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【高須西幼稚園】卒園式・休園式

更新日:2024年1月22日

ページ番号:76613213

※この記事は平成30年度に作成したものです。
 

平成31年(2019年)3月19日、高須西幼稚園では、ぱんだ組12名の卒園式、そして休園式が行われました。
高須西幼稚園は、昭和59年(1984年)4月1日に開園し、健康な身体と豊かな心で意欲的に遊ぶ子供の育成を教育目標に掲げ、35年もの長きにわたり、地域とともに歴史を刻んできた幼稚園でした。
これまでに未来を担う子供たちを送り出してきましたが、平成31年(2019年)3月31日をもって休園となります。


【卒園式】

最初に、入園からの2年間を振り返るムービーが上映され、保護者の方々は子供の成長を感じ、涙を流されていました。
式が始まり、大きな拍手の中、12名全員が堂々とした姿で入場しました。
学事報告の後、修了証書授与が始まりました。
園児たちは全員、名前を呼ばれると元気よく「はい!」と返事をし、園長から証書を受け取る時には大きな声で「ありがとう。」と言い、証書を受け取りました。
証書を受け取った後、園児たちは将来の夢について大きな声で発表し、その後、保護者に感謝の「ありがとう」を伝えていました。


渡辺園長は「卒園おめでとうございます。今日は、おめでたい日ですが、皆とお別れすることとなり、先生たちは悲しくなり今にも泣きそうです。ぱんだ組の皆は、園庭でボール遊びや追いかけっこをしたり、お部屋でコマ回しやお弁当を食べたり、保育所や小中学校、高等学校に行ったり、幼稚園に来てもらったり、お買い物に行ったり、地域の方々といっしょに運動会もしました。高須フェスティバルのステージにも参加しました。たくさんのお友達が遊びに来てくれて毎日とても楽しかったですね。みんなは幼稚園の歌のように手を取り伸びていく素晴らしい子供たちです。4月から一年生です。小学校でも友達をたくさん作って、仲良くしてください。これからは楽しいことがたくさん待ってますよ。」と温かい言葉で祝辞を述べました。


思い出の言葉と歌では、二年間の出来事を言葉にし、高須西幼稚園で過ごした日々を振り返りました。
「年少組、はじめての幼稚園、はじめての人たち、最初はお母さんと離れるのが寂しかったです。」、「鳴尾浜臨海公園へ遠足に行き、お母さんたちと鬼ごっこをしました。」、「雨上がりに泥んこになって遊びました。」、「運動会で忍者になって巻物を取り返しました。」、「皆で手をつないでやっとこをしました。」、「サンタさんにプレゼントをもらって嬉しかったです。サンタさんにお礼のプレゼントを渡して喜んでくれて嬉しかったです。」、「生活発表会、恥ずかしかったけど頑張りました。」、「幼稚園でいっぱい笑って喧嘩していっぱい助け合っていっしょに大きくなりました。」、「一年生になっても頑張ります。」など、大きな出来事や、小さな出来事を言葉にしてくれたので、園児たちが過ごした幼稚園での出来事が保護者や来賓の方々に伝わっているようでした。


最後には園歌を全員で歌い、元気な歌声が響く中、式も終わりとなり、園児たちは皆、堂々とした姿で退場していきました。


【休園式】

初めに、重松教育長から式辞がありました。
「高須西幼稚園は、最も海に近い公立幼稚園として、開園以来、海をテーマに、保育に取り組んできました。当時は園舎の窓からフェリーの様子が見えました。親子遠足でフェリーに乗って淡路島に行き、船長さんが園児たちを操舵室に招き入れ、汽笛を鳴らすなど普段ではできない体験をしました。帰園後は園舎を船、海に見立て保育を行いました。海と関わる特別体験をもとに、さらに地域環境を活かし、実践を重ねた高須西幼稚園の取り組みは他園の多くの先生方の共感を呼びました。当時の職員や地域の方の熱い思いに支えられた幼稚園のあり方は、35年たった今も受け継がれています。高須西幼稚園はこの度、休園することとなりましたが、ここを巣立った園児たちが地域の誇りを胸にこれからの新しい時代の担い手として活躍してくれることを期待しています。」と式辞を述べました。


次に渡辺園長からの式辞では、
「幼稚園の時の思い出は大人になっても忘れません。幼稚園が休園になり寂しくなりますが、これまで幼稚園で過ごした楽しかったこと、今日のこと、そしてぱんだ組の12人が幼稚園最後の卒園児であること、ずっと覚えてくれると嬉しいです。
また、12月に嬉しいことがありました。「休園前に大掃除をさせてください。」と高須西小学校の4年生十数名がフロアのワックス掛けをしてくれました。また、窓を拭いたり、草抜きをしてくれました。誰に頼まれたわけでもなく、自分たちで考えた行動です。そんな心が綺麗で行動力のある地域の子供たちがいることに感心し、感動しました。35年間たくさんの方々に愛され、育てていただいた高須西幼稚園が今日、最後の日になるのが寂しくてなりません。さようなら、ありがとう、高須西幼稚園」と式辞を述べました。


次に石井市長からの式辞では、「歴史を振り返ると平成とともに歩んできた幼稚園だと思います。昭和59年に開園し、昭和60年に現在の皇太子殿下と、天皇陛下、皇后陛下が県立総合体育館にいらした時、高須西幼稚園の園児全員がその様子を見に行ったことがありました。これからも地域の方々と協力し、子供たちの健やかな成長のために心を尽くし、様々な施策を展開してまいりたいと思います。」と式辞を述べました。


高須西幼稚園の創立当初の写真などがスライドショーで上映され、園の歴史を振り返りながら、園歌を式の参加者全員で歌いました。
最後に渡辺園長が重松教育長に園旗を返納し、35年の歴史に幕を閉じました。


【式後】

園児たちは風船でできた花道を通り、先生や保護者からは、たくさんの拍手が送られました。
園児たちは、たくさんの思い出がつまった園との別れを惜しんでいる様子でした。


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