地域活動がさらに"活性化"する拠点へ
西宮市市民・大学共創プラザ始動
地域では夏祭りなどの行事や児童の見守り、高齢者の集いなど、地域活動を通して住民同士のつながりが生まれています。しかし、活動の担い手の減少や高齢化、つながりの希薄化などの課題も出てきています。
こうした課題の解決に向け、1月5日(月)から「市民交流センター」と「大学交流センター」を再編し、「西宮市市民・大学共創プラザ」を開設します。
共創プラザは、市民、大学・学生、自治会等の地域活動団体、NPO法人、企業等の多様な主体が協働して地域活動に取り組める環境を整え、共に考え、共に取り組み、魅力あるまちを「創る」ための拠点です。
西宮市市民・大学共創プラザ(0798・69・3163)
- 場所
- アクタ西宮東館6階
- 開館時間
- 午前9時~午後9時30分。おおむね毎月第3月曜休館
大学交流センターを改装して、リニューアルオープンします!
詳しくは市のホームページ(市民・大学共創プラザ)でご確認ください
共創プラザは地域活動に関わる・関わりたい人をサポート!
充実した活動支援
共創プラザは地域活動に参加したい人・団体・法人などと、地域活動をつなぐ架け橋になります。
マッチング・コーディネート
地域活動を一緒にしてくれる人はいないかなぁ?
活動団体の運営支援
NPO法人等の公益活動団体の立ち上げ・運営、自治会等の地域活動団体の活動に関する相談支援を行います
地域活動情報発信の支援
地域活動や活動者・団体の情報を収集するほか、市の広報媒体(ホームページ・広報紙・SNS等)を活用し、情報発信を行います
それぞれの相談をしっかり受け止め、ミスマッチが起きないようにさまざまな調整や、運営の支援を行って、皆さんの地域活動への思いを形にしていきます!
活動の場を提供
地域活動をするときに「どこで活動しよう…」そんな悩みを解決!これまでの大学交流センターの貸室を拡充して支援します
充実した貸室
休館日は月1回で、貸室の利用時間は午前9時~午後9時です
ワークショップルームを開設!
地域活動に関する交流や、さまざまな活動の発表・共有を行う場です
ワークショップも!
マーカーが使える!
ワークショップルームは、地域活動を行う個人・団体がつながる取組を応援する場所です。個々の活動での利用だけでなく、利用者同士がつながるイベントの実施や、話し合いの場づくりのサポートをしていきます!
相談窓口
地域活動を始めたい、現在の活動をより良くしたいなど、活動での悩みや困りごとを一緒に考えます!
- 24時間受付WEB相談フォーム
- 電話相談(0798・69・3163)
- 窓口相談
※電話・窓口は月曜~金曜(祝日・休日を除く)の午前9時~午後5時
地域活動についての相談・参加をお待ちしています!
オープニングセレモニーを開催!
共創プラザの役割や機能の説明、多様な主体のつながりから生まれる新しいアイデアや活動に関する講演やディスカッション、施設の内覧会などを実施します。ぜひ新しい共創プラザを見に来てください。
- 日時
- 1月26日(月曜)の午後3時~5時
- 会場
- 共創プラザホール
オープニングセレモニーの申し込みはこちら
このほか共創プラザで実施するセミナーや交流会などのイベントを市のホームページ(西宮市市民・大学共創プラザ 主催共催講座・イベント案内)で公開しています
ぜひご覧ください!
