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平成27年10月15日 市長定例記者会見

更新日:2020年4月3日

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2015年10月15日資料提供


【発表項目】

(1) 市制90周年記念「アートで辿る西宮探訪展」について
(2) 西宮市民文化賞受賞作家による作品寄贈について
(3) 第30回西宮湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式開催について
(4) 「にしのみや食育フェスタ2015」の開催について
(5) 「平成27年度西宮市総合防災訓練」の実施について
(6) 西宮市利用者支援事業 子育てコンシェルジュについて

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【会見の要旨】

1.市制90周年記念「アートで辿る西宮探訪展」について
【市長説明】
 市制90周年の企画のひとつなのですが、過去、西宮の色んな風景を西宮の芸術家さんに描いていただくことを2回しておりまして、それらを一堂に会して見て頂けると。
 まず、昭和47年に「西宮十六景」という絵を描いて頂いた企画がありまして、須田剋太先生とかにも描いて頂いております。また、中核市に移行した平成20年にも「新西宮百景」ということで松谷 武判先生を含めて絵を描いて頂いています。そういう絵を北口ギャラリーに11月17日から22日まで展示させていただこうと。両方が一堂に会するのは初めてのことです。90周年ということなので西宮に所蔵している作品を一堂にご覧になって頂こうと。もちろんモチーフは、今、申し上げたように西宮の皆さんが親しみのある風景ですので、楽しんで頂けると思います。その際に、これもちょっと面白いかなと思って企画していたのが、昔、阪神パークがあったときには、皆が知っているレオポンの剥製を天王寺動物園から借りてきて見て頂けると。レオポンは5頭、剥製があるのですが、2頭は天王寺動物園、1頭はリゾ鳴尾浜にありますがこれはもう動かせるものではありません。残り2頭は上野にあります。なので、天王寺にあります2頭をここで見て頂こうと。展覧する西宮の絵もそうですし、西宮で長い人にとっては懐かしいね、と言って頂けるような展覧会になるのではないかしらと思っています。入場は無料ですので是非、お越しください。

【質疑】
記者:昭和47年と平成20年の、16景と100景の合計116点を展示するのですか。
市長:これは「100景」とは言っても100点じゃないんですよ。16景は16点あるのですが。
当局:100景の作品としては30点ほどですが、満遍なく、という意味で募集をかけました。点数としては30点ですが、言葉の綾というところです。

記者:普段はどこに展示されているものですか。市長:展示はしていないですね。
当局:普段は保管してあるもので、久しぶりに一堂に会するものです。

記者:昭和47年とか平成20年の時には展示しているということですね。
当局:「新十六景」は最近で言いますと平成18年に展示しています。先ほど、昭和47年と申しましたが、昭和42年です。西宮市民会館の完成を記念して作品を募集したものです。

記者:その後、平成18年に須田 剋太さんとかの展示をしているということですね。
市長:はい。

記者:レオポンはいつぐらいに来るのですか。
当局:前日に運び込んでくる予定です。16日の夕方には北口ギャラリーの会場に設置が完了しているかと思います。

記者:写真の提供はしていただけるのですか。
当局:剥製は天王寺動物園でも展示しているわけではありませんので、保管されたままです。今後も展示する予定は聞いていません。この企画自体が、2003年に阪神パークが閉園されてから最初で最後の可能性があるかもしれないということです。また、木箱に入ったままになっていますので、前日に引取りに行ったときに初めて中を見ることになります。

2.西宮市民文化賞受賞作家による作品寄贈について
【市長説明】
 西宮市民文化賞受賞作家の方から市制90周年を記念して作品を寄贈して頂けることになりました。10月21日の午前9時に教育文化センター、中央図書館があるところですけれども、そこの1階で寄贈するイベントをさせて頂こうと思っています。作品についてですけれども、武井 泰道先生の「宙の回廊」という墨彩画と、遠藤 隆稔先生の日本画、羽田 英彦先生の洋画(現代美術)の3点をご寄贈頂けることになりましたので、先ほど申し上げました10月21日に、寄贈者にご列席頂いて教育文化センターの1階で、ご寄贈頂けるという会を催すものです。そちらにも是非お越し頂きたいですし、引き続いて2階の市民ギャラリーの前で、友好都市・紹興市との交流展を兼ねた西宮芸術文化協会作家の展覧会もございますので併せてご取材頂ければありがたいなと思っております。

