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9月号 文学作品でたどる 甲山の歴史と風景

更新日:2021年9月30日

ページ番号:32565376

西宮徹底解剖9月号「文学作品でたどる 甲山の歴史と風景」
ゲストティーチャー/西宮芦屋研究所 蓮沼純一さん
放送日
月曜20時30分~
テーマ音声配信
9月6日甲山の山容の変遷 甲山は禿山だった?
【クイズ】
明治時代、神戸に住む外国人から、甲山は何と呼ばれていたでしょうか?
【答】ビスマルクヒル もしくは ビスマルク山
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。9月6日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,235KB)
9月13日甲山と神呪寺にまつわる伝説と小説
【クイズ】
甲山をモデルにした鶴屋山でSOS団に宝探しをさせた、西宮市出身のライトノベル作家は誰でしょうか?
【答】谷川流
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。9月13日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,235KB)
9月20日昭和初期の甲山山頂からの眺めと、戦後幻となった甲山開発計画
【クイズ】
村上春樹著『海辺のカフカ』に甲山をモデルとした山が登場します。小説では山梨県に存在するその山の名前は何でしょうか?英語・日本語どちらでも構いません。
【答】お椀山 もしくは RICE BOWL HILL
ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。9月20日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,209KB)
9月27日近現代文学作品で甲山はどのように描かれたか/質問コーナーファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。9月27日放送を聴く(音楽ファイル(MP3):27,198KB)

※この放送は、さくらFM78.7MHzでお聴き頂けるほか、インターネットからもお聴き頂けます。
 詳しくは、さくらFMのホームページ(外部サイト)新規ウインドウで開きます。をご覧ください。
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9月号概要

川西英も兵庫百景の一枚に描いた甲山。西宮のシンボル甲山は、その印象的な優しい姿から、江戸時代には頼山陽が歌に詠み、昭和になってからは、谷崎潤一郎、北尾鐐之助、河野多恵子、遠藤周作、庄野潤三、村上春樹、山口誓子、かんべむさしら多くの作家がエッセイや小説に登場させました。見ているだけでほっこりと心安らぐ甲山、その歴史と風景のうつろいを文学作品から読み解いていきましょう。

【第1話】甲山の山容の変遷  甲山は禿山だった?

村上春樹をはじめ、禿山だった甲山を記憶する人は多く、昭和30年代頃、小学校で甲山登山を経験した世代は、ジグザグの登山道を登り、山頂からの素晴らしい展望を記憶されていると思います。しかし、江戸時代末期、頼山陽は冑山歌で、翠で覆われた甲山を歌っています。甲山の山容の変遷を文献から探ってみましょう。

【第2話】甲山と神呪寺にまつわる伝説と小説

日本書紀から派生した神功皇后伝説を、柴田錬三郎は眠狂四郎に語らせました。また西宮市をアニメ聖地巡礼の街として世界に広めた谷川流は、涼宮ハルヒのSOS団に山頂で宝珠探しをさせます。田辺聖子さんは神呪寺の創建と如意輪観音坐像の物語をロマンチックに語ります。文学作品から、甲山と神呪寺の歴史をたどりましょう。

【第3話】昭和初期の甲山山頂からの眺めと、戦後幻となった甲山開発計画

大阪毎日新聞の初代写真部長を務めた北尾鐐之助は『近畿景観』で、昭和初期の甲山山頂からの眺望を描いています。遠藤周作が愛した仁川の街や大大阪時代の大阪の街が見えていました。戦後、甲山山頂には広場が作られ、甲山ロープウェイ計画が市議会で承認されます。その広場は村上春樹『海辺のカフカ』にも登場するのです。

【第4話】近現代文学作品で甲山はどのように描かれたか/質問コーナー

既に、遠藤周作や北尾鐐之助、村上春樹、谷川流、柴田錬三郎らの作品を紹介してきましたが、西宮に住んだ文豪・谷崎潤一郎、河野多恵子、野坂昭如らの作品にも登場します。近年の児童文学、安田夏菜『レイさんといた夏』に描かれた甲山の印象は心に響きます。

プレゼント

毎月第1~3週に1題ずつクイズを出題し、4週目に答え合わせをします。
全問正解者の中から抽選で1名様に、クオカード3,000円分をプレゼントします!
3週分のクイズの答えと、番組への感想・質問を書いて、さくらFMまでお送りください。
締切/2021年9月27日午後8時50分
【FAX】0798-37-5514
【E-mail】787★sakura-fm.co.jp(★を@にしてください)
【ハガキ】〒662-0911 池田町9-7 フレンテ西館3F さくらFM「西宮徹底解剖」係

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