その他記事

2011年2月25日 第1360号

春の火災予防運動 3月1日~7日
「消したかな」 あなたを守る 合言葉

火災が発生しやすい季節を迎え、3月1日~7日の期間、全国一斉に「春の火災予防運動」が展開されます。
消防局では、市民の皆さんに防火意識を一層高めてもらい、火災の発生を防止するため、期間中、商業施設や福祉施設などの立入検査や消防訓練を行います。
問合せは消防局予防課(0798・32・7313)かお近くの消防署へ。

住宅用火災警報器 設置は5月31日までに

住宅火災による全国の死者数が、平成15年から7年連続して1000人を超えています。
住宅火災による死亡事故は夜間に発生することが多く、就寝中のため逃げ遅れてしまうことが要因の1つです。
住宅火災から命を守るためには、火災を早期に発見することが重要です。
16年に消防法が改正され、全ての住宅を対象に、23年5月31日までに「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられました。
大切な命を守るため、1日も早く住宅用火災警報器を設置してください。
住宅用火災警報器の取り付け場所は、寝室・階段・台所です。設置場所など分からない点については、消防局予防課かお近くの消防署にお問い合わせください。
設置が義務付けられたことに便乗し、高額な住宅用火災警報器を売りつける訪問販売の被害が発生しています。
住宅用火災警報器は家電量販店、ホームセンター、消防設備取扱店などで購入できます(消防署では販売していません。また消防署から販売に伺うこともありません)。
住宅用火災警報器の値段は1個3000円位からです。悪質な訪問販売に遭わないために、自分で購入し、設置することをお勧めします。
なお、不審な訪問販売に遭遇した場合は、消費生活センター(0798・64・0999)に相談しましょう。
訪問販売は契約の解除(クーリング・オフ制度)の対象です。

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住宅防災診断実施中 消防職員が訪問

消防局は、住宅における安全性の向上を図るため、住宅防災診断を実施しています。
この診断は、火災編・地震編・日常事故編の3編からなります。
わが家・わが身を守るための目安となる診断を行い、住宅内外での危険性を知ってもらい、どのように対処したらいいかを問いかけるものです。
消防職員が家庭を訪問し、玄関先での問診により災害の対応状況などをお聞きして、住まいに適した対策を説明します。
ご協力をお願いします。

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平成22年の消防概況まとまる

消防局は平成22年の消防概況をまとめました。その概要をお知らせします。
問合せは消防局(0798・26・0119…火災・救助については消防課、救急については救急課)へ。
消防隊の出動件数
消防隊の出動件数は960件(前年比66件増)でした。
火災以外の出動が84%を占めました。
火災
出火件数は157件(前年比22件増)でした。
火災による死者は3人、負傷者は19人です。
【主な出火原因】
  • 放火(疑い含む)…62件
  • たばこ…21件
  • こんろ…15件
救助
救助出動件数は301件(前年比88件増)で、救助人員は179人(61人増)でした。
【主な事故種別の出動件数】
  • 建物事故…112件
  • その他の事故…100件
  • 交通事故…51件
救急
救急出動件数は1万9713件(前年比1648件増)、搬送人員は1万7544人(1382人増)でした。
1日平均54件、26分に1件の割合で救急車が出動したことになります。
【主な事故種別の出動件数】
  • 急病…1万2238件
  • 一般負傷…3077件
  • 交通事故…1976件

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山火事予防運動

3月1日~5月31日に「山火事予防運動」を実施します。
この季節、野山へ行楽やハイキングに出かける機会が多くなります。貴重な自然・緑を守るため、次のことに注意してください。
問合せは消防局消防課(0798・32・7331)へ。
  1. 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所で、たき火をしない
  2. たき火の場所を離れるときは、完全に火を消す
  3. 風の強いときや空気の乾燥しているときは、たき火をしない
  4. たばこの吸い殻は必ず火を消すとともに、投げ捨てない
  5. 火遊びをしない
  6. 火災とまぎらわしい煙が出るときは、事前に消防署に届け出る
過去5年間の林野火災状況
年別H18H19H20H21H22
件数
4
0
0
2
2
焼損面積(アール)
8
0
0
17
1

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放火されない 放火させない

西宮市では20年以上、火災原因の1位が放火(疑いを含む)となっています。
密集した地域で道路が狭く、死角の多いところや、街灯などの明かりが少ない場所などは放火される危険性があります。
放火を減らすためには、住民自らが自衛意識を持って、「放火されない・放火させない・放火されても被害を大きくさせない」まちづくりに取り組むことが大切です。
一人ひとりが次のチェックポイントに注意し、放火からまちを守りましょう。
放火予防チェック
  • 家の周りや外階段の下などに紙類などの可燃物を放置していませんか
  • ごみ収集日の前夜にごみが出されていませんか
  • 共同住宅などの共用部分を物置代わりにしていませんか
  • 自転車やオートバイのかごに物を置いたままにしていませんか
  • 自転車やオートバイのボディカバーは防炎品を使用していますか
  • 玄関、物置、車庫の施錠をしていますか
  • 郵便受けに新聞やチラシなどをためたままにしていませんか
  • 消火器などは使いやすい状態ですか
  • 門灯、玄関灯の照明状況は良好ですか

住宅防火 命を守る7つのポイント

《3つの習慣》
  • 寝たばこは絶対しない
  • ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する
  • ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す
《4つの対策》
  • 逃げ遅れを防ぐため住宅用火災警報器を早期に設置する
  • 寝具や衣類からの火災を防ぐため防炎品を使用する
  • 火災を小さいうちに消すために住宅用消火器を設置する
  • お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる

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消防テレホンサービス 0798・22・9999

3月7日まで…春の火災予防運動、3月8日~31日…山火事の防止。
平日の午前8時~午後5時(土曜は午前11時)

病院情報…平日の午後5時(土曜は午前11時)~翌朝8時と日曜・祝日の24時間

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