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2012年11月10日 第1400号

平成23年度 水道事業会計決算と水質検査結果
安心・安全な水を届けます

9月市議会において認定された平成23年度水道事業会計決算の概要についてお知らせします。
また、水質検査計画に基づき行った、23年度の水質検査結果についても紹介します。
問合せは各担当課へ。

水道事業会計決算 水道料金収入が減少

平成23年度水道事業会計決算の概要は次のとおりです。
前年度と比較して給水人口と給水戸数は引き続き増加したものの、年間の給水量は5308万5122立方メートルで、前年度より71万6531立方メートル(1.3%)減少しています。
この要因としては、家庭での節水意識の定着や節水型機器の普及に加え、事業所などの大口使用者が経費節減等を目的として水を再利用したり、地下水等の利用に転換していることなどが挙げられます。
また、夏場以降の給水量の減少が顕著なことから、東日本大震災に伴う節電対策による影響もあったと考えられ、この傾向は続くことが見込まれます。
皆さんに安全な水道水を安心して利用してもらうため、今後も老朽化した水道管の耐震化など多くの費用を必要とする事業を進める必要があり、引き続き効率的な事業運営に努めます。
問合せは水道局財務課(0798・32・2211)へ。
円グラフ:平成23年度決算の状況

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水質検査結果 厳しい基準に適合

写真:水質検査
水質検査の様子
水道局は、水源の種別・状況、浄水処理方法などを考慮し、定期的に行う水質検査の採水地点・項目・頻度などを水質検査計画に定め、これに基づき水質検査を行っています。
検査は、各浄水場等の井戸や河川・貯水池などの水源から蛇口までの各段階で、水道法に基づく水質基準50項目に加えて、農薬類(102項目)を含め最大187項目について実施しました。
このうち、蛇口における水質基準50項目の検査は、各浄水場や阪神水道企業団・兵庫県営水道からの受水など配水系統ごとに設定した市内14地点で実施しました。
検査結果は全て水質基準に適合しており、水質基準50項目のうち29項目については検出されませんでした。
検出された21項目についても、最高値は基準値の2分の1以下でした。
なお、水質基準項目の基準値は、生涯にわたり水を飲んでも人の健康に影響が生じないものとして設定されています。
詳しい検査結果については、図書館や公民館に設置している水質試験年報や水道局ホームページをご覧ください。また、同ホームページには、平成24年度の検査結果も掲載しています。
今後も水源から家庭の蛇口まで、厳しい水質管理を行います。
問合せは水質試験所(0798・51・6262)へ。
グラフ:検出された21項目の水質基準値に対する割合

水道局電話受付センター

0798・32・2201
0797・61・1703
078・904・2481
水道局電話受付センターは、転居に伴う水道の使用開始・中止の申込や使用者名義の変更、故障や漏水に伴う修繕などを受け付けています。
【受付時間】
午前8時45分~午後8時(土・日曜、祝日は5時半まで)

水道局ホームページ

水道局のホームページでは、市民の皆さんからのよくある質問や水質検査結果など、水道に関するさまざまな情報をお知らせしています。ぜひご利用ください。

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