【質疑】なし

3.第30回湯川記念賞受賞者決定ならびに贈呈式開催について
【市長説明】
 今年が湯川記念賞の第30回目となります。毎年、湯川記念賞はご受賞頂いているわけですけれども、贈呈式等について毎年とは違った設えをしようと思っていますので改めてご案内申し上げます。
 湯川記念賞なんですけれども、湯川 秀樹博士が日本人としての初めてのノーベル賞受賞者なんですけれども、その受賞された中間子論を提唱されたのが、西宮の苦楽園にお住まいのときでした。そういうこともございまして、西宮はそれ以来、湯川先生の縁の地ということでこういう事業をしています。そしてこの湯川記念賞なんですけれども、湯川先生が大変若いときに中間子論を提唱されて、若くして受賞されているということで、若い物理学者の先生に、若手のこれからの活躍が期待できる物理学者の先生に賞を贈呈するというもので、西宮市が30回、ずっと続けてきているものでございます。こういう物理学に関する賞を自治体が独自に運営し続けているということも極めて稀ですし、一方で、この記念賞は物理学の世界においても若手物理学者の登竜門としてかなり高い権威があるものというふうにして頂いております。その湯川記念賞なんですけれども、今回、第30回を迎えまして、受賞して頂くのが、東京大学大学院工学系研究科の准教授・沙川 貴大先生でございます。今回、たまたまなんですけれども、この沙川先生は何と西宮に縁があって、苦楽園小学校出身の先生なんですね。別に西宮の方を表彰するためのものでも何でも無いのですが、今回は、この先生が受賞に相応しいだろうということで審査をさせて頂いたら、実はこの先生は、まさに湯川先生に縁のある苦楽園のお生まれで、苦楽園小学校出身でした。そして、どういう研究が評価されたんでしょうか、ということですが、「情報熱力学の構築」というふうに書いていますけれども、僕にはまったく意味はわかりません。大変権威ある賞を沙川先生がご受賞頂く。今回、30周年で何がどうなんですかということを申しますと、例年ですと平日に市役所の8階で賞をお渡しさせて頂いて、先生といっしょに苦楽園小学校に行って頂いて、子供たちに講和をして頂くということをやっていたのですけれども、今回は記念式典ですので、11月23日、祝日です、にイベントとして行おうと思っています。この日にはアミティホールでやろうと思っているのですけれども、まずは沙川先生に対しての西宮湯川記念賞の贈呈式を行います。続いて記念講演ということで、平成20年のノーベル物理学賞受賞者でいらっしゃいます益川 敏英先生にご講演をいただこうと思っております。西宮湯川記念賞の選定の委員などにも、過去、益川先生にお願いしたこともございまして、今回、記念講演として益川先生にお願いしました。それが終わってから、記念科学セミナーということで、過去の受賞者、平成14年度の受賞者でもございます村山 斉先生に、学術的ではあるけれども、素人さんが聞いてもある程度わかる話が得意な先生で、本とかも売れている先生である村山斉先生に「宇宙に終わりはあるか」という講演をして頂こうと。というイベントを11月23日にアミティホールで予定しておりますので、是非、ご注目頂ければありがたいと思っております。先ほど申し上げましたとおり、例年ですと受賞を頂いたうえで苦楽園小学校に行って頂いて講演ということなのですけれども、苦楽園小学校に沙川先生に行って頂いて、沙川先生にとっては母校でもある苦楽園小学校に行って頂いて、子供たちにお話をして頂くという機会は別日程で設けようと思っております。また、この湯川記念事業としては、湯川記念賞をお渡しする以外に、過去の西宮湯川記念賞の受賞者の先生方に中学校に訪問して頂いて、科学の話をして頂くというふうな事業を、今年は市内中学校に随時行っております。

【質疑】
記者:受賞理由はどういうことか、教えて頂くことはできますか。顔写真の提供もお願いしたい。
市長:はい。

4.「にしのみや食育フェスタ2015」の開催について
【市長説明】
 11月28日に、朝10時から2時半、「にしのみや食育フェスタ2015」というイベントを兵庫栄養調理製菓専門学校で行います。これは毎年の人気イベントですので、こちらも是非ご取材頂ければありがたいなと思っています。
 これは食育への関心を高めるために行政だけではなくて食品関連の会社、団体さん、大学、それから場所もご提供頂いている兵庫栄養調理製菓専門学校さんなどと協働してイベントを開催しているものでございます。お客様としては、例年1000名くらいお越し頂いております。主にどんな方がお越しですか、というと、小学生の親子が多くいらっしゃいます。親子で簡単なおせち料理を作ってみたりだとか、フレンチのシェフによる色んな味覚に関する実験をやったり、お箸を作って正しい箸の持ち方を勉強したりとか、そういった子供さんにも楽しんで頂ける食育の学びのイベントにしようと思っております。特に絵になるというか、見て面白いものでいうとウインナーの飾り切りを皆でやってみようとか、デコクッキー、かわいいクッキーを作ってみましょうとか、皆でチーズを作ろう、みたいな、そういうのは親子でキャッキャ言って楽しめるようなものでございます。もちろん、作って食べましょうと。そういったものをさせて頂きましょうとなっています。これは、毎年人気はあるんですけれども、特に体験コーナーとかになると材料とかの用意とかもございますので、事前に申込み頂くものなんかもございます。

