【消防局】消防局の取組みに対して、ご寄付をいただきました!
更新日:2023年3月30日
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このたび、消防局の取組みが紹介されている広報誌を目にした県外在住の有志の方から、応急手当の普及促進や通信指令業務の取組みに役立ててほしいとの思いで、50万円の寄付金をいただきました。
ここで改めて、消防局の取組みを紹介します。
通信指令員は、119番通報を受信した際に、通報内容から応急処置が必要と判断した場合は、電話を切断することなく通報者に対して応急処置の方法を伝えます。このように、通信指令員が通報者に対し、救急車が到着するまでの対応を電話口で指示することを口頭指導といいます。特に呼吸・脈拍が停止している場合に行う心肺蘇生法は一刻を争う大切な応急処置です。
通報者は、通信指令員が行う口頭指導をしっかりと聞いて、周りの方たちと協力しながら、落ち着いて応急処置を行うことになりますが、口頭指導を行う通信指令員は、自分たちが行った口頭指導による市民の動きと効果を検証する方法がありませんでした。
そこで、消防局では、平成29年度から指令課と救急課が連携し、通信指令員が実施した口頭指導による市民の動きの検証を目的として、救急講習会の場を活用して、 講習受講者の協力を得ながら「口頭指導シミュレーション訓練」を実施しています(令和元年度以降は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、開催を見合わせています)。
「口頭指導シミュレーション訓練」では、想定を付与された講習受講者が実際に模擬119番通報を行い、通信指令員からの口頭指導に基づいて心肺蘇生法を実践します。口頭指導を受けた市民の方から、わかりにくかった言葉などの意見や感想等を収集し、口頭指導を実施した通信指令員に結果のフィードバックを行うことで、口頭指導の質の向上に努めていくことがこの取組みの狙いです。
寄付金については、救急活動業務や通信指令業務の充実に役立たせていただきます。
西宮市消防マスコット ウーちゃん・カンちゃん
上記取組みを掲載した広報誌
平成30年 消防の動き(救急講習会を活用した口頭指導シミュレーション訓練の導入)(外部サイト)
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