共創プラザはこのような地域活動が生まれるお手伝いをします
Case.1 NPO×地域
認知症予防サポートネット
地域に広げる認知症予防啓発
活動を始めたきっかけ
講座や劇、ゲーム形式などさまざまな形で、認知症の予防啓発に特化した情報を届けています。もともと認知症に関心があり、社会でも重要な課題なので自分にできることを探していました。脳外科医の先生主催の研修に参加した時に「予防啓発なら医療の資格がなくてもできるよ」と助言を受けたことをきっかけにNPOを設立しました。
活動する上で大変なこと
認知症予防の重要性は広まってきていますが、まだその重要性に気付いていない人にこれからどう届けるかが課題です。もともと関心の薄い人や地域団体にどうすれば興味を持ってもらえるか考えながら活動をしています。
活動して良かったこと
講座をきっかけに認知症予防に関心を持つ人や、活動に参加してくれる仲間が増えたことです。また、市内外に関わらず、講座やコラムの依頼が寄せられ、活動の輪が広がっていると感じています。こうした広がりの中で、新しく関わってくれる人や会員が生まれることがとてもうれしいです。
共創プラザを通じて新しい関係が生まれ、これまで届かなかった層にも予防啓発が広がることを期待しています。健康寿命を延ばし、誰もが元気に過ごせるまちにしていきたいと考えています。
Case.2 大学×地域
関西学院大学
子供の安全を守る登校見守り活動
活動を始めたきっかけ
2001年に起きた大阪の児童殺傷事件をきっかけに、「同じ年代の子を持つ親として何かしなければ」と思い、学生たちと登校の見守り活動を始めました。活動は少しずつ形になっていき、気付けば24年続く取組になりました。現在もゼミの学生と小学校区に立って子供たちを見守っています。
活動する上で大変なこと
地域からの要望にどこまで応じられるかという調整の難しさがあります。学生は授業や実習もあり、無理をすると活動が継続できなくなる恐れがあります。学生が無理なく続けられる形をつくることが大切で、その調整には常に気を配っています。
活動して良かったこと
子供たちから「いつものお兄さん・お姉さん」と認識され、あいさつを交わすことで、見守りをする学生たちの表情がより明るくなったと感じます。また、活動の中で地域との信頼関係が深まり、感謝の言葉をかけてもらったり、小学生から感謝の会を毎年開いてもらうなど、学生や私自身もその声に励まされながら活動を続けています。
地域との関わりで身に付けたあいさつやコミュニケーション力が、社会に出てからも生きており、地域活動が学生の成長につながっているように感じます。共創プラザが地域と学生の思いをつなぎ、さまざまな活動が増えることを期待しています。
見守り活動をする人が減る中で、子供たちの安全をどう守り続けるかが課題となっています。そのような状況の中でも、善意で見守りを続けてくれていることに、学校も保護者も地域も大変感謝しており、本当にありがたく思っています。
Case.3 企業×地域
ネッツテラス夙川
企業と地域が育むつながり
どんな活動をしていますか?
経営学部で学ぶ大学生と夙川店の2階にあるネッツカフェの運営を考えたり、小学生の職場体験、「トライやる・ウィーク」の受け入れ、障害のある人の職場復帰支援なども行っています。ただ会社を知ってもらうだけでなく、地域の人の暮らしや学びに良い影響を与えられる関係づくりを大切にしています。
活動する上で大変なこと
地域で活動を始めるときには、企業が参加することに不信感を持たれる場合があり、信頼を得るまで時間がかかることです。地域とのつながりを作るには、顔を合わせる機会を重ねて時には一緒に課題に取り組むことが大切だと思います。
活動して良かったこと
地域や学生、子供たちと関わる中で、自分たちだけでは生まれなかったアイデアや関係が育っていくのを実感しています。活動を通して、社員も人との関わり方や新しい視点を学び、仕事への向き合い方にも変化が生まれています。
企業が地域に入って活動するには、きっかけや企業側と地域の要望の調整などが大変ですが、共創プラザのような拠点があればそのハードルが下がり、より多くの地域活動が生まれると思います。共創プラザを活用して、これからも地域とともに成長できる関係を続けていきたいです。
共創プラザが地域のつながりを生む新たな拠点に
市民交流センターと大学交流センターを再編し、「西宮市市民・大学共創プラザ」として新たにスタートすることとなりました。両センターは、大学との連携による魅力あるまちづくりや、市民活動団体の支援を通じて地域の発展に寄与してきました。これからの共創プラザは、さまざまな立場の人が自分のできることを持ち寄り、新しいアイデアやつながりが生まれる「触媒」として、地域活動をさらに活性化させていくことを目指します。
社会の変化や地域課題の多様化に対応するためには、学生やNPOなど多様な主体との協働がますます重要になります。この新しい拠点をぜひ活用して、地域を発展させていきましょう!








