教育委員会は、教育の振興と発展に功績のあった3個人1団体を、教育功労者として2月22日に表彰しました。

市立高等学校の校長・教頭として、卓越した見識と指導力を持って教育課程の編成に取り組み、特色ある学校づくりに邁（まい）進。とりわけ、公立高等学校の入試制度変更に伴い、各関係機関との調整に尽力して円滑な実施に導き、本市高等学校教育の充実・発展に大きく寄与。

長年にわたり、西宮市展審査員や西宮書道協会副理事長などを務めるとともに、野外アートフェスティバル実行委員長や宮水ジュニア書道講座の講師として、子供たちに芸術に触れる喜びを伝え、創作活動を通じ豊かな心を育むなど、本市の教育と芸術文化の発展に大きく寄与。

長年にわたり、生瀬地区の青少年補導委員や青少年愛護協議会委員のほか、生瀬小学校教育連携協議会委員として青少年の健全育成に力を注ぐ。平成18年からは、西宮市青少年補導委員連絡協議会会長として、豊かな経験と高い見識のもと市全体の補導活動の推進に大きく貢献。

長年にわたり、鳴尾小・中学校の病弱・身体虚弱特別支援学級を病院内に設置し、入院中の児童生徒への教育に対し物心両面にわたり支援。治療と並行して教育活動を行うことで、子供たちに学習する喜びを与え、困難を克服する強い意志を育むなど、本市の特別支援教育の推進に大きく寄与。