これからの季節は特に
家庭内食中毒にご注意!

毎年、全国で多くの食中毒が発生しています。昨年は、県内で18件、586人の患者が報告されています。食中毒の原因物質は、細菌・ウイルス・寄生虫などがあり、細菌ではカンピロバクターによる食中毒が最も多く発生しています。
食中毒は、家庭でも発生することがあるため注意が必要です。次の予防ポイントを守りましょう。

菌やウイルスを付けない ~洗浄・消毒をしっかりと

  • 調理作業前や肉・魚介類・卵を触った後などは必ず石けんで手を洗う
  • 調理器具などは、別の食品への二次感染を防ぐため、使用の都度必ず洗浄・消毒するほか、まな板や包丁などは、肉・魚・野菜専用としてそれぞれ使い分ける

菌を増やさない ~保存温度に注意

  • 冷蔵・冷凍保存が必要な食品を購入後は、すぐに持ち帰って冷蔵・冷凍庫に入れる(保存温度は、冷蔵は10℃以下、冷凍はマイナス15℃以下に)
  • 調理したものは時間がたつと菌が増えるため、調理後はなるべく早く食べ、保存する場合は10℃以下に冷却する

菌やウイルスを死滅させる ~加熱は中心部まで

  • 食品の中心部まで加熱(特に肉類は十分に)する
    ※多くの食中毒菌やウイルスは、十分な加熱で死滅します
新型コロナウイルス感染症の影響で、食品の持ち帰りや宅配等のサービスが増えています。高温多湿となるこれからの季節は、細菌性の食中毒が発生しやすくなります。購入・配達後は自宅等での保管は行わず、速やかに食べるようにしてください。

【問合せ】食品衛生課(0798・26・3776)

【市ホームページ】食中毒予防

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