【浜分署】トライやるウィーク 消防署に中学生がやってきた!!
更新日:2025年6月10日
ページ番号:90015039
浜脇中学校生徒が浜消防分署で職業体験!
トライやるウィークは、兵庫県下で実施されている中学校2年生向けの職場体験活動です。
浜消防分署も事業所の一つとしてトライやるウィークに微力ながら協力しています。
今年は浜脇中学校から4名の生徒がやってきてくれました!
消防車見学
消防車見学
普段間近で見れない消防車を実際に近くで見てもらいました!
たかが水を出す機械、されど水を出す機械。単純そうに見える機械の構造も案外複雑だったりします。
消防の仕事に限らず、簡単に見える仕事もいざやるとなると奥が深いもの……だと思います。
そのことが少しでも伝わればと説明させてもらいました。
完全防火着装
完全防火着装
消防職員が火災時に着る耐熱・耐炎の服やヘルメットのことを『防火衣』と言います。
また、煙の中でも息ができるように空気ボンベと面体(顔面を覆うマスク)がセットになっている背負い式の器具を『空気呼吸器』と言います。
中学生の皆さんに防火衣と空気呼吸器の両方を着る『完全防火着装』の訓練をやってもらいました。実際に消防職員が火事の建物に入る際の服装です。
普段から訓練している職員でも完全防火着装状態で長時間活動することは困難を極めます。
体験した生徒さんも重くて暑くて大変だったと思いますが、最後までやり切ってくれました。
はしご車搭乗体験
はしご車搭乗体験
場所を移して鳴尾消防署ではしご車搭乗体験をやりました。
最長35mに達する高さまではしごを伸ばすことができる車です。
マンション10階くらいの高さですが、思った以上に風で揺れます。
少し怖かった生徒さんもいたかもしれません。
仕事は必ずしも安全な場所でできるとは限りません。
自分自身の身は自分で守る。
その心構えの重要性を知ってもらえる機会になったのではないでしょうか。
救急講習
救急講習
救急車に載っている資器材の取扱訓練をしてもらいました!
写真は搬送資器材(担架のようなもの)の使用方法について学んでいる様子です。
患者さんの容態に合わせて搬送資器材も変える必要があります。
相手の状況や気持ちに合わせてサービスを変更することの大切さを伝えることができたかなと思います。
最後に
一週間という短い間でしたが、浜脇中学校の皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
普段関わることのない生徒さんとのふれあいは職員に良い影響を与えて頂きました。
純粋な中学生の視線に触れ、背筋が伸びる職員もいたと思います。
今回のトライやるウィークが、将来社会に羽ばたいていく生徒の皆さんにとって、少しでも役立つ経験となれば幸いです。
皆さんが立派な社会人となり、世界に貢献していかれる日を職員一同心より願っております。