【質疑】なし

5.「平成27年度 西宮市総合防災訓練」の実施について
【市長説明】
 こちらは昨年も行っていることなのですけれども、一般的な防災訓練でよくあるのが、お客さんをいっぱいお招きして見てもらって、こんな装備やってますよ、とか、いわゆる職員が活動しているのを皆で見る、というのを、逆に言うと「職員が見せる」、こういう活動しているよ、というのを見てもらうという訓練は多いのですけれども、そうではなくて、実際の災害対応ができるかどうかを対応にあたるべき職員であるとか、参加者が勉強するという意味での劇場型ではない実践的な訓練として、去年も開いたものでございます。ちなみに、昨年は、で申しますと、中央体育館で避難所の開設や運営をするという訓練をやりました。もちろん、「こうやって避難所を開設するんで素晴らしいでしょ?」というのを見てもらうというよりは、本当に避難所を開設できるかどうかとか、そこで想定できるようなトラブルに対応できるかどうかを実際に職員にやってもらうと。もちろん、皆さんからお叱り頂くものなのですよ。「こんなんで、職員がちゃんとこうしてくれへんから、こんなんが混乱した!」というのを実際に拾い出して洗い出して。そして今後の改善に繋げていくための訓練でございます。
 今年は、どういう種類の訓練をするかと申しますと、津門中央公園、地域防災拠点なんですけれども、ここで11月5日、津波防災の日の午後1時半から4時半に、「地域防災拠点の運用訓練」というのをします。具体的に何をしているかというと、全国から次々と届く救援物資というものを荷捌きして避難所等へ搬送する、という訓練。実際にトラックにいっぱい来てもらって、それをちゃんと捌けるか、どう捌いたほうが良いか、みたいなことを現場で勉強するということですね。こういう訓練と、後半は土砂災害の現場から負傷者の人命救助なんかを実施するっていう訓練をやりたいなと思っています。これを実際に色んな放送が入って「こんなんしますよ」「あんなんしますよ」とかいっぱいテントが張ってありますよとか言うよりは、実際、職員とか色んなステークホルダーが、荷捌きをちゃんとできるか、災害現場での対応ができるかどうか、そういったものをやる訓練でございます。想定としては、津門の中央公園が、今のところは津波浸水区域にありますので、津波を想定したものではなくて、上町断層帯の地震で本市に最大震度7の地震があった、という想定で、じゃあ、そこに届く救援物資をどう荷捌きしますか、みたいなことを訓練します。この日に併せて去年もしたのですが、午前10時に「西宮シェイクアウト訓練」を行います。これは何かというと、先ほどから申し上げてきた災害対応に即した実働の訓練というわけではなくて、市内在住・在勤のあらゆる全ての方、特に市内小学校の児童の方に参加して頂く、要は「今、地震が来ましたよ」と言ったときに、地震からどう身を守るか、「机の下に潜りましょう」とかいうことを皆でやります。10時に一斉に市内でやりますという訓練をします。この日には朝10時に西宮シェイクアウト訓練を市内各地で行って頂くことに加え、午後1時半から4時半に西宮市総合防災訓練として地域防災拠点・津門中央公園で、先ほど申し上げたような実際的な訓練をさせて頂こうと思っています。

【質疑】
記者:午後からの訓練の参加者は職員だけか。
市長:職員だけではなくて、警察とか陸上自衛隊、兵庫県とか海保とか、色んな関連する公共に加えて、社会福祉協議会や医師会さんとか色んなボランティアさんとか、色んな方に参加して頂いて行います。

記者:どこにどれほどの人が避難しているかという想定は予め知っておくのですか。
当局:その場で想定として知ってもらう。
市長:バタバタしてもらうというのがほぼ主旨みたいな。去年のやつにしても、「こんな避難所ですよ」ということを物凄く丁寧に言ってあるというよりは、「現場でこんなことがあったらどう対応できますか」というのをやるので、今回もそういうのに近いなと思いますね。18団体の協力で行う予定です。

記者:規模としては何人くらいで行うのか。
当局:約300人くらいを予定しています。記者:段ボールをバケツリレーのように動かしていくというようなイメージか。
市長:そんなんもありそうですね。参加団体のひとつに、例えば赤帽さんなんかもいらっしゃいます。色んな方に荷物を運ぶのを手伝ってもらえますよ、ということですね。
当局:バケツリレーというよりも、実際にトラックが入ってきますので、そのトラックから物資を下ろしてそれを仕分けして、それを避難所へ持っていくために小型のトラックに積み替えて搬出していくところまでの流れをやっていくことを予定しています。

記者:これに参加する学生ボランティアは事前登録制か。
当局:学生ボランティアについては、日本災害救援ボランティアネットワークさんにも参加して頂きますので、そこで登録されている学生さんに来て頂こうと考えています。

記者:家屋からの救出訓練や交通事故救出訓練といったものも一般の方が参加するのか。
当局:それらの訓練は一般の方の参加はありません。

記者:主に警察や自衛隊が参加するということか。
当局:そうですね。主には西宮市の消防、市の職員の技術隊というのがありますので、それらの職員が参加します。

記者:机上訓練みたいなものはあるのか。
当局:この11月5日は実働訓練を予定していまして、これとは別に、来年の1月15日に市の職員と防災の関係機関を集めて図上訓練をしようと考えています。

