今、していますよ、ということです。1年間掛けてね。それが去年から、自分が市長になった時点で既に直営化の方針ですよ、というふうに申し上げていたのは、こういう整理をするためにやっているわけで、それより前のことをとやかくやるためにやっているわけではないのでね。

記者:とは言っても、少なくとも税金が無駄に使われた可能性があるわけで、そこの部分に関しては、やはり整理をつけなければ、税金を払う側からすれば納得いかない部分もあるかと思う。
市長:それは不可能だということです。先ほども申し上げたでしょ、それはね。

記者:現実に無い防犯灯にお金を払い続けていたら、お金が浮くと思うが、関電さんに払い続けているケースはあるらしいですが、少なくとも、電球交換費用は浮いていくはずですし、きっちり帳簿を付けていればお金が余っていることはわかると思う。やはり、公的なお金ですから、それぐらいの管理はしたほうがいいのではないか。
市長:ということは、もし仰りようがあるとすれば、防犯協会さんに仰るべきことじゃないですか。こちらは防犯協会に対しては領収書を頂いて、それに対してお払いするというふうにやっているわけなので。

記者:電球を交換したらそれに対して払うという、そういう方法じゃないですよね。
市長:領収書です。

記者:3年分を割って、600円ずつ払っていると聞いているが。
市長:自分は、領収書を添付してもらってそれによって補助金を支出していると理解しています。なので、不正があるとしたら、その領収書自体が不正なものである場合というのは有り得るよね、と。ただ、それが現実的ですか、というところに問題意識を持っているわけですよ。つまり、出してきている人は、○○地区防犯協会だったりするということは、要は、自治会さんですわね。しかも、そこが領収書を出してくるということは、それは例えば実態のわからない謎の電気屋さんとかでは、ほぼないです。だいたい、地域の電気屋さんだったりしていますわね。そこと結託して虚偽の領収書を作成して市から補助金を詐取するということは可能性はゼロと完全には言い切れませんが、ほぼないでしょうと判断しています。なので、領収書が添付されたものを以って、こちらは補助金を支払うという、過去やってきたことについて、特別、不適正とか、特別、ザルだというふうには考えておりません。なので、過去やってきたことについて、ザルだと思ってないので、それについて「返せ」と防犯協会に言ってみるとか、それがどういう事情だったのか説明せいとか、それは違うよね、というふうにこっちは思っています。

記者:市長の言い方だと、防犯協会が先にお金を払って、いわば立て替えている形で、後から市からもらっているということですか。聞いた説明とちょっと違っている。
市長:僕はそういうふうに説明を聞きましたね。工事前に工事申請書と見積書、工事完了時に工事完了届と領収書を市に提出する。

記者:設置ですよね。電気代の話とは違うんじゃないかと。領収書は無しで払っているんじゃないかと。本来はお金が余っているはずなんですよ。
市長:維持管理の話?

記者:1本あたり4千円くらい払っている話。そこをしっかり、補助金をどういうふうに支出しているのか。
市長:なるほど。だとすれば、それは補足を付けさせますわ。その状況について、改めて現場と整理して、「こういうふうなものについてはこうですよ」というふうなものが、改訂版を付けるということで対応しますわ。

記者:領収書があるものに払っているか、払っていないか、その辺りの説明も入れていただけますか。多分、維持管理費に関しては領収書がないものについて払っているはずなので。

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