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2012年6月10日 第1390号

子どもの笑顔輝くにしのみやへ

写真:「西宮つとがわYMCA保育園」の子どもたち
「西宮つとがわYMCA保育園」の子どもたち
子育て家庭を取り巻く環境が大きく変化する中、 市は、次代を担う子どもたちが健やかに成長できるよう、「子どもの笑顔輝くにしのみや」を目指して、子育てにやさしいまちづくりを進めています。
中でも、緊急の課題である待機児童対策の取り組みを紹介します。
問合せは保育所整備課(0798・35・3718)へ。

待機児童の解消へ
保育所整備を進め、受け入れ拡大

近年の経済情勢や女性就労率の上昇、また就労形態の多様化など社会環境が変化していく中、保育需要は高まる傾向にあります。
市は、「保育所待機児童解消計画」に基づいて、保育所整備を進め、この4月にも、民間保育所3園を新設したほか、既存園の増築により定員の増加を図りました。
また、公立幼稚園の余裕保育室や国家公務員宿舎を活用した保育ルームの整備にも取り組みました。
さらに、国の特例措置である保育室の面積基準を引き下げることなく、民間・公立保育所を合わせた受け入れの拡大を行いました。
これらの取り組みにより、平成23年度では新たに562人の受け入れを拡大したことから、市の保育所待機児童数は、昨年度より198人減少した、81人となっています(24年4月1日現在)。
グラフ:保育所定員と待機児童数の推移(各年度4月1日現在)

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さまざまな手法で保育需要に対応

今後も増加が予想される保育需要にこたえていくため、来年4月には甲子園口6丁目に定員120人の保育所を開設する予定です。待機児童は3歳未満児が多く、地域によっても状況が異なります。
保育所の整備だけでなく、低年齢児を対象とした家庭保育所や保育ルームの活用、幼稚園との連携などさまざまな手法を検討し、待機児童解消に向けた対策を進めていきます。

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ご利用ください 家庭保育所・保育ルーム

写真:「保育ルームすみれ れんげ つくし」の子どもたち
「保育ルームすみれ れんげ つくし」の子どもたち
家庭保育所・保育ルームは、児童の保育に熱意のある保育士などを市が認定し、自宅や賃貸物件、小学校や幼稚園の余裕教室などで少人数の児童を家庭的な雰囲気の中で保育することを目的としています。
中でも保育ルームは、児童福祉法に位置づけられた国の「家庭的保育事業」として、今後も整備を進めていきます。
保育料については、認可保育所と同様に、世帯の所得状況に応じて、市が決定します。
家庭保育所・保育ルームの申込は、認可保育所の申込と合わせて手続きができます。
また、保育ルームを運営する保育士についても随時募集しています。
問合せは保育所事業課(0798・35・3160)へ。

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