記者:去年は避難所の開設で、避難所に来ている人たちがサプライズ的に「このペットをどうしたら良いのか」というような事例があったかと思うが、今年は現場で突発的に起こるものはあるのか。
当局:届けられる物資の量がわからないとか、箱を開けてみないと中身がわからないようにしておくとか、そういうところです。
市長:去年は避難者として生徒さんや学生さんにも参加して頂いて、生のひとに対してどういうふうに対処しますか、という訓練だったのでよりサプライズ性が高かったのですが、今年はまた別の種類の訓練をやってみますので。

記者:もし今、大規模な災害が起きたら、全国からの物資は一旦は市が集めることになるのか。
当局:全国で災害時応援協定を結んでいる自治体がありますので、そういったところへ市で足りない物資を要請して、一旦、市で防災拠点であるとかどこかの体育館であるとか、そういったところで集約して、それを避難所で避難者のニーズを整理して運んでいくことになるかと思います。

記者:それをやるのはどこの部署か。
当局:現在、市の地域防災計画では災対市民局となっています。
市長:今の市役所の体制が、災害があったとき、有事になったときに組織の形が変わることになっています。今は災害とか物資とかの仕事をしているわけではなくて、災害のときには「あなたの課はこうなりますよ」と切り替えています。
当局:市民局と衛生局がそれにあたります。

6.西宮市利用者支援事業 子育てコンシェルジュについて
【市長説明】
 子育てコンシェルジュと申しまして、要は子供に関する相談につきまして、包括的に一元的にお受けできる窓口の必要性が高まってきているんですけれども、西宮ではこれまで、市役所の本庁舎1階の市民課とかのある辺りですね、そこの10番窓口に保育士がいたんですけれども、それを拡大します、というご案内でございます。どこに拡大しますか、というと、これまであったのが市民課の横の10番窓口でしたが、そこに加えてまずひとつが西宮市立子育て総合センター。警察の裏手ですね。もうひとつは関西学院子どもセンター「さぽさぽ」と申しまして、要は、旧聖和です。関西学院聖和に置きます。これを10月から市役所に加えて2箇所増設致します。それぞれの相談の時間が、今の市役所、及び市立子育て総合センターが月から金曜日の9時から5時半。一方、関西学院聖和の子どもセンター「サポサポ」のほうが、火から土曜日の10時から4時で開きます。担当させて頂くのは保育士や心理士など専門資格を持った人ですので、例えば「引っ越してきたばかりなんですけれども、どこで子供を遊ばせられますか」みたいな相談もそうですし、「うちの子供は何歳なんですけど、こうこうこういうふうな状態です。これはお医者さんにご相談申し上げたほうが良いのですか」みたいな、色んなことの相談をお受けできると。当たり前ですけれども、利用料がかからずにそれをお受けするという窓口を、市内これまで市役所1箇所だったんですけれども、3箇所に増設して開こうと思っております。特に、今回増設します子育て総合センターと関西学院子どもサポートセンター「さぽさぽ」は、地域の親子が自由に遊べます、子育てひろば事業も実施しておりますので、たくさんの方にご利用頂ければいいかな、と思います。

【当局補足説明】
 子育て総合センターと関西学院子どもサポートセンターにつきましては、その場所で親御さんたちを待っているだけではなくて、地域でボランティアで活動されているようなところにも出向いて行ってご相談に乗ったりすることもできます。

【質疑】
記者:今回新設した2箇所については何人くらい配置されるのか。
市長:元々の市役所のところが保育士2名で、西宮市立子育て総合センターが保育士1名と心理士1名、関西学院子どもサポートセンター「さぽさぽ」が心理士1名で担当させて頂きます。

記者:地域に出向いて相談に乗るというのは、個人のお宅に行くというのではなく、地域の子育てサークルとかに行くようなイメージか。
当局:西宮市は西宮市社会福祉協議会さんが各分区で子育て地域サロンという活動をして頂いておりますので、そちらへ出向いたりさせて頂こうかと考えています。

記者:関西学院へは誰かを出向させるのですか。
市長:「さぽさぽ」にやって頂く。

記者:今までも子育て総合センターなどに来た人の相談に乗ったりしていたと思うが、それと何が違うのか。
市長:明確に「相談をお受けします」ということと、ちゃんとその相談の対応をするために「資格を持った専門家が常駐します」というところです。もちろん、ここに限らずいつでもご相談を受けていただくことはできると思うんですけれども、「ここに専門家がちゃんといるよ」というふうに言ってあげると。しかも、「こんな相談でもいけますか?」「いや、そんな相談でなくても何でもいけますから」というふうに言ってあげられるのが大事なことだろうなと思っています。

記者:「さぽさぽ」にやってもらうということを考えると、これをモデルケースとして今後、やってもらえるところを増やすことも考えているのか。
市長:今、市役所からスタートして3箇所でしたいということになっていますけれども、市内5箇所を目指しております。

