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平成26年7月8日 市長定例記者会見

更新日:2020年4月3日

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2014年7月10日資料提供


【発表項目】

(1)西宮浜総合公園・多目的人口グラウンド ネーミングライツ・パートナーの募集について
(2)子ども・子育て支援新制度の説明会の開催について
(3)がん検診について
(4)その他(記者クラブからの自由質問)

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【会見の要旨】

1.西宮浜総合公園・多目的人工芝グラウンド ネーミングライツ・パートナーの募集について
【市長説明】
 場所は、湾岸線沿いから見えるグラウンドです。主にサッカー、時にはラグビーで使われているグラウンドで、休日の稼働率は95%、平日でも59%もある大変人気のある施設です。このような募集は初めて行うもので、新しくて人気のある施設であるため、まずここから行っていきます。 法人の方であればどちら様でもご応募いただけますので、是非、お願いします。最低制限価格の公表はいたしませんが、知っている私からすれば結構、お得な案件ではないかと思います。 募集の期間は今日から9月の26日まで受付いたします。実際に、○○グラウンドとして使用できる期間は平成27年の1月から30年の3月までとなっています。グラウンドに名前を付けていただけるだけではなくて、看板を付けていただくとか、会社の商品を展示するスペースを設けることもできます。また、ご利用いただく方に「こんなことはできませんか」と、コラボレーションのパートナーメリットのご提案も募集しております。問合せは公園緑地課で、詳しくは資料をご覧ください。法人様の募集をお待ちしております。 説明は以上です。

【質疑応答】
記者 : ほかにも考えている募集施設があれば、教えてください。

市長 : 名前に地名がついているような施設、例えば夙川公民館とかは、地名が無くなってわからなくなりますので無理ですが、人気のある施設で一般的な住民の方のご利用いただけるものを想定しています。

記者 : 応募資格は法人限定ですか。たとえば個人でお金持ちの方とかはできないのですか。

市長 : 個人はお断りしております。

記者 : なぜ、使用期間は3年3カ月なのですか。また、バス停とかあれば、その看板の掛け替えや行き先表示の修正とかが必要でコストが掛かると思います。それはネーミングライツを売ることによる収入と見合うコストなんですか。

市長室長 : 所管課に確認できていませんが、今回は最初の取り組みであり、状況を見ながら次の施設を考えていきたいということがあるので、そのような期間を想定しているものであると思います。

市長 : 支出については、市として何も想定しておりません。看板を取り替えるのは、買われた企業が行うことだと思いますし、また、先ほど申し上げましたコラボレーションについても、それに係る費用を市が負担することは想定していません。

記者 : ネーミングライツ募集は、いろいろな自治体で行っていますが、名前がつかないと苦戦しているところが多いです。そのような中、市は募集の広報のやり方を工夫されたり、あるいは応募が来るだろうと楽観されているのか、という点をお聞きしたい。

市長 : 一つは、応募が来るかどうかは全然わかりませんし、他市で来てないところがあるのも存じています。ただ、他所で来てないところは、結構、挑戦的な金額を設定されているところが多いような気がします。先ほども申し上げたとおり、最低制限価格は一応設けてはいますが、そんなに高くありませんし、本市ではそうようなことにならないかなと思っています。また、広報については、市政ニュースやホームページなどで行います。また、はっきり言って、全国区の企業からの応募はないと考えており、市内の企業さんを想定しています。

2.子ども・子育て支援新制度の説明会の開催について

【市長説明】 来年の4月から子ども子育て支援新制度が始まります。ただし、この制度の詳細については、国から全貌が発表されていないところがあり、住民の皆さんやご利用者の皆さんにとっては、一体何か変わるのかご存知でない方がほとんどであると思っています。このようなことから、本市の把握している最新の情報をお知らせするために説明会を開催いたします。
 利用者側からみたときに、私立幼稚園の多くを除いて、保育所や公立の幼稚園、一部の私立幼稚園等について手続き方法は変わります。特に私立幼稚園については、新制度への移行を決めているところもあれば、そうでないところもあります。また、具体的な保育料等については、フィックスされたものがなく答えられませんが、「こういう制度に変わります」とか、「手続きがこう変わります」などについて、説明をさせていただきます。開催日時は、7月21日から8月31日までで、主に土日の午前中に、市内8箇所で行います。対象は現在、施設利用をされている、また、施設利用を考えている保護者の方などです。
 定員は、100人~200人で開催場所によって違います。事前申込みは不要です。また、託児を用意しますので、お子様をお連れいただいて結構です。こちらは申し込みがいります。 詳しくは、7月10日に発行します市政ニュースの1面に掲載しておりますので、是非、チェックをお願いします。 説明は以上です。

