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2011年3月25日 第1362号

被災地支援に全力
「東北地方太平洋沖地震西宮市支援対策本部」を設置

救助活動
津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で
懸命に救助活動をする西宮市消防職員ら
市は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地の復旧・復興に向けて、3月14日に「東北地方太平洋沖地震西宮市支援対策本部」を庁内に設置しました。
本部長には西宮市長があたり、阪神・淡路大震災の被災市としての経験を生かしながら、次のような支援を全力で行っています。
問合せは防災対策グループ(0798・35・3546)へ。
〈支援内容は3月18日現在の状況〉
職員の派遣
支援対策本部
支援対策本部で指揮を執る河野昌弘市長
(右から5人目)


被災地では、市役所や役場が十分に機能できない自治体もあります。
市では、すでに市職員を派遣し、復旧・復興の支援にあたっています。
宮城県南三陸町では消防局職員が救助活動にあたり、岩手県大槌町では水道局職員が給水活動をしています。
また仙台市若林区では保健師や事務職員が被災者の健康相談や避難所の衛生管理を行い、郡山市では市立中央病院の医師や看護師が診察にあたっています。
そのほか、防災・安全局職員と技術職員で構成する先遣隊を派遣し、被災地の状況把握に努めています。
災害ボランティア
一般の人が被災地で復興活動を行う「災害ボランティア」については、現在、被災地での受け入れ体制が整っておりません。
現地からの要請があり次第、市のホームページなどを通じてお知らせします。
災害ボランティアの問合せは日本災害救援ボランティアネットワーク(0798・34・9011)、または西宮市社会福祉協議会ボランティアセンター(0798・23・1142)へ。

市民の皆さんへのお願い

義援金の募集
市は、西宮市社会福祉協議会と連携して、義援金を募集しています。
募金箱の設置場所は、市役所本庁舎1・2・6階、各支所、夙川市民サービスセンター、水道局、中央公民館、中央・北口・鳴尾図書館、西宮市国際交流協会(フレンテ西宮4階)です。
問合せは防災・安全総務グループ(0798・35・3618)へ。
救援物資の受付
市は先日、飲料水や米、乾パンなどを用意し、福島県郡山市やいわき市に供給しました。
このたび、被災地の意向を踏まえ、次のとおり市民の皆さんから救援物資の提供を募ります。
【受付品目】
  • 保存食(缶詰、乾パン、クラッカー、カップめん等)
  • 飲料水(500ミリリットルまたは2リットルのペットボトル)
  • 粉ミルク
  • ほ乳瓶
  • 離乳食
  • 紙おむつ(幼児用・大人用で袋入り)
  • ウエットティッシュ
  • 生理用品
  • 毛布

※いずれも未使用・未開封のものに限る。上記以外のものは受付不可。保存食や飲料水、粉ミルクはできる限り箱詰め(内容と数量を明記)で提供を

【受付期間・場所】
救援物資の受付場所
地図
※阪神武庫川線「武庫川団地前駅」
下車徒歩5分
3月31日(宅配の場合は30日・必着)までの午前10時~午後4時に持参か宅配で旧高須東小学校(〒663―8141高須町1丁目1―38)へ。土・日曜も受付

※宅配の場合着払い不可

【問合せ先】
日本災害救援ボランティアネットワーク(0798・22・1770)、または西宮市社会福祉協議会(0798・22・6390)

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