記者:それは地域的なもの、という感じか。
市長:そうですね。ばらけて、あとここら辺、ここら辺とかに行きたいな、みたいなことを考えて、「どこか受けてくれませんか」というところを考えている、というところですね。31年末までに5箇所を目標としています。

記者:あと2箇所については名前が挙げられる状況ですか。
市長:まだ向こうがOKと言ってくれてないからね。

【その他自由質疑】
記者:借上復興住宅が契約期限を迎えて、まだ住んでいるという状況ですが、今後の方針も含めて市の姿勢を改めてご説明願いたい。
市長:9月24日付けで西宮市のホームページに基本方針及び期間満了に伴う市の取り組み、課題、市の対応ということで、整理して記述がございますので、そちらをご案内頂くのが一番良いかなと思います。そちらに過不足無く書いておりますので。これは、これまで議論もしてきて、例えば議会でそのご質問があったりしたときに、この方針でずっとお答えしてきて、この方針で行きますよということでずっと進めてきた方針ですので、24日付けでホームページにきっちりまとめて出していますけれども、従前からこの方針でやって参りました、という方針でございます。

記者:市長のお考えとしてもホームページに上げたものと同じだと。
市長:当然です。よく他の部門とかでも言われるのが、「これは市長は知っとるのか」というのが結構あるんです。ただ、西宮市の特に、新しくしますとか変わりますとか、そういう政策に関して、僕が知らないところで勝手にやります、みたいなものというのは、他では知りませんけれども、若しくは過去は知りませんけれども、自分が市長になって以降の西宮市政においてはございません。なので、都市局住宅部から出させて頂いているこの取り組みについてのドキュメントに関しても、こういう書き方でちゃんと伝わるでしょうか、とか、この方針でいいかとか、いちばん根元のところから、もちろん、住宅部とか自分の意向もちゃんと入ったうえで、一緒に議論を詰めてきて、これをウェブにちゃんとあげとこうよということも実は住宅部があげたいと言ったわけではなくて、自分から「これをちゃんとウェブにあげておきなさい」ということで、自分から「まとめて、作れ」と、そして「ウェブにあげろ」というふうに、自分から申し上げたものでございます。

記者:取材のなかで、住宅部としては、震災復興施策は終わっているとのことだったが、市長としてはどう考えるか。
市長:震災復興事業としての借上住宅事業というのは終了している、ということでございます。順番に終了していくということですね。それについても今、お話し頂いたように住宅部のほうで、かなり、複数回に渡って取材もお受けしているというふうには聞いております。そして、取材を受けた内容とか、こういうふうに答えましたよ、ということについて、例えば踏み込んだものとか、新しく言ったものとか、例えば、あまり過去に聞かれていないことでこう答えました、みたいなものは現場からほぼ毎日のように自分にも報告が来ております。「何を勝手なことを言ってるんですか」みたいなことになったら、当然、そういうことに関して訂正するコメントも出す必要があったりとかもしますのでね。なので、こういう取材を受けました、こういうふうに答えましたよ、という報告は常に受けておりますので、彼らが過去、取材でお答えさせて頂いている方針等について、私の考えと齟齬があるということは一切ないと取って頂いて結構です。

記者:住宅部への取材で、当時の適用法律、公営住宅法か借地借家法かどちらか、ということに関しては曖昧なところがあると思うが、市長としてのお考えはどうか。
市長:法律の議論も、現場と僕もしています。ただ、今の時点で、手元に「その法律についてこうですよ」というふうなものを持っているわけではございません。ただし、先ほど申し上げたように、法律の議論も私も入ったうえで、現場は「こういう判断にしましょう」というふうに決めていますので、現場の判断というのは私の判断と取って頂いてぜんぜん結構です。

記者:現場のほうが曖昧だったので、もし市長の見解としてはっきり答えられるのであればお答えいただきたいなと思う。
市長:それはより専門性の高い現場にお聞きいただいたほうがいいのではないかなと思います。だから、判断をするにあたっても、当たり前ですけれども、あらゆる件に関してそうですけれども、「こういう法律があります」「こういうふうにやってきています」「こういうふうにしようと思います」っていうふうな、説明を、あらゆる政策について現場以上に専門性があるわけではないのでね。そして「こういう法律があります」とかいうのは、全て現場のほうが知っています。なので、そういったレクチャーを受けたうえで、それでじゃあどう判断しますか、ということを判断することになりますので、現場がお答えしている部分というので、特にこの件に関しては、色んなそういう説明を求められる部署ですので、我々としても最も信頼のできるスタッフを置いている部門でもあります。なので、彼らが答えているものに関して、もしご不明な点がございましたら、私よりは現場のほうがより詳しいお答えができるものと考えています。

