このページの先頭です

【消防局】救命処置の必要性と手順について教えてください。

更新日:2024年3月10日

ページ番号:25727296

心肺蘇生法とAEDを使用した救命処置の必要性と手順は、次のとおりです。

 突然心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性は、10分間で急激に少なくなるといわれています。心肺蘇生法とは、この止まってしまった心臓や呼吸の動きを助ける方法です。
 また、突然心臓が止まるのは、心臓がブルブルとけいれんする「心室細動」が原因となることが多く、この場合には出来るだけ早くAEDによる電気ショックをあたえ、心臓の動きを回復させることが有効です。
 心肺蘇生法、AEDともに、心臓が止まってから実施するまでの時間が、早ければ早いほど、救命の可能性が高くなることが知られています。
 もちろん、救急隊も心肺蘇生法やAEDを実施しますが、そばに居合わせた人が早い段階で処置をすればするほど、その人の救命の可能性は高くなるのです。

 以下、その手順を説明します。

目の前で人が倒れた、倒れている人を見つけた。(反応・呼吸ともにない場合)
※感染防止のための注意事項を赤字で記載しています。

 1.反応を確認する(呼びかけや、肩をたたいて動きがあるか・ないか)
  ※救助者はマスクを着用しましょう
 2.助けを呼ぶ(119番通報とAEDの手配)
 3.呼吸の確認
  ※傷病者の口元に顔を近づけないようにしましょう
 4.胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の繰り返し(人工呼吸は省略可能)
  ※胸骨圧迫のみを実施しましょう。
   胸骨圧迫を実施するときは、傷病者の口元を布やタオル、マスクで覆うようにしましょう。
 5.AEDの到着
 6.心電図の解析
 7.AEDの音声指示により電気ショックを実施(患者の状態により指示がない場合あり)
 8.胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の繰り返し(人工呼吸は省略可能)
  ※胸骨圧迫のみを実施しましょう。
   胸骨圧迫を実施するときは、傷病者の口元を布やタオル、マスクで覆うようにしましょう。

 以下、AEDの音声指示に従いながら、救急隊に引き継ぐまで続けます。
 AEDがない場合は、手順4を救急隊に引き継ぐまで続けます。

いざというとき処置ができるように、救急講習の受講をお勧めします。
救急講習会については、下記のリンクから救急講習会のページをご覧ください。

ダウンロード

ファイルダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。心肺蘇生法とAEDについて(救命入門コース用テキスト印刷用)(PDF:1,084KB)

リンク

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)

お問い合わせ先

消防局 救急課

西宮市六湛寺町8-28 西宮市役所第二庁舎2階

電話番号:0798-26-0119

ファックス:0798-36-2475

お問合せメールフォーム

本文ここまで