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なぜ救急車は、現場からすぐに出発しないのですか。

更新日:2015年3月4日

ページ番号:88171445

救急車は現場を出発するまでに、状況や症状の確認、傷病者の観察・処置、病院への連絡などを実施しています。

 現場に到着した救急隊は、出動現場の状況や安全を確認した後、傷病者本人や周囲の人から、けがや病気に至った経緯や現在の症状などをお聞きします。状況によっては、警察官や救助隊、消防隊、他の救急隊、ドクターカー等の応援を要請します。

 状況を確認するのと同時に、傷病者の状態を観察します。観察内容は意識、脈拍、呼吸、血圧、体温、心電図などです。

 観察の結果、酸素投与、体位変換、止血、傷口の被覆、心肺蘇生法、除細動など必要な処置を実施します。場合によっては、現場で医師と連絡を取りながら、点滴、薬剤投与、気管挿管などを行うこともあります。

 処置を行いながら、症状や観察の結果、病歴、掛かり付け病院、出動場所の位置などを考慮して搬送先病院を選定します。病院への連絡は、救急隊だけでなく消防局の指令室と協力しながら行います。 
 すでに、本人や家族が病院を手配している場合でも、再度救急隊から連絡し、症状や観察した結果を伝え、救急車での搬送が可能かどうか確認をします。

 搬送先の病院が決定すれば、救急車は現場から出発します。また、病院へ到着するまで、観察や処置は続きます。

 以上は、活動の流れの一例であって、傷病者や現場の状況により、活動の順序や観察・処置の内容は変わります。

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