記者:記者クラブから申し入れをした記者会見のことですが、先ほどお答え頂いたように、現場で既に答えているとか、議会のほうで既にお話をしているので、という話だったが、ホームページのほうで、発言の一部を切り取られてしまうというようなニュアンスのことも仰っていたと思う。そのあたりについて我々は説明を聞いていないので、どういうことなのかということをお聞かせ願いたい。
市長:正確で整理されたお話をしないといけないと思っているんですね、こういう問題に関しては。そして、議会とかではそういうふうに発言をしています。なので、正確に整理された発言というのをするぐらいであれば、ちゃんとドキュメントで整理したものを。もちろんこれが、僕が知らない間に住宅部が勝手に出していますよということであれば、「住宅部はこう出しているけれども今村氏はどう考えているのかね」と言われても仕方がないと思いますけれども、これはそうではなくて。本来、あらゆるものがそうだと思うのですけれども、きちんと、私も入ったうえで議論したうえで、私が「ウェブにあげなさい」と言ってこれをウェブにあげていますので、「基本方針はどうなっているんですか」と言ったらむしろ、僕がこれを読み上げるというのに近いと思うんですね。つまり、例えば自分がマルっと省略して申し上げたりしたようなこととかが独り歩きするようなことというのはしてはいけないと思うし、余分に言ったことが独り歩きしてはいけないと思うので、どういう表現でどう伝えますか、ということもすごく大事なので過不足ない状態でちゃんとそれは整理されたものです。これ以上の説明もこれ以下の説明もないので、というものをちゃんと作って出しましょうというふうなことを考えていますので、ウェブにきちんとまとめたものを出す。これであれば、例えば、「もっと教えてよ」とか「不明があるよ」という人であればウェブを見れば誰でもご案内いただくことは可能ですしね。だから最も効果的な情報公開であるというふうに考えています。

記者:最も効果的と仰いましたが、ウェブを市民全員が見られるわけではない。過不足なく、と言うのであればマスコミを使って伝えていくという方法は、市長の考えでは完全に伝えることができないと考えているのか。
市長:それだけではなくて、読売新聞をご覧になっているのも全ての方ではないからです。さっき、市のホームページをご覧になる方が全てではないですよね、というふうな、まあ、皆が見られるわけではないよねというふうなお話でしたが、それを仰るんであればそれぞれの報道機関の持っているチャンネルもそうだと思うんですね。もしホームページを見られないという人がいるのであれば、ホームページにきちんとあげているわけですから、このドキュメントの内容を説明さし上げるということで十分かと思います。ただ、これがこのままの記事をこのままのテキストでどこを強調するかも含めて読売新聞にご記載して頂けるとすれば、それはぜひお願いしたい。

記者:逆に言えば、その会見を開いて頂いて、特にここを強調しているんですと伝えればいいのではないか。
市長:それがそのまま載せて頂けるというふうに思っていませんし、それを載せなければいけない責任は、むしろ、読売新聞さんにもないのではないかなと。それはどういうふうに記事を書くかは読売新聞さんがご自身でお決め頂けることですし、我々として「ここを強調しましょう」とか「ここはちゃんと書いてくださいね」みたいなものというのは、言うには言うで勝手ですけれども、それが反映されて住民の方にそのまま正確に伝わるとは到底、考えておりません。

記者:市としてあまり公表したくない内容、知りたいのに市として答えてくれていない、そういうものもあるかも知れない。そういう質問も、市長としてのご見解をお聞きしたい、ということもあると思う。今回は終わった話なのですが、次回からはそういうこともあるということを念頭に入れて対応していただけたらなと思う。
市長:ただその、誤解を招きうる内容、色んな捉え方がされる内容、論議を呼ぶ内容については、今後はこういうやり方でやっていこうと思っておりまして、また例えば「この中にはこういう内容が書いてないじゃないか」と「ここに書いていないこういった点についての見解を出せよ」というふうな意見が多方面からあるということであれば、これの続報という形でウェブにあげる、そしてウェブにあげましたのでご案内ください、というふうにさせて頂く。それが最も正確で皆さんに等しく伝わる方法だとこちらは考えております。

記者:以前、市長は就任された時に、誤った報道の可能性があるからこそカメラも入れてネットで対応するんだと。そういう方法も採られていたわけではないですか。だから会見をやりながらそういう方法でインターネットで流すという手法でやっているにも関わらず、今回はそれをしないというのはなぜかと思う。
市長:こういった手法については、もちろん就任以来、色んな研究もして、どういった方法が良いのかしらと、「こうすればこういうふうになってしまうし、こうやればこういうふうになってしまうし」、色んなことを踏まえて、「じゃあ、こうすればいいのではないかしら」というふうに、どんどん新しい方法を考えていっています。なので、今の時点でいよいよちゃんと、論点が複数あるとか、例えば議論を呼ぶような内容については、市の立場について正確に書いたものを誰にでも平等に過不足無くご覧頂けるように、「市から先にちゃんと出すべきだよ」というふうな方法でやっていこう、というふうに、今回から挑戦していこうと思っています。

