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2013年1月25日 第1404号

ザ・チェック!西宮 見直し方針を公表
評価結果を市政に反映

昨夏実施した「ザ・チェック!西宮」(西宮版事業仕分け)では、対象となった全ての事業で「内容等を見直すべき」との評価を受けました。
その結果を踏まえ、事業の見直しや改善について検討を重ね、今後の市の方針をまとめました。
主な評価内容と市の方針は下表のとおりです。
詳しくは市のホームページ(市政情報→行政経営改革)にも掲載しています。
問合せは行政経営推進課(0798・35・3600)へ。
主な評価内容と市の見直し方針
事業名主な評価内容主な市の見直し方針
映像番組および音声番組制作事業
  • ニーズを把握し、番組制作に市民の視点を
  • 発信内容と広報媒体の選択にメリハリを
  • 市民意識調査や市政モニターによりニーズを把握
  • 若年層への広報の充実を図るため、ツイッターを活用
戸籍住民基本台帳事業
  • 現在の交付方法について、検討・改善を
  • サービスのPRをもっと行う必要あり
  • 自動交付機の利用状況等を調査し、業務の見直し・検証を行う
  • コンビニ交付、自動交付機の効果的な広報に努める
自転車対策事業
  • 市民が参加できる協議の場を設けるべき
  • 若い頃からマナーを身に付けさせるべき
  • 西宮市駐輪マナー地域推進委員制度を拡充
  • 小学生対象の自転車安全教室、市内高校に対する啓発を実施
健康づくり推進事業
  • 目標を定め、年度ごとに事業の重点化を
  • 健康づくり推進事業の効果を測定すべき
  • 重点課題に対する年度ごとの取り組み方策を明確にする
  • 講座受講者の一定期間後のアンケートを実施し、効果を測定
住まい関連推進事業
  • 事業の必要性を明確にすべき
  • 個別対応すべきものと、一般向けに実施すべきものを区別すべき
  • マンション管理セミナーの内容をハード面に重点を置く
  • セミナーの一部を個別の課題に対応するためにマンション管理士による個別相談会に振り替え
総合福祉センター管理運営事業
  • 地域福祉における役割を再考し、ニーズに合った事業内容に見直すべき
  • 指定管理者のモニタリングを実施すべき
  • 常に利用者の声に耳を傾け、適宜事業内容の見直し等を検討
  • ニーズを把握するため定期的なモニタリングを実施
市税の賦課・徴収関係事務
  • 納税意識を高めるため、子どもの頃から啓発を
  • 利便性の高い収納環境を検証し、高い目標を掲げよりよい手法でコストの低下を図るべき
  • 小学校での租税教育実施増や広報充実などから納税啓発を強化
  • 収納率の向上、自主納付推進のため、口座振替加入を促進する各種の取り組みを強化
公民館管理運営事業
  • 公民館の求められる役割の変化を把握すべき
  • 地域に合わせた各館の特性や市民館との役割分担を明確にし、不要な館は整理すべき
  • 市民ニーズ等の変化に対応した使用基準の見直しを進める
  • 公民館運営協議会等で地域の声を聞きながら、地域特性に応じた運営を進める。また、市民館との役割分担を整理
図書館管理運営事業
  • ニーズを分析し、市民が望む図書館像の確立を
  • 事業の重点化や効率化を図るべき
  • 市民意識調査等によりニーズを把握・分析
  • 一部業務の委託化により職員の削減など事務の効率化に取り組んでいる。今後の運営においても費用対効果の向上に努める
勤労者福祉事業
  • ニーズや成果等を踏まえ存廃を含め見直すべき
  • 労働相談、西宮市しごと相談室は、相談時間や体制などを充実させ、利用しやすいものにすべき
  • 社会情勢の変化などを考慮し、内容を抜本的に見直し
  • 労働相談の開設日・時間帯を見直し。西宮市しごと相談室での専門的な知識をもったスタッフによる支援を充実
地域自主管理集会施設整備補助事業
  • 要綱、施策を見直すべき
  • 施設を設置する前後で、自治会などの活動状況等をチェックすべき
  • よりコミュニティの活性化が図られるよう他市の事例などを調査・研究し、要綱の見直しを検討
  • 補助を行った地域団体の活動状況の把握に努める
西部総合処理センター管理運営事業
  • 西部総合処理センターのあり方を検討し、ごみの減量化、資源化への市民の理解を得るべき
  • 施設が身近に感じられるPRが必要
  • リサイクルプラザ等を活用し、啓発に引き続き努める
  • 資源ごみの選別等中間処理によるごみの減量化に努める

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