県立西宮病院・市立中央病院 統合再編基本計画を策定

市と県は、県立西宮病院と市立中央病院の統合再編に向けて、令和元(2019)年度に統合新病院の基本方針や病床規模、診療機能等を定める統合再編基本計画の策定作業を進めてきました。
このたび、パブリックコメントを経て基本計画が完成しましたので、その概要をお知らせします。

【問合せ】市立中央病院(0798・64・1515)

整備場所(下地図参照)
地図:統合新病院 整備場所
津門大塚町(アサヒビール西宮工場跡地)

統合新病院の概要

基本方針(抜粋)
高度急性期・急性期医療の提供
地域の医療機関との役割分担や連携を強化し、高度急性期・急性期医療の中核的な医療機関として必要な機能の充実を図ります。
救急医療の充実、先進医療への対応
救命救急センターの設置など救急医療体制のさらなる充実を図るとともに、今後進展が期待されるゲノム医療や再生医療など先進医療への対応に取り組みます。
地域の医療需要への対応
地域医療を支えるため、がんをはじめ、高齢化の進展に伴い増加が見込まれる循環器系疾患(心不全や脳卒中など)や、身体合併症を有する精神疾患に対応します。また、地域の中核病院として小児医療を担うとともに、地域周産期母子医療センター機能を継承し、周産期医療の充実を図ります。
災害に強い病院の整備
大地震など大規模災害に対応するため、屋上にヘリポートの整備や免震構造の採用など災害拠点病院としての機能強化を図ります。
診療規模・体制
病床規模は552床
病床規模は、両病院が有する一般病床544床に精神病床8床を加えた552床とします。また、各診療科の枠を超えて専門的なチーム医療が実施できるよう臓器別センター等を設置します。
診療科目は35診療科
両病院が提供してきた診療機能(32診療科)を継続するとともに、今後増加が見込まれる循環器系疾患等の医療需要に対応するために、新たに3つの診療科を設置します。
また、このたびの新型コロナウイルスの流行を踏まえ、統合新病院では感染症患者にも対応できるよう、基本設計の中で、陰圧室の設置など施設面について検討します。
診療科
内科系 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科、脳神経内科、糖尿病・内分泌代謝内科、血液内科、腫瘍内科、リウマチ内科
外科系 外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、消化器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、歯科口腔外科
その他専門 皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線診断科、放射線治療科、リハビリテーション科、病理診断科、救急科、精神科、麻酔科、産婦人科、小児科、臨床検査科、ペインクリニック内科、ペインクリニック外科
※下線は新設する診療科

事業費、機能継承、資産活用など

運営形態と事業費
  • 運営形態は「県立県営」となりますが、市が運営に対して関与できるよう「運営協議会」を設置します
  • 概算事業費(総額)は下表のとおりです
項目 概算事業費
用地取得費 約55億円
整備費 設計・監理費 約14億円
建設工事費 約247億円
医療機器等整備費 約70億円
合計 約386億円
※用地取得費は国の交付税措置を除く6割分を市が負担します
※整備費および運営費は自治体負担分のうち市が1/3、県が2/3を負担します
現・中央病院の機能の継承
  • 中央病院の診療機能については、原則、統合新病院に継承しますが、地域包括ケア病棟は回復期機能を有する民間医療機関に対応を委ねます
  • 検診や人間ドックについては、乳がんや子宮頸(けい)がん検診を除き、実施可能なものは民間医療機関に対応を委ねます
資産(跡地)活用の方針
市立中央病院跡地 閉院に伴い地域の医療環境に影響があることから、資産の有効活用を前提に、民間医療機関の誘致を中心に検討します
県立西宮病院跡地 3号棟は、市が本庁舎周辺の公共施設再編整備において敷地を有効活用するため、県からの購入を基本に検討します。本館および2号棟は、その資産価値を最大限生かすために、県が民間への売却を検討します

整備スケジュール

令和7年度内の開院を目指します
統合新病院が開院するまでの間、両病院は現行どおり、診療を継続します
日程表:整備スケジュール
統合新病院開院までの整備スケジュール

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