【浜分署】西宮浜義務教育学校の生徒が浜分署でトライやる・ウィーク(職場体験活動)を実施しました。
更新日:2022年5月26日
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令和4年5月16日から5月20日までの間、トライやる・ウィークとして、西宮浜義務教育学校の8年生が浜分署で職場体験活動をしました。生徒たちの奮闘する姿をご覧下さい。
※「トライやる・ウィーク」とは、学校・家庭・地域が連携し、「心の教育」の充実、「生きる力」の育成を目指し、実施されている取り組みです。
防火衣着装訓練
防火衣に素早く着替えます
火事の時に着て行く服のことを防火衣と言います。消防士といえば、まずはコレ。消防士は1分以内に着替えて、車両に乗り込みます。最初は、2分以上かかっていましたが、回数を重ねるごとに早くなっていましたよ。
ホース延長訓練
巻いてあるホースを人力で延ばします
長さ20mのホースを巻いている状態から直線に延ばします。まっすぐ延ばすにはコツがいります。ホースを延ばした後は二人一組で撤収します。
消防職員が撤収の見本を見せます
みんなも上手にできるかな
検索訓練
逃げ遅れた住人を探す訓練
火事になっている住宅の中では、煙で前が見えないため、壁伝いに進んでいき、逃げ遅れた住人を探します。燃えている時に消火できるようホースを持ちながら移動します。このホースが、出口への道しるべになるので、ホースは絶対に離しません。さらに、一人ではトラブルが起こった時に対応できないので、必ず、二人以上で活動します。
放水訓練
前後の二人が息を合わせて放水をコントロールできています
消防車からの圧力にもよりますが、放水は約30m飛んでいます
火災出動から活動終了まで一連の流れを西宮市消防訓練施設で体験しました。
防火衣着装
防火衣を素早く着ます
今までの練習の成果もあり、約1分で着ることができました。
乗車
消防車に乗車します
防火衣を着たら、消防車へ乗り込みます。全員が乗り込んだら安全確認をして出発します。
ホース延長
ホースを延長します
現場に到着したら、放水のためのホースを延ばしてつないでいきます。長い時は10本以上延ばすこともあります。
火点放水
火点に放水します
ホースを燃えている所まで延ばしたら、燃えている所へ向かって放水して、消火します。安全な距離を保ちながら燃え広がらないように放水します。
屋内進入
空気呼吸器を装着しています
逃げ遅れた住人を救出するため、空気呼吸器のマスクを着けて家の中に入ります。空気呼吸器のボンベの中には、空気が入っており、マスクを着けているのは、煙を吸わないようにするためです。
要救助者救出
逃げ遅れた住人を救出しています
逃げ遅れた住人を救い出します。二人で上半身と下半身を協力して持って搬送します。
全員退出
全員退出し任務完了
逃げ遅れた住人を救出し、燃えている場所の消火が完了したら、全員家の外に出てきます。その時に、体調変化やケガがないかをお互いに確認したり、資器材の変形や破損がないかを確認します。
今回参加された西宮浜義務教育学校の皆さんお疲れさまでした!