【質疑応答】

記者 : 保護者の方が質問できる時間は、設けられますか。

市長 : 全体を説明した後に、質問の時間を設けます。

3.がん検診について

【市長説明】
 まず、国の指針に基づく5つのがん検診に加えて、今年度から市独自で、前立腺がんの検診を始めています。独自で実施していますが、全国的には7割くらいの自治体が行っているようです。対象者は50歳以上の男性で、全国的に、また本市においても前立腺がんは増えてきています。検査も簡単ですので、対象者の方は是非、受診してください。
次は、がん検診の無料クーポンが配布についてです。一つ目は、子宮頸がんと乳がんの検診についてです。
 この二つの検診は、平成21年から平成25年にかけて、無料検診が国の施策で実施されました。しかし、実際に受診された方は4人に1人であり、今回は、受診されなかった方に対し再度、無料クーポンを配布しますので受けてくださいというものです。
未受診者全員を受け入れるだけ、施設の容量はありませんので、今回の対象者は平成21年から24年度の間に無料クーポンが配布された方のうち、未受診で偶数歳の人が対象になります。それ以外の未受診の方、つまり奇数歳や25年に無料クーポンがもらった人で未受診の方を対象にした無料クーポンの配布は来年度予定しています。
 もう一つは、大腸がんの検診の無料クーポンの配布についてです。この検診は、平成23年度から実施されており、対象者は今年41歳、46歳、51歳、56歳、61歳になる方でございます。是非、受けていただきたいと思います。
 なお、この無料クーポンについては、7月中旬頃にご自宅に送付されます。有効期限は今年度中になります。年度末になると、駆け込みでの受診者が増えますので、できるだけ早い目にご受診して下さるようお願いいたします。
 最後に、クーポン券以外で受診した方も無料で受診した方も、一回だけでなく、是非、定期的にがん検診を受けましょうと、皆さんに呼びかけさせていただき、説明を終わらさせていただきます。

【質疑応答】

記者 : それぞれの予算規模はどのくらいですか。

市長室長 : 前立腺がんについては26年度から事業をあげているもので、
予算は1,628万1千円となっています。その他は従前から継続的に行っている経費に含まれています。

4.その他(記者からの自由質問)

記者 : 市長に就任されて2ヶ月、6月議会も終わられたところですが、実際に指揮を取られて、今、一番優先すべきことは何であると感じていますか。

市長 : 優先すべきことは、所信表明でも大きいものは挙げました。その中のどれが1位でどれが2位ですかというものは別にありません。重要な課題については全て対応していこうと思ってますし、常にたくさんのプロジェクトが並行して動いています。

記者 : 代表質問ではアサヒビールのことが集中的に審議され、また、明日からは特別委員会が開かれます。市長に再度聞きますが、今のアサヒビール跡地についてのお考えを聞かせてください。

市長 : アサヒビールの件について、明日の特別委員会でまとめてお話させていただきますので、今日はそれについては特に申し述べることはありません。
過去に議会で話したことや発表させていただいたことは、そのままいきていると思っていただいたら結構ですし、最新の情報は今日ではなく、明日でてくるものとお考えいただければと思います。

記者 : では、今日はアサヒビール関連の質問は受けないということですか。

市長 : 質問していただくのは構わないですが、内容について申し述べることはありません。
 そして、議会の承認がないと進まない案件でもありますので、今後も議会に報告する前にどこかに公表することは絶対にありません。
 跡地活用の方針については、議会の考えと自分が選挙の時から持ってきている考えに、齟齬がある以上、どちらも民意ですから、どちらかにするということはありません。だから、議会と議論しながら、お互いの落とし所を図っていく必要があります。
 ということであれば、新しいものは一番に議会に出して、議員は住民の代表ですから、住民の代表の皆さんにそれをご審議いただくことを一番にしたいと思っています。
 そしてもうひとつは、関係する市及び市議会の外の問題があります。これから議会と合意形成したものやそうでないものなど、アサヒホールディングスさんやアーク不動産さんへ持ちより、協議を進めていくことになります。仕事を上手く進めていくためにも情報を早く出すということはいたしません。庁内でもその点に関しては、絶対に憶測であったりとか、個人の職員としての考えとかで口外や公表したりはしないでほしいと厳しく申しています。

