車両火災について
更新日:2017年7月1日
ページ番号:90014430
あなたの愛車は安全ですか?
火災の一つである車両火災についてお話をします。
車両火災は車の火事のことだと思われがちですが、
他にも、皆さんが通学や通勤などで利用している電車が火事になった場合も
これに該当します。
そんな車両火災ですが、火災発生に至る理由はさまざまです。
オイル漏れ、整備不良、放火、たばこの不始末、違法改造など、、、
あげだすと多種多様です。
今回はその中から、山口分署管内で実際に発生した事例を紹介します。
火災事例
- トラックで高速道路を走行中に、マフラー付近から炎が出た。
- 乗用車で山岳路を走行した後、信号待ち中にボンネットの間から炎が出た。
- 乗用車で高速道路を走行中、側壁に車両が接触し、エンジンルームから炎が出た。
過去にも同じような事案が複数件発生しています。
全てに共通していることは、高速道路や山岳路を走行していたことにより、
通常走行時よりもエンジンルーム内や排気管が、
非常に高温になっていた可能性があることです。
また、エンジン内部には、車の機能を維持するために様々なオイルが循環しています。
これらのオイルは、通常法定点検などの際に交換することが多いですが、
何年間も交換せずに使い続けると、オイルは劣化し、その能力が損なわれるだけでなく
各部品の破損に繋がることもあります。
実例を紹介すると、
長期間オイル交換等を実施しなかったことにより、
各部品に生じた小さな傷や亀裂に気付かず、
その隙間から漏洩したオイルが、高温となった部分に付着したことで、
火災 となってしまいました。
車に詳しい方でない限り、定期的な点検を実施しないと、
車の不備に気付くことは難しいです。
突発的に起こる事故などで車を損傷した場合などは別ですが、
メンテナンスをしっかり行うことで、火災を未然に防ぐことができます!
日頃から愛車の点検を定期的に行い
快適で安全なドライブを楽しみましょう!
