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【甲東分署】天ぷら油火災にご注意ください!

更新日:2020年7月13日

ページ番号:15898207

天ぷら油の過熱による火災が頻発しています

令和2年に入ってから、甲東消防分署担当区域内ですでに2件の天ぷら油の過熱による火災が発生しています。
「天ぷら油の過熱による火災」は、その字のとおり唐揚げや天ぷらなどの揚げ物料理をするために天ぷら油を入れた鍋に火をかけたまま放置等してしまうことにより、天ぷら油が過熱され発火等し火災に至るものです。
 
天ぷら油の過熱による火災は火災原因の統計上「こんろ」という分類になり、家庭内などにあるガスコンロなどに起因した火災が含まれます。
この「こんろ」による火災原因は毎年のように出火原因の上位になっています。
その中で特に多く、また大きな火災となりやすいのが「天ぷら油の過熱による火災」です。
 
ではどのようなことが原因となっていて、どのように対処すればいいのかをご紹介します。

原因と対処について

×火をかけたままその場を離れてしまう

・来客が来たからその応対に
・具材に火が通るまでの間に他のこと(洗濯ものなど)をしに
・電話がかかってきたから
・テレビで見たい番組がやってるから見に行く
・疲れたから少し横になりに行く
などといったことで「ほんのちょっとだから」「すぐ戻ってくるから」とその場を離れたりしていませんか?
 
その油断が大変なことになるかもしれませんよ!!

〇火をかけたままこんろのそばを絶対に離れない!

これは天ぷら油火災だけでなく、こんろを使用する時は大原則になります。
火をかけたままその場を離れてはいけません!
 
人は2つ以上の行動をすると最初の行動のことを忘れてしまいやすいそうです。
日常生活の中でも「なにか忘れてるような」とか「なにしようと思ってたんだっけ」といった経験ないですか?
その「なに」が天ぷら油に火をかけていたことなら、大変です!
どうしてもそばを離れる場合はこんろの火を必ず消すようにしましょう。

×もったいないから少ない油で調理をする

1回の調理でたくさんの油を使うのがもったいないからといって、少しの量で調理したりしていませんか?
油の量が少ないということは、当然ながら油が加熱される時間も早くなります。
油の量と火の強さによっては数分で発火に至るケースもあります。
また、IHこんろをご使用されている場合、こんろの取扱説明書に記載されている量以下の油で調理すると過熱防止装置などの安全装置が正常に機能せず火災に至るケースも発生しています。 
「IHこんろは火を使ってないから火事にはならない」
と思っている方もおられるかもしれませんが、IHこんろでも火災になる可能性はあります。
それは、天ぷら油には油自体がある温度になると、近くに火がなくても発火するという性質を持っているからです。
なのでIHこんろでも安全装置が正常に作動せず油が加熱され続けると、やがて発火してしまうことになります。

〇油は適切な量で調理をする

IHこんろの場合は特に、取扱説明書に書かれている油の量を守って調理をしてください。
ガスこんろでも、油の量が少ないと安全装置(Siセンサー)が正常に感知しない可能性がありますので適切な量を使用して調理するようにしてください。
安全に調理していただいて美味しい料理を作っていただきたいと思います。

×底が変形した鍋を使用して調理する

特にIHこんろをご使用の方!
ご使用されている鍋の底がデコボコと変形していませんか?
鍋の底がへこんでいたりすると、IHこんろの安全装置が正常に機能しない場合があります。
実際にそのような鍋を使用して天ぷら油を加熱していた際、安全装置が正常に機能しなかったことで本来なら設定温度で加熱が停止するはずが加熱され続け、火災に至ったケースもあります。

ガスこんろでも、バーナー(円形の火が点く部分)の中心に飛び出ている、Siセンサーが鍋の底に十分に接触していなければ正常に作動しない可能性があります。

〇鍋の底が変形していないものを使用する!

「長年使っていて愛着がある」「まだ使えるからもったいない」という気持ちは大切です。
しかし、安全装置が正常に作動せず火災になってしまう方が大変です。
今、お使いになっている鍋の底をチェックしてみてください。
もし変形してこんろにきちんと接触していなければ、この機会に新しいものをご用意していただくようお願いします。

鍋に火が点いてしまった場合の対処方法

こんろの火を消すことができるならば、慌てず落ち着いてまずこんろの火を消してください。
そして火の状況などに応じて以下の対応により天ぷら油火災の消火を試みてください。

〇鍋のふたをして消火する(窒息消火)

火が小さい状態(高さ10cm程度)であれば、鍋のふた(専用のふたがない場合は鍋より大きめのふたで代用)をしてください。
ふたをすることにより空気を遮断し消火することができます。(窒息消火)
注意していただきたいのは、ふたをした直後は火が消えますが、油の温度は依然高いままです。
火が消えたと思ってふたを取ると、再び発火するおそれがあります。
ふたをして消えたと思っても、油の温度が下がるまでそのままにしておくようにしてください。
※ふたをする前にこんろの火を消せなかった場合は、ふたをして消火した後に必ず消してください!
【注意】
火が数十cm立ち上がっている状況の場合、ふたをするだけでは消火できないことがあります。
火が大きくなってしまっている場合は、消火器で消火してください。

〇消火器による消火

一番安全で確実な消火が期待できるものは「消火器」です。
ご家庭で備えておくのなら以下の3タイプのものをお奨めします。
・業務用消火器
・住宅用消火器
・スプレー式消火器(エアゾール式簡易消火具)
 
