石井市長の「てくて句 歳時記」
今月の一句!
冬晴や 共に進まん 楠大樹
西宮市長 石井 登志郎
市役所第二庁舎前には、市指定天然記念物のクスノキが植えられています。周辺にも、県指定天然記念物の海清寺の大クスや、本市の保護樹木に指定されたクスノキなど、樹高10メートルを超えるクスノキが複数あります。
また、昭和53年9月には、市民公募で「くすのき」が市の木に制定され、市民と市が一体となって緑化を進めていくためのシンボルとなりました。
このように本市とゆかりのあるクスノキは、常緑広葉樹で成長が早く、長寿で巨木になります。1年を通して青々とし、雄々しいクスノキには、生命力を感じる人も多いのではないでしょうか。
特に冬晴れの空に映えるクスノキの緑は力強く、市制100年の節目に、さらにその先の100年を見据えて、市民の皆さんと一緒に希望と緑あふれる西宮を作っていきたいという思いを新たにさせてくれます。
さて、令和4年にスタートした「てくて句歳時記」は、今回の第40句をもって終了します。本コーナーでは、市内各所を巡り地域の歴史や文化などの魅力を季節に合わせた俳句と文章で紹介してきました。さまざまな顔を持つ西宮の魅力を伝えることができていれば幸いです。
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