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平成23年1月25日 第1358号

市民意識調査結果まとまる 皆さんの声を今後の市政に

市は、市の施策について皆さんがどのように考えているかを把握し、まちづくりの基礎資料とするために、毎年「市民意識調査」を行っています。
昨年9月に実施した調査結果がまとまりましたので、その一部を紹介します。
問合せは市民相談課(0798・35・3100)へ。
平成22年度は「市の職員像」「にしのみや市民祭り」「防犯活動・防犯カメラ」「市政情報の提供」「農のあるくらし」「市の施設の利用」の6テーマで調査しました。
調査対象は20歳以上の市民から無作為抽出をした3500人で、有効回収数は2142人(回収率61.2%)でした。
今後、回答者の性別や年齢などの要素による分析を加え、報告書を2月下旬に発行します。その内容については、市立図書館などで閲覧できるほか、市のホームページにも掲載します。

市の職員像 市民目線に立ち柔軟な対応を

皆さんからの期待にこたえる市職員を目指します
皆さんからの期待にこたえる市職員を目指します
市職員の応対の印象について尋ねたところ、「良いと思う」、「どちらかといえば良いと思う」と肯定的回答の合計は29.8%、「悪いと思う」、「どちらかといえば悪いと思う」と否定的回答の合計は10.4%でした。
また、今後、市政を推進するにあたり、どのような市職員の姿勢や行動などが、特に重要であるかについて尋ねました。
「市民目線に立って柔軟に対応する職員」が58.0%、「専門知識と責任感があり、分かりやすくきっちりと説明する職員」が53.6%で50%を超え、次の「親しみやすく、親切でていねいに話を聞く職員」の34.5%とは、ほぼ20%の差が見られました。
ほとんどの年齢世代において、前記の回答順位に変わりはありません。唯一「20歳~29歳」は、第2順位と第3順位が入れ替わります。
重視する市職員の姿勢、行動、能力(複数回答)
重視する市職員の姿勢、行動、能力(複数回答)

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農のあるくらし 地元の新鮮な野菜を購入

「農のあるくらし」についての関心を尋ねたところ、「おおいに関心がある」あるいは「どちらかといえば関心がある」と回答した人が、70.8%でした。
その理由については、「みどりや里山環境の保全が大切だと思うから」が59.2%と最も高く、次に「地産地消や食の安全などに興味があるから」の43.3%、「健康に暮らしたいから」の28.6%となっています。
また、関心がある人で、実践してみたいことについて尋ねたところ、関心の理由に見られるように、「地元の新鮮な農産物を購入する」が89.9%と最も高く、次に「地域の身近な自然環境に触れる」の83.0%、「農作業を体験する」の60.2%、と続いています。
このようなことから環境問題や食の安全、健康、自然・農業体験などの課題を重視していることが認められます。
「農のあるくらし」の具体的な活動(複数回答)
「農のあるくらし」の具体的な活動(複数回答)

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市政情報の提供

ホームページ利用率増加

市からのお知らせについて、「よく利用している」と「時々利用している」に該当する広報媒体の回答は、全体で市政ニュースが68.1%と最も高く、次に市のホームページの29.1%となりました。
前回調査(平成19年度)よりホームページ利用率は6.9%増加しており、年齢世代別で見ると「30歳~39歳」では、約52.5%と最も高くなりました。
次にインターネットの利用環境について尋ねたところ、次のような傾向が現れました。
携帯電話保有率は80%
パソコンの保有率は72.2%、携帯電話の保有率は80.0%と高い数値を示しました。
年齢世代別では、59歳以下の世代は、パソコンおよび携帯電話の保有率はいずれも80%を超えています。
しかし60歳以上の保有率は急激に落ち込み、70歳以上ではパソコン保有率は約35%、携帯電話は約50%にとどまっています。
また「週に少なくとも1回以上は利用」と回答があったのは、パソコンで55%。携帯電話・PHS(iPhoneなど)では、61.6%でした。
そのうち「毎日少なくとも1回は利用」している割合はパソコンは65.4%であるのに対して、携帯電話・PHS(iPhoneなど)は87.0%と顕著な差異が見られました。
情報機器の保有率と利用率(複数回答)
情報機器の保有率と利用率(複数回答)

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2011年1月25日 第1358号

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