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人権スポーツ教室 with 西宮ストークス

更新日:2023年5月8日

ページ番号:64704738




令和元年(2019年)12月16日、西宮市立甲陵中学校で男子・女子バスケットボール部員を対象とした「人権スポーツ教室 with 西宮ストークス」が実施されました。

この取り組みは、プロバスケットボール選手と中学生がバスケットボールの練習や選手たちの体験に基づいた話を通じ、中学生や参加者の人権意識を高めることを目的とした活動です。

西宮ストークスの選手が登場すると部員たちは大きな拍手で選手を迎え、体育館は大変な盛り上がりを見せていました。

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人権に関する講話

はじめに、西宮人権擁護委員協議会の松村委員から人権に関する講話がありました。

「スポーツマンシップとはお互いに相手を尊重する気持ちがあり、それは人権の基本だと思います。しっかりとバスケットボールの技術を学ぶと同時に、チームプレイをするにあたり、個人の心がけを磨いてもらえたらと思います。今日は西宮ストークスの選手の皆さんの力を借りて、楽しく意義のある『人権スポーツ教室』になることを願っています。」と、部員たちに話しました。



選手たちの紹介

西宮ストークスから濱高康明選手、劉瑾選手、土屋アリスター時生選手の自己紹介がありました。

「今日は短い時間ですが、楽しく元気にやっていきましょう。宜しくお願いします。」と1人ずつ挨拶を述べた後、体育館は大きな拍手に包まれました。

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バスケットボール教室

最初に、部員たちの体を温めるため、土屋選手は、重心を前や横にして進んだり走ったりと、様々なウォーミングアップ方法を丁寧に指導しました。

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体が温まると、ボールを使った練習を行いました。

部員たちは選手にボールをパスし、そのボールを受け取ってドリブルを行い、ゴールにレイアップシュートするという練習について濱高選手から説明を受けました。

その見本の際に、土屋選手のダンクシュートの披露があり、部員たちは大きな歓声をあげ、大変喜んでいました。

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練習後には、西宮ストークスの選手3名VS甲陵中学校男子・女子バスケットボール部員5名ずつの試合が行われました。

気迫を前面に押し出し、プロ選手に向かっていく部員たち、プロ選手もそれに応え、試合は素晴らしい熱戦となりました。

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選手との交流会

試合後の交流会では、選手の中学校時代の紹介がありました。

濱高選手は「石川県の能登半島出身なので、外には海、山、田んぼばかりで、ほとんど外で遊んでいました。夏は沖の浅瀬で、サザエや貝を採ったり、冬は雪合戦などをしていました。」

土屋選手は「小学校4年生からバスケをしましたが、親に中学校からテストが難しくなると言われ、勉強を重点的にやっていました。」

劉選手は「中国出身なので、中学校はクラブなどがなく、ほとんど勉強ばかりで、バスケは週に一度ぐらいでした。パソコンで勉強などをしていました。」

とそれぞれ紹介がありました。

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質問コーナー

質問コーナーでは、部員から「チームの意見が合わない時はどうしますか?」、「練習に対して不真面目な人がいたらどうしますか?」、「ファウルをたくさんした時は、どんな気持ちですか?」など、様々な質問がありました。

西宮ストークスの選手たちは「常にミーティングを開いて、一人一人意見を出し合って、全員が合致するまでミーティングを重ねます。一度相手の意見を受け入れて、自分の意見を出して、合わせていけば良いと思います。」、「チームメイトなので、そこは喧嘩してもいいと思います。意見のぶつかり合いもあります。ただその意見を突き放すのではなく、チームメイトだからこそ、勝つためにはしんどい練習も必要なので理解してもらえるように歩み寄ります。」など、部員の疑問に対し、一人一人丁寧に答えてくれました。

校長先生は「自分を大切にして、仲間を思いやるっていうことがチームプレイの一番の基本だと学ぶことができました。ありがとうございました。」と感謝の辞を述べていました。

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記念行事

「今日、教えてもらった事を生かし、これからも頑張っていきます。そして、西宮市民としてこれからも西宮ストークスを応援していきます。今日はありがとうございました。」と、バスケットボール部代表の女子部員がお礼の言葉を述べました。

続いて、部員から選手に応援メッセージの色紙を、選手から部員に応援メッセージの色紙、記念ボールの交換が行われました。

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法務省の人権マスコット「人KENまもる君」と「あゆみちゃん」も登場し、西宮ストークスの選手たち、男子・女子バスケットボール部員たち、関係者たちと記念写真を撮影しました。

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閉会

神戸地方法務局西宮支局の仲村支局長から「人権とは言葉ではなかなか難しいです。でも、今日西宮ストークスの選手たちのお話、そしてスポーツを通して友だちを信じ、相手の立場を考えて競技をする。それは人権の基本だと思います。学校の中でも、仲間を信じ、イジメや差別のない学校生活を送ってもらいたいと思います。」と挨拶があり、人権スポーツ教室は閉会しました。



最後にサイン会が行われ、西宮ストークスのクリアファイルにサインをしてもらった生徒たちはとても満足した様子でした。

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事業についてのお問合せ:人権平和推進課    電話番号:0798-35-3319
記事についてのお問合せ:教委 教育総務課   電話番号:0798-35-3967

お問い合わせ先

教委 教育総務課

西宮市六湛寺町10-3 西宮市役所本庁舎 6階

電話番号:0798-35-3836

ファックス:0798-36-1208

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