【山口分署】電子レンジの誤使用が関係する事故と火災について~後編
更新日:2020年11月24日
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身近で便利な電子レンジですが、使用方法には注意が必要です!前回に引き続き、電子レンジの誤使用が関係する事故と火災についてお届けします!
電子レンジでの食品過熱による火災事例について(さつまいも)
ホクホクのお芋がおいしい時期ですね。ところが水分量が少ない食材(さつまいも等)は、加熱しすぎると発煙・発火することがあります。
こういった食材は、調理が禁止されている場合や、調理方法が指定されている場合(濡らしたキッチンペーパーで覆う、キッチンラップを掛ける等)があります。
さつまいもを電子レンジで加熱し続けます
約9分後に煙が発生しました(700w)
さつまいもは過熱により炭化していました
割ってみると内部まで黒焦げです
電子レンジでの食品過熱による火災事例について(肉まん)
次は、これからの寒い時期にますますおいしい肉まんです。
肉まんも加熱しすぎると、発煙・発火の可能性があり、大変危険です。
機器の取扱説明書や食品包装の加熱時間を確認して調理してください。
なお、冷蔵の肉まんは、600Wで30秒~1分が目安となっています。
(機種や、食品の大きさにより加熱時間は前後します。)
肉まんも加熱しすぎると
約15分後に燃え上がりました(700w)
肉まんは焼け焦げ、皿は熱で割れました
温める個数やワット数等条件によって発煙・発火時間は変化します。
必ず、食品パックに記載されているあたため方法を守ってくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
今回は2回に分けて、身近で便利な電子レンジが関係する事故や火災についてお知らせさせていただきました。
これから温か~い食べ物がますます恋しい季節となってまいりますが、正しい知識で安全においしく召し上がってくださいね!
