ゆかりの人に聞く西宮の魅力 海野つなみさん

画像:海野つなみさん似顔絵と代表作『逃げるは恥だが役に立つ』
漫画家

海野(うみの)つなみさん


西宮市出身。「逃げるは恥だが役に立つ」で第39回講談社漫画賞・少女部門受賞。
最近はベランダガーデニングに精を出すものの、2年目になぜか枯れる呪いに困惑中

宮っ子と山

3歳の時に神戸から西宮に引っ越してきて、ずっと宮っ子でした。遠足といえば甲山森林公園、小連体・中連体は甲子園球場。

私が初めて漫画を雑誌に送ったのは中2の春休みで、デビューまで丸4年投稿していたのですが、背景に校舎を描いていて、なんかしっくりこないなあと思ったことがありまして。そこで校舎の向こうに山を描いてみたところ、めちゃめちゃ「これだ!」と思ったのを覚えています。

写真:西宮山側の風景

そう、西宮にいると山が近いんですよね。待ち合わせも「山側、海側」だったり。山があって大きな川があって海があって、都会にも近くて、うちの実家は飛行機の音がちょっとうるさかったけれど、いいところです、西宮。

今は大阪に住んでいるんですけど、その後阪急西宮ガーデンズができて、「私がいなくなってから便利になって…悔しい…」と思ったこともありました(笑)。

私が子供のころは、ねぎ畑なんかも残っていて、社宅の多い街でしたが、今は素敵なマンションがたくさん建ったなあと、実家に帰るたびに思います。

それでもやっぱり山は近くて、夕暮れのころに山の斜面に灯(とも)り出す明かりを見ると、「西宮やなあ」と思ってやっぱりなんかほっとするのです。

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