記者:先ほども言いましたけれども、ウェブを見られる方が全てではないと思いますので、私ども読売新聞であれ、神戸であったり、朝日さんであったり、記者クラブとしてはあるわけですから、各読者を合わせればかなりの数になる可能性が十分にある。それは一人でも市民の方に知ってもらうという可能性を考えるのであれば、そういう方法は当たり前だと思っている。ご検討だけでもしてもらえたらと思う。
市長:「ウェブに詳しく載ってるよ」というふうに書いて頂くのが一番良いのかなと思っています。若しくは、ウェブに載っている内容をそのまま記述頂くのが一番良いかと思っています。ただ、ウェブに載っている内容を元に記事をお作りいただくにあたって、どういうふうに載せるかということになると、それは改めて申しますけれども、読売新聞さんがご自身のクリエイティビティにおいてやって頂ければいいわけですので、「こんなことが新聞に載っていたじゃないか」と言われたとしても「いやいや、こっちとしてはちゃんと市のウェブにこう出しています」と、「それが読売新聞さんの記事でこうなっています」というふうにこちらでちゃんと言えますので。

記者:それで完璧な答えだとは思っていないから質問させてもらっている。
市長:だとすれば、それに対する改めてのレスポンスは改めてちゃんと編集したうえで、市の取り組みについて続報、パート3、パート4、というのをしなければいけない可能性が全然あるでしょうね。確かにこのドキュメントでは不足だねというふうに我々も考えるとすれば、若しくは、こういった内容についての質問というのが極めて多いね、ということになれば。つまり、この内容では読みきれないことで「あ、確かにそれはお伝えしていなかったな」というものがあるとすれば、これの続報というものを同じようにウェブに、隣に置いていくということは全然、やるべきだなと思います。記者:基本的には誤解を招きうる問題については、今後その方針でいくということだが、市にとって都合の悪いこととか隠したいことがあった場合でも市長として会見を開いて頂けない可能性があるんじゃないかと危惧するが、政策推進のトップが公の場で話をして頂けず「ウェブを見てくれ」と、しかもそれが市長名でなくて住宅部になっていたら、市の政策のトップとしてはどういうことを考えているのかというのは市民としては知りたいのではないかと思う。市長:なるほど。これが住宅部であることが問題かもしれませんね。

記者:それもあるが、記者会見を開いて頂けないことに関しては、市長が政策推進のトップである以上、選挙で市民が選んだ以上は・・・。
市長:なるほど。やり得るとすれば、きちんとウェブに出して、「これが全てですよ」と言ったうえで「何か不足がございますか」というふうな記者会見というのはあり得ると思いますね。例えば今日もそれだと思っていて、「これに不足があるとすれば」ということでは、全然お話はお伺いできると思います。

記者:今回私たちが求めていたのもそれで、できたものを市長が読み上げていただくだけでもいいんですが、今回については、私は都市局の名であがっていたのがどうかと思った。今、市長から「僕が出してくれと言った」と仰って、「ああそうなんだ」と。やはりホームページを見た市民からすれば、都市局が言っているのかなと、じゃあ、市長はどう思っているのかと思って、伝わっていないと思う。選挙で選ばれた政策推進のトップとして、紙を読み上げるということでも「市長がこういうことを言った」と、市長もそういう考えで間違いないと思って発言しているというのを記者会見で聞きたかった、というのが今回だ。
市長:読み上げるというライブをするか、読み上げるべき内容がちゃんとウェブにあがっているかどうかで言うと、詳らかにする態度として不足があるかと言えば、不足があるとは思えない。ちゃんと市長として。確かに今仰って頂いて、「なるほど、今後そうしようか」ないしは、今あがっているものに関して補足として「これは住宅部独断とかではなくて、市役所ないしは西宮市長、若しくは政治家としての今村岳司を含めの意見ですよ」ということは、全然出したらいいと思うので、それはぜひ、ご意見としてお伺いして、その名前をどうするのというのも含めて対応を考えたいし、今後やっていくものに関してもそれはしたいなと思います。記者:それを伝えているつもりだが、それは伝わってなかったのか。市長の名前で出すべきものじゃないのかということは市長の耳には入ってなかったのですか。市長:僕のそもそもの考えからすると、住宅部だからと言って私の考え方は違うというような組織というのは有り得ないと思うんですよ。例えば、読売新聞さんにおいてそういうことは有り得るんですか?それは西宮の記者クラブにいる記者さんが書いたわけであって、読売新聞が責任を取らないなどということは仰らないと思うんですね。それは読売新聞に載った以上、それが記者が書いたものであろうが支局長の意見であろうが社長の意見であろうが、それは読売新聞の意見だと思いますよ。自分はそういう考えに立っていますので。例えばこの間、政策に関する説明会があったときに、「じゃあ、こういう保育所でこういう事故があったりとかしたら市長は責任取れるんですか」と、例えば仰ったとしてね、それは、責任取るのは当たり前です。西宮市の事業全ては今村岳司は責任を取らなくてはいけません。それと同じで住宅部が主に編集しました、専門性を持って現場での対応をしているのは住宅部でございます。なので住宅部という名前では出していますけれども、今後は西宮市長という名前でお出ししようと思いますが、内容に関しては1点たりとも変わることはございません。住宅部から「こういう内容であげようと思うが」といったものがあがってきて、「もっとこうしましょうか」とか「こういうふうにしようか」という意見交換はもちろんしています。そして、自分の意見も反映された状態でドキュメントがこれでございます。なので、今後はそういうふうなものは西宮市長名で出す。だから住宅部のほうから「いや、これはちゃんと市長の意見でもあるのだよ」というふうな説明はきちんとあったはずだと思うんですけれども、それで不足だと言うのであれば今後は西宮市長名で出せば良いだけの話だなと思います。

