令和5年度 施政方針を表明
時代の変化を踏まえたバージョンアップを市政に

写真:西宮市長 石井 登志郎

2月17日に石井市長が令和5(2023)年度の施政方針を表明しました

昨年3月の市長選挙で市民の負託を受け、引き続き市政を担うこととなりました。令和7(2025)年度に市制施行100周年を迎え、本年は三つの都市宣言が節目を迎えます。この大きな節目の時期に市政を担う重責をかみしめ、全力で職務に当たってまいります。

施政方針の全文は
【市ホームページ】令和5年度西宮市施政方針

市公式YouTubeで動画を閲覧できます

三つの都市宣言と市制施行100周年

「文教住宅都市宣言」は、今なお、その理念は輝きを保っていますが、宣言から60年がたち、文教住宅都市として更なる発展を目指すとともに、時代の変化を踏まえた市政のバージョンアップを図ります。「平和非核都市宣言」40周年と「環境学習都市宣言」20周年の節目にあたり、未来につながるメッセージを紡いでいきます。

令和7年度に迎える市制施行100周年に向け、更なる施策の充実とともに、未来志向のまちづくりについても、意欲的に前進させる一年にしていきます。

新年度 主な事業・施策

住環境・自然環境

良好な住環境や豊かな自然環境、美しい景観を守り、未来に引き継ぐため、桜の名所である夙川公園の景観の保全や、市民が身近にある自然環境や生き物に触れる自然調査事業を実施します。貴重な自然が残る環境の保全や、市内企業の育成に必要な事業用地の確保、市民の健康増進やレクリエーション環境の拡充を目指した臨海部の土地利活用構想の策定に着手します。

阪急武庫川新駅は、周辺整備も含めた早期実現を目指します。

子供・教育

増加が続く保育ニーズに対応するため、受入枠の拡大と保育士確保に取り組みます。公立保育所における使用済み紙おむつの園処分や、保育所業務支援システムを導入し、保護者の利便性向上や業務効率化を図ります。公立園が必要な役割を果たしながら、より効率的な運営ができるよう、公立幼稚園と公立保育所を再編していきます。

子供たちを、市が一貫して守り育む体制を作っていくため、子ども家庭総合支援拠点の充実を図り、児童相談所の設置に向けた検討を始めます。

コミュニティ・スクールが地域との協働のベースとして効果的に機能するよう取り組むほか、地域と共に見守りを行って放課後の自由な遊び場や学びの場を提供する放課後キッズも堅実に広げていきます。学校トイレの洋式化など環境改善に引き続き取り組み、令和7年度完了を目指して学校体育館の空調整備を進めます。

福祉・健康・共生

ひきこもりや8050問題、ヤングケアラーなどの新たな社会問題に対応するため、重層的な支援体制の構築に着手します。

妊娠・出産に係る経済的不安を軽減するため、妊婦健康診査費用の助成額を増額します。

市立中央病院と県立西宮病院の統合新病院は、令和8(2026)年度の開院を目指して建設工事に着手します。

新型コロナ対策は、5月から5類相当に引き下げとなる予定ですが、市民に直接向き合う保健所設置市としての責務を引き続き果たしていきます。

都市の魅力・産業

阪神西宮駅北側への中央図書館の移転に向け、駅前立地をいかした「知と交流の拠点」を目指して検討を進めます。

中央運動公園や中央体育館・陸上競技場等の再整備では、誰もが利用しやすい公園として、また環境に配慮したZEB(ゼブ)体育館として事業者の募集に着手します。

「第4次西宮市産業振興計画」は、新たな社会に対応した具体的な支援につながる計画となるよう策定に取り組みます。

環境・都市基盤
安全・安心

2050年ゼロカーボンシティ達成を目指し、公共施設の省エネ改修やZEB化の推進等に取り組みます。

環境学習の取組をあらゆる世代に拡大するため、環境学習のバージョンアップを図り、未来の行動指針として伝える環境都市ビジョンの作成に着手します。

プラスチックごみ削減のため、製品プラスチックの分別回収・資源化に向けて検討を進めます。

白水峡公園墓地内の合葬式墓地の公募を開始します。

多発する局地的な豪雨等に対応するため雨水浸水対策を進めるほか、南海トラフ地震等の大規模災害に備えた防災体制の強化に取り組みます。

特殊詐欺による被害の撲滅を目指し、高齢者の対象世帯に特殊詐欺対応の自動通話録音機を無償配付します。

政策推進

中学生・高校生からの意見の投稿入り口を新たに設け、若者の声を市政に届けやすくします。

総合コールセンターを導入し、土日を含む市役所の開庁時間以外の市民からの問合せ対応を拡充します。

行政経営改革の推進に向け、組織の縦割りを排した庁内横断的な取組を進め、業務効率化や市民の利便性向上を図りつつ、人員や財源など経営資源の捻出と適正配分を進めます。

むすびに

3年に及ぶ新型コロナ対応も、5類相当への引き下げ方針により出口が見えてきましたが、この先の市政運営にこそ難題が山積しており、それらに向き合うべく決意を新たにし、市政運営に当たってまいります。

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令和5年度 一般会計予算案
総額1952億3185万円

予算案は市ホームページで公表しています

市ホームページ 令和5年度予算案の概要

【問合せ】財政課(0798・35・3414)

令和5年度一般会計予算案の内訳
歳出
令和5(2023)年度 令和4(2022)年度
民生費 935億1665万円(47.9%) 911億1805万円(46.5%)
教育費 220億103万円(11.3%) 234億9307万円(12.0%)
総務費 204億2839万円(10.5%) 203億6431万円(10.4%)
衛生費 195億1886万円(10.0%) 202億5486万円(10.4%)
土木費 162億7748万円(8.3%) 159億 257万円(8.1%)
公債費 147億2794万円(7.5%) 152億616万円(7.8%)
消防費 62億7765万円(3.2%) 70億7169万円(3.6%)
その他 24億8385万円(1.3%) 24億1765万円(1.2%)
  • 民生費…福祉の充実に
  • 教育費…学校教育や社会教育の充実に
  • 総務費…文化振興や広報に
  • 衛生費…保健医療や清掃事業に
  • 土木費…道路や公園の維持管理等に
  • 公債費…借金の返済に
歳入
令和5(2023)年度 令和4(2022)年度
市税 899億1431万円(46.1%) 871億3517万円(44.5%)
国県支出金 517億9705万円(26.5%) 525億3541万円(26.9%)
譲与税・交付金 156億9660万円(8.0%) 144億4520万円(7.4%)
繰入金 97億5622万円(5.0%) 94億 861万円(4.8%)
市債 95億9320万円(4.9%) 116億3540万円(5.9%)
使用料・手数料、
分担金・負担金
72億3163万円(3.7%) 76億7573万円(3.9%)
諸収入 55億4581万円(2.8%) 53億7568万円(2.7%)
地方交付税 50億9100万円(2.6%) 68億6100万円(3.5%)
その他 6億 603万円(0.4%) 7億5616万円(0.4%)
令和5年度一般会計予算案の特徴
前年度より5億9651万円減
民生費
障害者介護給付費等の増や、こども医療助成制度の拡充などにより、23億9860万円の増額
教育費
安井小学校教育環境整備事業の進捗などにより、14億9204万円の減額
衛生費
新型コロナワクチン接種事業費の減などにより、7億3600万円の減額
令和5年度予算案の内訳
区分 予算額 前年度比
一般会計 1952億3185万円 0.3%減
特別会計 906億2450万円 0.2%増
企業会計 452億5931万円 1.6%減
合計 3311億1566万円 0.3%減

※予算案は3月定例市議会で審議中

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