記者 : その議論の過程も適宜開示していただかないと、市民もおそらく考える材料がないのかなと考えたりもします。議会や特別委員会が開催されないときに、物事が動く場合は、適宜ご質問すれば、お答えいただけるのでしょうか。

市長 : 住民の代表は議会なので、議会に対して説明することこそが住民に対する説明だと思っています。もちろん住民全員48万7千人が対象になるわけですが、それを説明するのであれば、一番に話を持っていくべきは、住民の代表としてオーソライズされている西宮市議会になります。だから、西宮市議会から情報開示の請求、若しくは議論の要求があったときには真摯にお答えしなくてはなりません。それを、例えば他所に発表したほうがいいのか、発表すべきでないかということは、議会と市当局とで議論して決めるべきだと思っています。発表したことによって、落としどころが破談になる可能性は十二分にありますので。

記者 : 我々メディアのアサヒ問題に関する取材の頑張りどころは、この定例会見の場ではなくて、明日の特別委員会から頑張ったほうがいいということですか。

市長 : そのつもりです。特別委員会は公開ですから、そこでの取材は可能だと思います。
 また一方で、何かをお問合せをいただくとしても、外に発表していいのかどうかは、議会の承認、少なくとも議長ないし特別委員会の委員長、副委員長の意向を確認するくらい、慎重に取り扱っていこうと思っています。

記者 : 「落とし所」というのは、もしかしたら跡地を買うということもあり得るということでしょうか。

市長 : それは、議会に説明する明日以降ということですね。

記者 : そういうことも含んだ「落とし所」ということでよろしいんですか

市長 : 「そのようなことは明日申し上げます」と先ほどから申し上げています。

記者 : 明日の委員会では、何らかの議論が先に進むだろうということですか。

市長 : 6月議会で、多くの代表質問を頂き、決議もいただきました。その内容を真摯に受け止めています。そのために、特別委員会を設置していただき議論することといたしました。その委員会で、議員の皆さんからいただいた代表質問でのご意見、そして決議案を踏まえて、新たな提案と示すことは考えています。明日の提案で議会がどんな反応をなさるかというのは完全に分からないです。議論を重ね、また、新しい情報は提案しながら、議員のみなさんと、お互いが納得できる落とし所を探っていきたいし考えています。

記者 : 今後のスケジュールとしては、臨時議会を開いたり協定の有効期限を先延ばしにしたりというよりも、特別委員会で今月中に結論を得たいというお考えでしょうか。

市長 : 議会や相手企業さんのある話ですから、いつまでに結論を出しますというのは、ありません。ただし、議会からは、7月末に協定が失効することから、議論はつぎの9月定例会ではなく、6月議会終了後にも継続して進めるべきであるとの決議があり、また、この間の市当局と相手企業さんとの話しの情報も議会に提供されず、議論の対象ともされないというわけにはいきません。このことが一番、6月定例会でいただいた議論の一番大きなベースとなるものであると思っています。ですから、特別委員会も精力的に、日程を取って行なう予定です。

記者 : ということは、協定の延期するかどうかというのも、特別委員会で話し合う、今後決めていくということですか。

市長 : そうですね。今の時点では、そのつもりが有るか無いか、それができるのかできないのか、全てが不透明です。協定は三者で行なっているもので、相手さんに納得していただかないとできないことですし、そういったものをどうするかというのも明日以降でご報告はさせていただきます。

記者 : 明日、何らかの新しいものが出るということですが、終わった後に、それに至った経緯などをご意見いただけるような時間を作ってもらえませんか。

市長 : 特別委員会でお話しする内容以外のことは、絶対に話さないように気をつけて申し上げるつもりなので、それ以上にこちらからは何の情報も提供いたしません。

記者 : 市長が選挙のときに提案されたものと違うものがでるとしたら、その問題で市長に対して投票された方もおられると思いますので、市長にお伺いし、ご意見をお願いできたらと思います。

