西宮砲台国史跡指定100年

画像:これってなんの建物?
ロゴ:国史跡指定 100th 西宮砲台 since 1922.03.08

市は、御前浜(西波止町)にある「西宮砲台」が、大正11年(1922年)に国の史跡に指定されてから100年を迎えたことを記念して、「西宮砲台」に「見て・触れて・体験する」さまざまな事業を実施します。

【問合せ】文化財課(0798・33・2074)

知ってる?西宮砲台のこと

画像:土塁(外郭) 石堡塔

実は、石堡塔だけでなく
フェンスの外の土塁なども
含めて史跡なんです!

画像:西宮・今津の台場築造監督者の日記
当時の軍艦奉行並“勝海舟”の進言から..
江戸時代末、異国船の軍事的脅威に対処するため日本沿岸部に台場(砲台)が築かれました。西宮砲台は、大阪湾防備のため大砲を据える石堡塔(せきほとう)を土塁で囲む台場として、軍艦奉行並の勝海舟の進言(設計は佐藤政養)により慶応2年(1866年)に完成しました。今津にも同型の砲台が築かれましたが大正4年(1915年)に解体され、記念碑が残されています。
築造当時の資料が残されています!
文久3年(1863年)8月に着工した西宮・今津の台場築造監督者の日記や、基礎工事に関する書類と図面などが残されています。

史跡指定100年記念事業

日記や図面が郷土資料館で見られる!

この夏は郷土資料館へ行こう!

画像:西宮・今津の台場築造監督者の日記

文化財課
中谷学芸員

市立郷土資料館特別展示 「御台場築造~西宮・今津の砲台」
【期間】7月16日(土曜)~8月28日(日曜)
【展示内容】築造現場の日記や図面、石材等
もっと西宮砲台に「見て・触れて・体験する」

なぞ解きウォークやジオラマづくり、見学など子供が楽しめるイベントも実施予定!詳細は市ホームページ(史跡西宮砲台が指定から100年を迎えました)西宮砲台国史跡指定100年記念事業で確認を

西宮徹底解剖(4月号)(さくらF M78.7 西宮・芦屋)
ロゴ:さくらFM

月曜午後8時30分~
未来につなぐ にしのみやの文化財 放送中!

【市のホームページ】西宮徹底解剖

西宮市文化財保存活用地域計画をもとに
文化財の保存と活用を進めています

市が策定した、西宮市文化財保存活用地域計画では、西宮の歴史文化の特徴を分かりやすく伝えるための10のテーマを設け、関連文化財群として文化財の保存と活用を進めています。

関連文化財群のテーマ

市外まで広がる広域のテーマ 市域を中心とするテーマ

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人や文化、ものづくり

広域×六甲山と大阪湾をめぐる石の文化
「幕末の騒乱、大阪湾防備と西宮砲台」

市域×ものづくり
「名塩御坊と名塩紙」

市域×行き交うひとともの
「千年のまち、にしのみや」

など10のテーマを設定

計画やこのほかの関連文化財群のテーマについて詳しくは、市のホームページから確認できます

市のホームページ(西宮市文化財保存活用地域計画)

西宮の歴史を調べるならデジタルアーカイブ

市が所有する歴史資料(写真・貴重書・古文書)を「にしのみやデジタルアーカイブ」で公開しています。ぜひご活用下さい

画像:文化財課 俵谷課長

文化財課 俵谷課長

石堡塔と土塁を備える西宮砲台は、日本で唯一無二の存在です。こうした貴重な文化財は、市内に多数残されています。これからも、魅力ある西宮の歴史や文化を分かりやすく伝えていきます。地域で大切に伝承されてきた歴史資産を、ともに未来につないでいきましょう。

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