【北消防署】北消防署の車両が更新されました
更新日:2020年3月16日
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北消防署のタンク車(北2)が新しくなりました
北消防署で12年にわたり、様々な災害現場で活動していたタンク車を更新しました。
この度、配置された車両は、前のタンク車にはなかった圧縮空気泡消火システム(通称キャフス装置)が積載されています。
このキャフス装置により、水と泡薬剤を混合した泡溶液に圧縮空気を注入し、泡を生成します。この空気を含んだ泡を放水口から放射することで通常よりも少ない水の量で消火することができます。水、泡を状況に応じて選択し、素早く消火活動を行います。
圧縮空気泡消火システムについて
キャフス装置とは、Compressed.Air.Foam.Systemのそれぞれの頭文字のCAFSでキャフスと呼ばれています。消火媒体である水を高倍率の泡に置き換えることで水分の表面積を大きく確保し、気化熱を有効活用して冷却消火するというシステムで、泡にすることで少ない水量で消火できます。
車両について
更新車両は、前のタンク車同様に1500リットルの水を積載しています。
冬季の降雪など地域の実情に合わせた、4輪駆動車です。
また、大規模災害時に総務省消防庁の要請で出動する緊急消防援助隊の車両として登録されています。
市民の皆様の安全・安心を守るため、車両や資器材を大切に取扱い、各種災害対応の訓練に精進します。
消防署の前を通った際は新しくなったタンク車をぜひご覧ください。