市長 : 意思形成過程については、まったく話すつもりはありません。

記者 : 明日、どういったものが出るかによると思いますが、思ってたよりとんでもなく違うものであったら、そういった形でお聞きすることもあると思いますので。

市長 : 例えば、仮に「これを住民はどう受け止めるでしょうね」と言われるとしたら、「それは、それぞれでしょ」ということになります。
議会でもよく言われますが、5万9千の人が今村に投票していますが、5万9千全員が今村のアサヒビール工場跡地に対する政策を支援したからこそ投票した人ではないかもしれません。また、自分に投票した以外の人の中には、投票をしなかった人もいれば、自分と違うアサヒビールのプランを持っていた候補に投票した人もいます。
では、「どこに落とし所を付けますか」ということで言えば、僕は優れて議会と議論をして、もしくは住民に対して政策を提案し市長になった者として、その落とし所はどこなのかということを慎重に議論して決定していくべきであり、「それはどういうつもりですか」とか、「皆さんはどう思っているでしょうね」とか言ったら、それを判断するのは住民であって、僕は「どう判断して欲しい」とか、「どう判断されるべきだ」という具合に答えるつもりもありません。

記者 : 明日の特別委員会の後に、定例会見があれば、お聞きできたと思うんですが。それが逆の状況であるので、終わった後に5分や10分のお時間を作っていただければと思います。

市長 : 5分作ったとして、「先ほど委員会でお答えしたこと以外はお答えしません」という
判子で突いたような答えしかできませんよ。

記者 : どんなものを出されるのか、まだわからないし、情報が提供されていれば「こういう質問をしたいです」と言えるんですが、それもわからない状況なんで、そこをお願いしたい。要望なので、ご理解いただきたい。

市長室長 : 明日の特別委員会を見ていただいてから検討ということでお願いします。

記者 : 今、野々村議員の政務活動費が話題になっています。市長も就任前に24年度の政務調査費を修正され、この修正については住民監査請求があったと思いますが、どのような背景があったかというのを教えてください。

市長 : 西宮市議会では、政務調査費に関して、かなり詳細なマニュアルを制作した経緯があります。それは多分、他よりも進んだものであると思っています。ただし、それは西宮市議会のルールであって、法律ではありません。我々議員はそれにそって使用してきたはずです。少なくとも私はそうです。
しかし、「これが不適切である」とか「不適切でない」とか判断するのは、マニュアルではなくて、他所になります。その場合は、マニュアルには適合しているが、他所から見れば不適切だと判断されたものもあります。
私たちはマニュアルを1年以上議論してしっかり作りました。だから、これに適合するものは政務調査費ないしは政務活動費の使途として問題はないはずであると思っていますので、「これは不適切です」と言われたときに、反論することは容易です。しかし、相手は法律ですので、また、例えば自分で弁護士を雇って、不当であると主張するのもバカバカしいと思ったため、指摘を受けたことで返還しています。やましいからというものでは全くございません。
 西宮の市議会議員で返還しているのは自分だけではなく、多くの人が返還しています。また、他の議員の返還内容を見た時に、不当であったものは正直ございません。全て、マニュアルの範囲内で政務調査費、政務活動費を取り扱っています。しかし、裁判所の判断の基準はそこにはなかっただけの話であると思ってください。
 現在、テレビで話題になっている件と同列に議論されるのは、あの議論をまじめにやってきた西宮市議会からすれば大変不本意です。野々村氏が行なっていた政務調査費の計上は、西宮市議会のマニュアルではあれば全て無理です。だから、西宮市議会の過去、自分が議員だったときの政務調査費について返還した件と、現在話題になっている件を一緒に議論されることは大変不本意です。

記者 : 一緒にするというつもりはないのですが、かなり市民オンブズマンから厳しいチェックや追求をされた時期もあったかと思うのですが、そういう意味で、今回の県議の問題について、外部から見てどのように思われますか。

市長 : 自分から意見を申し述べる対象ではありません。彼が西宮市議会議員であれば、何か意見を申し述べなければいけないかもしれないが、兵庫県議会議員の話なので、県議会の政務調査費のルールが、本市議会と全く同じルールで行なっていいのかということは、僕にはわからないです。それは県議会で議論していただければいいことです。

