一般住宅解体予定建物にて警防訓練を実施しました!
更新日:2018年8月2日
ページ番号:70612677
鳴尾消防署及び浜消防分署は、5月下旬に解体予定の一般住宅2棟を使用して火災を想定した警防訓練を実施しました!
平成29年中の全国における建物火災の発生状況は21,280件で、その内住宅火災は11,337件でした。
近年、住宅火災の件数は住宅用火災警報器の普及や火気使用器具の安全性向上などにより減少傾向にありますが、依然多い状況です。
西宮市においても建物火災の発生件数は減少しており、現場経験の少ない若手職員を中心とした現場対応能力の向上が課題となっています。
西宮市消防局では、日頃消防庁舎を使用して訓練を実施していますが、今回は解体予定の一般住宅を利用することで、より災害現場に近い臨場感のある訓練を実施することができました。
防火服及び呼吸保護器具を着装し、逃げ遅れた要救助者をあらゆる資器材を使用して建物内から救出する訓練を主に実施しました。
このような訓練を今後も継続して実施することで、職員の現場対応能力の向上及び市民が安心して暮らせる街づくりに努めていきます!
三連はしごを使用して住宅2階のベランダへ進入している様子
三連はしごとロープを使用して要救助者を住宅2階から救出している様子
