西宮市貝類館運営方針の策定について
更新日:2025年6月1日
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西宮市貝類館運営方針の策定について
博物館法第8条の規定に基づく「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」(平成23年12月20日文部科学省告示第165号)を踏まえ、博物館資料の収集・保管・展示、教育普及活動等の実施に関する基本的な運営の方針を定めるため、『西宮市貝類館運営方針』を策定しました。
西宮市貝類館運営方針(令和7年6月1日策定)
西宮市貝類館(以下、貝類館)は、貝類を通じて生物の多様性や人と自然との関わり、自然のしくみ、自然環境の大切さなどを市民に伝えることを目的として 1999 年に開館した全国でも数少ない貝類専門の博物館です。
貝類館は次の運営方針に基づき、地域に開かれた博物館として、貝類と自然についての資料を収集し保管するとともに、調査研究を行い、それらの成果を展示や教育 普及事業を実施することによって市民と分かち合い、交流し、さらに次世代へと継承していきます。
資料の収集及び保管
1)学術研究及び自然の記録として必要とされる貝類の標本、資料を収集します。
2)日本の貝類学の礎を築いた故黒田徳米博士の学術資料等の収蔵資料の適切な保管に努めます。
調査研究
3)所蔵する国内屈指の貝類コレクションを活用して、内外の貝類研究者とともに貝類学の研究に取り組み、貝類研究の一翼を担います。
4)西宮および近隣地域の貝類をはじめとする生物相とその生息環境を調査します。
5)人と貝との関わりを研究します。
展示
6)「見て ふれて 感じて」を基本コンセプトとし、楽しみながら学べる展示を常設します。
7)調査研究の成果やコレクション等を活用した企画展を開催します。
教育普及活動
8)広く市民を対象とした観察会や実習、ワークショップ、セミナーなどの事業を展開します。
9)校外学習による館内見学のサポートや教員研修などを実施し、学校等における教育活動を支援します。
10)大学の博物館実習生や地域の生徒たちを受入れ、学芸員や博物館の仕事を体験する機会を提供します。
関係機関等との交流及び連携
11)各種の博物館連携組織等に参画し、相互の交流を深めます。
12)地域の関連施設、関係団体との連携を図ります。
事業運営
13)学芸員、職員、その他スタッフが知恵と力を合わせて各種事業を企画・実施し、その効果を検証し改善につなげます。
情報発信
14)さまざまな媒体や機会を活用して貝類館及びその事業内容を広く周知します。
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