【山口分署】エフピコ愛パック(株)西宮選別センターで合同訓練を実施しました。
更新日:2025年7月1日
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エフピコ愛パック(株)西宮選別センターで合同訓練を実施しました。
令和7年6月12日、エフピコ愛パック(株)西宮選別センター様(西宮市山口町阪神流通センター1丁目98番地2)のご協力により、施設職員と消防職員との工場火災を想定した合同訓練を実施しました。
合同訓練では、工場の5階から出火し、逃げ遅れが2名いるとの想定で訓練を実施しました。
合同訓練の様子
施設職員による通報訓練と消火訓練
職員の方々は日頃から訓練を実施しており、迅速な通報、消火活動が実施できていました。
また、職員全員に対して消火器取扱訓練を実施し、初期消火について学んでいただきました。
施設職員による避難訓練
施設では、定期的に避難訓練を実施しているため、スムーズな避難が実施できていました。
施設職員と消防職員による工場火災合同訓練
工場火災消火訓練
工場火災は一般家屋等の火災とは違い消火活動の障害が多い危険な火災です。工場は大きく見えても内部は荷物等により閉鎖空間になっている場合もあります。今回の訓練では工場内は荷物により閉鎖空間で黒煙が充満しているとの想定で、消火隊、救助隊は目隠しをした状態で訓練を行いました。工場内に取り残された要救助者の位置を割り出し、迅速な消火と救助活動に努めることを目標に訓練を実施しました。
はしご車による高所救助訓練
施設職員の方に協力していただき、工場の5階ベランダから逃げ遅れた職員を救出する、高所救助訓練を実施しました。
屋内の消火隊の動きと連動してはしご車による高所救助訓練を実施することで、現場さながらの緊迫した空気の中、訓練を実施することができました。
最後に
今回、合同訓練に協力していただいた「エフピコ愛パック(株)西宮選別センター」の方々、本当にありがとうございました。
私たち消防職員も実建物を使用し、火災を想定した訓練を実施することができ、非常に良い経験ができました。
合同訓練中に「避難の方法や通報要領を確認することも大切ですが、普段から火事を起こさないことが最も大切ですね!」とコメントをいただきました。
合同訓練を実施し参加していただいた事業所の皆さんの意識が少しでも変わり、火災予防にご協力いただけることに嬉しく思います!
今後も西宮市消防局は、市民の安心・安全を守るために活動していきますので皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。