記者 : 県立病院と市立中央病院の統合について、県知事が今のところ厳しいと言われたことについて、市長の考えを聞かせてください。

市長 : 県立病院の平成30年までの懸案項目には挙がっていませんので、いま、県知事が「それ、いいじゃない」って言うことはできるわけがありません。だから、あのようなリアクションを見て、僕は一喜一憂すべきではなくて、当然のことと思います。

記者 : 市長が思われている統合は、平成30年以降ということになるのですか。

市長 : 統合と言っても、時期や建物、組織など検討しなければならないことが多くあり、結構な時間のかかる問題です。私としては、方針について早くオーソライズしたいと思っていますが、それまでに、中央病院ないしは西宮の医療環境の改善について、議論すべきことがたくさんあります。ですから、現時点で知事の「検討もしてないし、そのつもりもない」というリアクションは然るべきかなと僕は思います。

記者 : 県知事には、このような方向性であると言うことは伝えているのですか。

市長 : 県知事ではなく、県の病院局にそういう意向があることはお伝えしています。

記者 : 何か、返答はありましたか。あるいは意向をお伝えしたというところまでですか。

市長 : 意向をお伝えして、そのことを議論していくためのスキームを進めていくことになっていますが、議論を始める決断とかが、まだ両方ともできていません。そのような議論も始めていない状況ですので、さきほどの県知事のリアクションはおかしくないと思っています。私としては、統合の方向に向けて、どういう風な手順で進めていくか、今から粛々やっていくだけです。

記者 : 野々村県議についてですが、西宮市選挙区の選出で、西宮市の評判を落としたっていう意味では西宮市に関わる部分もあるのかなと思います。それでもやはり意見を申し述べるお立場にはないのでしょうか。

市長 : 個人的に申し上げようと思っていたのは、自分が誰に投票したかを皆に言うものではありませんが、僕は彼に投票はしていません。
 考えた方がいいと思うことは、彼に前回投票した方に対して、ご自身の代わりに議会へ行ってもらっているのですから、「ご自分の投票はどうだったのか」ということです。
 これは、誰にでも言えることであり、問題を起こそうが起こすまいが、全世界的に人気が出ようがどうであろうが、どっちでも大事なことです。自分が投票した政治家がその任期の間、どのような活動をして、それは自分が期待したものと照らして望ましいものか、望ましくないものか、それを踏まえたうえで「改めて今後どう投票しますか」ということを次の選挙に活かすべきであり、そのような方には、ご自身が投票されたことをもう1回考えられる機会にはなるだろうと思います。
 一方で、投票率は県議会議員の選挙も大変低いわけですので、もし投票率が高ければ、選ばれていたか、選ばれていなかったかみたいな話にもなります。他の人に投票することで彼を県議に選ばないことが可能だったかもしれないと思った人は、「やっぱり投票には行ったほうがいい」ということを、今回、改めて思ったほうがいいでしょう。
 また、一般的な民主主義の話で言うと、立候補するという手もありますね。彼に投票した人、ないしは投票自体に行かなかった人のなかに、「私が県議会議員になっていたら、彼のようなことはしまい」などという人がいれば、誰でも立候補できるわけで、そういったことも選択肢にあるだろうと思います。
 ご自身が選んだ政治家の行いによって、自分たちが投票する権利があることや投票した結果があること、民主主義とは何かといったことを考える機会になればよいかなと思います。

記者 : では、会見やその後の対応については、コメントは差し控えるということですか。

市長 : 「皆、あんな感じやなっていうのは知ってる人は知ってたよ」みたいな感じです。
 選挙の期間中、統一地方選挙ですから市議会議員の選挙に出ていたとき、いろいろなところでバッティングもしたりしましたが、「何か物凄い人が居るな」みたいな感じではありました。
 また、「あの物凄い人が県議会に行ってどんな感じなんですか」ってなったら、「物凄いぞ」みたいな話を毎度のように聞いていたわけですから、「なんですか、これ」とは正直思わなかったし、「まあ、遅かれ早かれかな」と思いましたかね。

記者 : この結果は類推できたということですか。

市長 : そうですね。想像以上のパフォーマンスではありましたけれども、「あんな人だとは思わなかった」ではないですよ。知っている人は、皆そう思っていると思います。

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