記者:私どもは市長名で出して欲しいということで言っていたのだが、市長の耳には入っていなかったのですか。
市長:それで出さなくて良いというふうに現場が判断したのでしょうね。

記者:私どもは、市長のほうに、何度もそういう要望を出したということは耳に入っていないと?
市長:連名で記者会見をしませんかという要望書はお受けしています。

記者:それで、市長名で出して欲しいということもお聞きではなかったのですか。ずっと言ってますよね?市長名で意見を出すことが必要じゃないのかと。何度もそれはお伝えしたと思う。幹事社が局長が言うことじゃないとお伝えしていると思うが。それを市長のほうにお伝えしているのかという質問をしている。
市長:市長名で改めて、市のホームページのほうで証明していますよと。従いまして改めてご説明することは考えていませんよ、というふうなことを市長名で9月25日にお返事申し上げていると思います。

記者:市政報告会が今月から始まりますが、市長のブログもそうだが、政策推進をする以上は色んなところで説明責任が付いてまわると思う。その説明というのは色んな場所でするべきだ。そのひとつが記者会見であっても良いと思っているし、我々はあるべきだと思っている。今の方針だと微妙な問題に関してはホームページでは今村市長名で出してくれるけれども、記者会見は応じないというふうな方針を言っていると思う。
市長:ドキュメントで不足しているなと、これは個別にご質問をお受けしたほうが良いかな、とかっていう問題であれば、それは必要性に応じて記者会見というものは・・・

記者:ドキュメントが先行になるのか。
市長:当然そうしようと思っています。絶対に過不足がないように、きちんとお伝えできるように、組織としてきちんと整理したうえでそういったことをすべきなので。

記者:記者会見をして、その文書を読み上げて頂くだけでも、我々としては、選挙市民としては、顔が見える市長がお話されていることと、文書がそのまま出てくるだけとは大きく違うと思う。
市長:では、今後はウェブにドキュメントをあげるにあたって、これが今村市長、西宮市長・今村岳司の判断なのですよ、というのがどういうふうにすればきちんと伝わるのかについては検討しましょう。

記者:それは市長の記者会見という選択肢もあるということか。
市長:それが必要であれば別にやればいいと思いますけれども、既にウェブにあげているもので不足がないですよねとか、それ以上のことは例えば記者会見をお受けしたとしても、「ウェブにあがっていますけどね」というお話しかできませんよね、するべきでないですよね、ということであれば、それはいいんじゃないですかね、ということにもなりますね。

記者:我々はテレビ局もありますから、ウェブにあがっていますからそれを見てねというだけでは、市長の口から出して頂かないと、伝わらないという点もあるかと思う。
市長:例えば、どんな絵を撮るのかと言えば、例えばウェブの画面をテレビに写していただいてそれを映像にすることも不可能ではないと思いますし。そこに自分の絵があってもなくても良いわけですしね。どういうものが絵的に良いのか、みたいなものまで私たちが・・・

記者:どういうふうな手段を使えば市民により伝わるのかというのが・・・
市長:それで言うと、こういうドキュメントで正確に出すこと以上に市民にきちんと伝わる手段はございません。

記者:記者会見は何のためにするのか。政策の問題について触れられないと言うのであれば、こういう定例会見もそうですし、臨時の記者会見もそうですけれども。市長:もしご不用であれば、それはそれで取りやめることは可能だと思いますけれども。

記者:不用だという話ではない。
市長:であれば、今やっているので問題なくはないですか。

記者:不用な問題に対して定例会見はなくなるわけですよね?
市長:今、やってますけどもね。

記者:過不足なく、というのは市の決めることではなくて我々が市民を含めて疑問に思うことを直接質問する機会。
市長:なるほど、それを頂いたうえでどういうふうにレスポンスするのかは、きちんとこちらでも練ってご返事すべきですよね。その場で「こう聞きました、こう答えました」みたいな、そんなものでお答えできるとしたら、それは専門性がないと無理なので。しかもちゃんと調整をしたうえでじゃないと返事できませんでしょ。

記者:当局の方も同席されると思うので、そこは。
市長:現場にも取材に行っていますよね。彼らは何度も手を止めて何回も取材に応じていますよね。しかもこっちから正確なドキュメントもちゃんと出していますよね。今回のことでもし不足があるとすれば、こういうことに対しては書いていない、と。というふうなことでご要望頂くとすればそれに対する対応はお考えすることは可能だと思います。それはどんな問題に関しても同じことです。

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