3月1日~7日 春の火災予防運動
消しましょう その火その時 その場所で

火災が発生しやすい季節を迎え、3月1日~7日の期間、全国一斉に「春の火災予防運動」が実施されます。消防局では、市民の皆さんに防火意識を一層高めてもらい、火災の発生を未然に防止するため、期間中、市内の各店舗や病院、福祉施設などで立ち入り検査や消防訓練を行います。

【問合せ】消防局予防課(0798・32・7316)、または各消防署

住宅用火災警報器を設置しましょう

住宅用火災警報器は消防法により設置が義務付けられています。
火災は決して他人事ではなく、どこの家庭でも起こりうることです。万が一の時でも、火災警報器があればいち早く火災を知ることができ、迅速な消火活動を行うことができます。比較的大きなマンションなどは自動火災報知設備が設置されているため不要ですが、まだ設置していない場合は、速やかに設置してください。
設置場所
台所、寝室、階段の上部 場所は天上でなくても構いません。壁掛け時計と同じくらいの高さの壁に取り付ける
警報が鳴ったら
火災の時 大きな声で知らせる、避難する、119番通報する(可能であれば初期消火をする)
火災ではない時 警報停止ボタンやひもを引いて警報を止める
電池切れの時 数分間隔で「ピッ」という音が鳴るものが多い(メーカーにより異なります)ので、そのときは新しいものと取り替える
※住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災の煙を感知しなくなることがあります。10年経ったら取り替えてください

感震ブレーカーを設置しましょう

地震が発生したときに、揺れと同時に恐ろしいのが火災です。
阪神・淡路大震災や東日本大震災では、地震に関係する電気火災が、原因の特定ができた火災全体の約6割を占めています。揺れにより、電気ストーブの上に落下した衣類等から出火したり、停電後の電気復旧に伴い、損傷した電気コードがショートし出火に至っています。
感震ブレーカーは、このような電気火災を防ぐため、設定値以上の震度の地震発生時に、自動的に電気を遮断する機器で、現在、市販されている感震ブレーカーは、右表の3つの種類があります。
各家庭に設置することで、電気機器からの出火を防止し、他の住宅等への延焼の被害を軽減することが期待できます。
地震時の火災を防ぐため、感震ブレーカーを設置しましょう。
感震ブレーカーの種類(タイプ)
分電盤タイプ
分電盤の揺れを感知して電気を遮断する
コンセントタイプ
コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断する
簡易タイプ
バネの作動や、重りの落下によりブレーカーのスイッチを落として電気を遮断する

住宅防火 いのちを守る7つのポイント

《3つの習慣》
  • 寝たばこは絶対しない
  • ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する
  • ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す
《4つの対策》
  • 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する
  • 寝具、衣類およびカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する
  • 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器を設置する
  • 高齢者や身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる

たばこによる火災に注意

平成28年中、市の火災原因の1位はたばこです。たばこによる火災には、喫煙中に座布団等に火種が落下して発生するものや、火種が残ったまま、ごみ箱に捨ててしまい発火するものなどさまざまな原因がありますが、特に走行中の車からのポイ捨てによる火災が多くなっています。
喫煙者は次のマナーを守り、火災を起こさないようにしましょう。
《喫煙者のマナー》
  • 喫煙場所を決める
  • 灰皿に水を張っておく
  • ポイ捨ては絶対にしない
  • 外出前、就寝前には、火種が消えていることを確認する

3月1日~5月31日 山火事予防運動

3月1日~5月31日に「山火事予防運動」を実施します。
この期間は、野山へ行楽やハイキングに出かける機会が多くなります。貴重な自然・緑を守るため、次の点に注意してください。
《注意事項》
  • 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所、また、風の強いときや空気の乾燥しているときは、たき火をしない
  • たき火の場所を離れるときは、完全に火を消す
  • たばこの吸い殻は必ず火を消し、投げ捨てない
  • 火遊びをしない
  • 火災と紛らわしい煙が出るときは事前に消防署に届け出る

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