このページの先頭です

サイトメニューここまで

展示・フロアガイド

ページ番号:11498819

ようこそ西宮市貝類館へ。
世界の貝のモニュメントがお出迎えします。

海から山まで、西宮の自然をパネル一面にイラストで表しました。
鳥になった気分で眺めてみましょう。
西宮の歴史上の情景や文化遺産も一目でわかります。
ケース内には西宮でみられるカタツムリと淡水貝の展示解説があります。

甲子園浜や夙川河口といった自然豊かな海辺が残されている西宮。
いったいどんな生き物がいるのでしょうか。
海岸動物や鳥、海浜植物について解説しています。
ケース内には西宮の貝や海岸動物の標本、そして3つの水槽では
カニや魚の生きた姿を見ることができます。

約5億年前のカンブリア紀には貝類の祖先がいました。
貝類は種を絶やすことなく原始の形態をさまざまに変化させて現在に至っています。

貝類は軟体動物に属し、世界に約10万種、日本には約8000種が住んでいます。
昆虫やエビ・カニ、クモ類などの節足動物(約100万種)に次ぐ種類の多さです。

貝類は7つに分類されます。
無板類:カセミミズなどの殻のない仲間
ヒザラガイ類:8枚の殻を持つ仲間
単板類:ネオピリナ(原始的な貝の仲間)
巻貝類:サザエ・ホネガイ・カタツムリなど
頭足類:イカ・タコ・オウムガイなど
ツノガイ類:角のような形の貝
二枚貝類:アサリ・ハマグリ・ヒオウギなど

貝はお金から、人との合図や富の象徴、螺鈿や装飾品、貝合わせや碁石、
そして食べることまで私たちの身近で利用されてきました。
貝類の幾何学的なデザインは紋章や建築にも利用されています。

南北アメリカ東岸とヨーロッパ、アフリカ大陸の西岸に囲まれた海域です。
インド・太平洋より新しく、島数が少ないため貝の種類が比較的少ない所です。

貝類分布ではインド・太平洋と呼ばれ、大西洋より面積が大きく、
熱帯から亜熱帯にかけてサンゴ礁も広く、
世界でも最も多くの貝類が住んでいます。

移動能力に乏しいカタツムリなどの陸産貝は
環境に合わせ特殊な進化を遂げた種類もいます。
同じ仲間でも色や形の違う種もいます。

日本は南北に長い島国で、暖流と寒流が流れ込んでおり、
それぞれの海流に適応した貝類がいます。
カタツムリも日本固有種が多く住んでいます。

貝類は浅瀬から深海まで、また泥の中、砂浜、岩礁など

さまざまな場所で生活しています。

海底をはいまわる種、固着して一生動かない種、
他の生物に寄生する種など生態もいろいろです。

池や川、湖沼、田んぼの用水路などにも
それぞれの環境に適応した貝類が住んでいます。
また河口の汽水域にはその環境にしか住めない貝類がいます。

淡路市の福良で生まれ、平瀬貝類博物館の研究員や京都帝国大学助手を務め、
80歳からの晩年は西宮市で研究を続けました。
生涯に689種類もの貝類の新種を発表し、
日本における貝類学の礎を築きました。
研究を支えた標本や文献類は当館で収蔵しています。

兵庫県西宮にて出生、幼少の頃から貝に興味があり、
医業の傍ら、世界各国の貝を蒐集し、
1984年には西宮回生病院の自宅敷地内に菊池貝類館を開設しました。
また、西宮市貝類館の建設にも尽力し、氏の逝去後、
そのコレクションは当館に寄贈されました。

黒田徳米博士の標本は希少種が多く、
新種記載の際に用いられる模式標本が含まれています。
また、菊池典男氏の標本には、世界の美しい貝が多く含まれています。
両者のコレクションの中より貴重な標本を展示しています。

A カタツムリウム

9つの飼育ケースに9種類のカタツムリ!
カタツムリは「でんでんむし」「マイマイ」とも呼ばれる陸上の貝類です。
西宮でみられる種類をはじめ、国内のカタツムリが見られます。

B 粟津貝塚(滋賀県大津市)

縄文時代中期(約4500年前)の琵琶湖の湖底遺跡です。
日本でも珍しい淡水の貝塚です。
出土品からは植物の種や動物の骨などもみつかっています。

C 貝のプレゼント

入館すると、貝のプレゼントがもらえます。

D 参加してみませんか!

貝類館では「夙川河口の生きものウォッチング」をはじめ「貝類館セミナ―」や
貝類館に関するワークショップなど、さまざまなイベントや講座を開催しています。
貝類や海辺の生きものをテーマとした特別展・企画展を毎年開催しています。
ふしぎで面白い生き物の世界をのぞいてみませんか。

本文ここまで
以下フッターです。

〒662-0934 西宮市西宮浜4-13-4

TEL:0798-33-4888 FAX:0798-33-5885

アクセス

  1. 阪神西宮、JR西宮、または阪急西宮北口駅から阪神バス、マリナパ-ク行きに乗車、マリナパ-ク南下車すぐ(所要時間 約20分)

  2. 阪神高速神戸線
    神戸方面より西宮出口から南へ10分、大阪方面より武庫川出口から43号線を西へ札場 筋を南へ10分

  3. 阪神高速湾岸線
    神戸方面より芦屋浜出口から測道沿い西宮浜へ3分、大阪方面より西宮浜出口から南へ3分

開館時間

10:00~17:00(入館は16:30まで)

観覧料

一般(高校生以上)

:200円

小・中学生

:100円

幼児

:無料

各種割引料金

※自治体発行の証明書やカード、団体による割引等については上記リンク先よりご確認ください。

copyright © 2020 西宮市貝類館 All Rights Reserved.
フッターここまでページの先頭へ