多文化共生社会に向けて 市政情報を多言語で発信

写真:国際交流協会の活動の様子

【写真】いずれも西宮市国際交流協会の活動の様子(過去に撮影したものを含む)
(1)(2)総合防災訓練 (3)日本語教室(今年はオンラインでも実施)(4)外国人のための災害時サポーター養成研修
(5)交流イベント「国際交流デー」(6)在留資格無料相談会
現在、市には約7000人の外国人市民が住んでいます。新型コロナウイルス感染症の対策、また、それに伴う生活支援が提供される中、外国人市民が慣れない言葉や文化の違いで戸惑う場面も生じています。
今回は、生活をしていくために大切な情報を外国人市民にも届けるために、市や西宮市国際交流協会が行っている、多言語での情報発信の取組について紹介します。

【問合せ】秘書課(0798・35・3459)

英語、中国語、やさしい日本語…
新型コロナ関連情報を多言語で発信中

新型コロナ関連情報について、特に重要と思われる情報を、英語、中国語、やさしい日本語に翻訳して、市のホームページ(新型コロナウイルス感染症に関する多言語情報一覧)に掲載しています。また、感染拡大防止ポスター等について、英語、中国語の翻訳版を作成し、上記ホームページに掲載しています。
画像:英語版のポスター
英語版のポスター
画像:やさしい日本語版の新生児特別定額給付金のお知らせ
やさしい日本語版の新生児特別定額給付金のお知らせ
画像:中国語版の各種支援一覧
中国語版の各種支援一覧

「やさしい日本語」ってどんなもの?

やさしい日本語とは、平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災の経験から、災害時に速やかに適切な行動がとれるよう考えられた、外国人にも分かりやすい日本語のことです。
現在では、災害時だけでなく、平常時での外国人への情報伝達手段としても研究され、全国的に活用が広がっています。
  • 今朝…今日(きょう)の朝(あさ)
  • 余震…あとからくる地震(じしん)
《Point》簡単な言葉に言い換え、ルビを振る

多言語情報へのアクセスが簡単に

市ホームページのトップページのここをクリック!
画像:市ホームページのトップページ

市がこれまで独自に翻訳してきたさまざまな情報を、一つのページにまとめ、直接アクセスできるようにしました。
同ページでは、機械翻訳機能を使って、市ホームページを多言語に翻訳することもできます。

写真:秘書課 鈴木主事
秘書課 鈴木主事

ホームページ上の多言語情報が探しやすくなりました。
外国人市民の皆さんにとって、より生活しやすいまちを目指して、今後も外国語での情報発信に努めます

「市民べんり帳」にも多言語情報を掲載

画像:市民べんり帳
10月から配布中
表紙右下のコードからも、多言語情報を見ることができます
各種行政情報等を掲載している「西宮市民べんり帳2020」では、緊急時に必要な情報などを英語、中国語、韓国・朝鮮語、ベトナム語の4カ国語で掲載しています。

生活に必要な情報は「多言語生活ガイド」で

緊急時に必要な情報、健康・福祉・教育に関する情報、市役所等での手続きに関する情報などを15 項目にまとめ、7言語(やさしい日本語含む)に翻訳した「多言語生活ガイド」を、市のホームページ(多文化共生と国際交流)に掲載しています。

同ページでは、「多言語生活ガイド」以外にも外国人市民に向けた情報をまとめて掲載しています

翻訳、相談、講座、イベント…
西宮市国際交流協会の多様な取組

画像:市の刊行物
ニュースレターや市の刊行物の
翻訳版なども発行
同協会では、外国人市民からの生活上のさまざまな相談を受け付けているほか、日本語講座や交流事業などを実施し、日常生活をより充実させるためのお手伝いをしています。詳しくは同協会(0798・32・8680)へ。
市のホームページ(西宮市国際交流協会
写真:秘書課 田中課長
秘書課 田中課長
普段からテレビや新聞、インターネット等で、私たちはさまざまな情報を受け取っています。
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、これまでとは違う生活スタイルが求められている中、市民の皆さんに伝えるべき情報を正確かつ速やかに発信することの重要性は、一層高まっています。
市民の皆さんに漏れなく情報をお届けする1つの方法として、引き続き多言語での情報発信に取り組んでまいります。

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