ホームセンターなどで販売されていますので、性能や使い勝手によっていずれかを台所等に備えておくようにしてください。

業務用消火器

業務用消火器は主に粉末消火剤を使用しています。
マンションやスーパーなどの店舗、事務所ビルなどに設置されている消火器で、一度は目にしたことがあると思います。
この業務用消火器は木材や紙などの一般的な火災のほか、油火災や電気火災にも使えます。
使用方法は、
1.黄色のピン(安全栓)を抜く
2.ホースの先端を火元に向ける
3.レバーを握る
の3つの動作で操作することができます。
消火薬剤量も多く効果的な消火が期待できる消火器となります。

住宅用消火器

強化液を消火剤としているものが多く、業務用消火器よりも小型で軽量のため使いやすくなっています。
使用方法は、
1.黄色のピン(安全栓)を抜く
2.ノズルを火元に向けてレバーを握る
となります。(ホースのあるものは業務用消火器と使用方法は同じ)
消火能力は業務用消火器より劣る部分もありますが、強化液を使用しているため冷却効果により油自体の温度を下げることができます。
また、アルカリ性強化液の場合は化学反応により再燃防止も期待できます。

スプレー式消火器(エアゾール式簡易消火具)

ヘアスプレーのようなスプレー缶タイプの消火器です。
サイズも重量も手軽で置き場所にも場所を取らないことが大きなポイントです。
使用方法も簡単で、
1.(キャップをはずし)火元に向けて噴射ボタンを押す
だけです。
天ぷら油鍋に火が入った程度であれば十分な消火効果が得られますが、業務用や住宅用に比べると消火剤の量が少ないため大きな火災には対応できません。
消火剤には主に強化液が使用されており、ご購入の際は「天ぷら油火災に対応」しているか確認してください。

〇濡れタオルによる消火方法

鍋に合うふたがなく、消火器も近くにない!
といった場合は「濡れタオルによる消火方法」を試みてください。
ふたや消火器より難易度は上がりますが、落ち着いて行えば上手く消火できます。

方法は、
1.鍋をしっかり覆える大きさのバスタオルなどを用意する
2.水で濡らし、滴らない程度にタオルを絞る(身近にバスタオルがなければフェイスタオルなどを鍋をしっかり覆える程度の枚数を用意する)
3.タオルを広げてタオルで自分の身を隠しながら、そっと鍋に覆いかぶせる
(フェイスタオルなど複数枚かぶせる場合は、鍋をしっかり覆い隠せるように重ねながらかぶせる)
4.複数枚タオルがあればより窒息効果を高めるためにさらに重ねてかぶせる

【注意点】
・タオルは必ず濡らすこと(乾いたタオルだと燃えてしまいます。)
・濡らした後、水が滴らない程度まで絞ること(びしょびしょだと天ぷら油に水をかけるのと同じになります。)
・鍋をしっかりと覆いかぶすこと(空気を遮断することで消火します。)
・鍋を倒してしまわないようにタオルを覆いかぶせること(慌てずにゆっくりとかぶせてください。)
・こんろの火は消すこと(加熱を止めなければ消火できません。)
 
上記ではバスタオルなどと記載しましたが、Tシャツなどの服でも消火できます。
座布団など重量のあるものは鍋が転倒する危険性がありますので、タオルなどを使用するようにしてください。
また、炎が数十cmと大きくなっている場合、濡れタオル1枚程度では消火できない場合があります。
複数枚を重ねるか、消火器による消火をおこなってください。

これはしないでください!!

天ぷら油火災で被害が大きくなってしまう原因の一つに、誤った消火方法をしてしまったことが挙げられます。
火を消すつもりで行った行動が逆に火災を大きくしてしまうことにならないよう、以下のことはしないでください。

×絶対にしてはいけない、水での消火

もし、天ぷら油に火が入ってしまった場合、絶対に水をかけてはいけません!
天ぷら油が発火するのは約360℃といった高温状態の時です。
100℃で沸騰する水をこの高温の油の中に入れてしまうと、一瞬で沸騰してしまい爆発的に火の点いた油とともに四方へ飛び散ってしまいます。

天ぷら油の鍋に火が入った写真

上の写真は天ぷら油を過熱して発火させたところです。

火を消そうと鍋に水をかけてしまうと

火の点いた天ぷら油に水をかけた写真

すさまじい音とともに一気に炎が大きくなり、まるで大爆発が起きたようです。
こんろの周囲に可燃物があれば燃え移ってしまうでしょうし、水をかけに行った人にも火が襲いかかるような状況です。
このような状態になってしまうため、絶対に水をかけないようにしてください。

×マヨネーズを鍋に放りこむのは危険です

「火の点いた天ぷら油の中にマヨネーズを放りこむと消火できる」と言われています。
落ち着いて、油が飛び散らないようにそっと滑り込ますように入れることができれば、もしかしたらマヨネーズによる「冷却効果」により火が消えるか若しくは小さくなる可能性はありますが、確実に消えるかどうかは疑わしいです。
おそらく「マヨネーズは油でできているから水のように爆発的な現象は起きない」といったことや「マヨネーズの油分で火を覆う」といったことなのかもしれませんが、安全で確実な方法ではありません。

しかも鍋に火が入った状況を目の前に、そこまで落ち着いて行動できる人は少ないでしょう。
そういう点ではむしろ危険な要素があります。
それは「マヨネーズを鍋に投げ入れる」行為です。
慌ててマヨネーズを鍋に投げ入れてしまった場合、火の点いた油が周囲へ飛び散ってしまったり、鍋を転倒させてしまい火災の拡大を招く恐れがあります。
まさに「火に油を注ぐ」ことになりかねません。
また、マヨネーズを入れることによって鍋の中の油があふれでる危険性もあります。
マヨネーズによる消火はしないようにしてください。

最後に

こんろによる火災、特に天ぷら油火災は
・火をかけたままそばを離れる
・鍋に火をかけていることを忘れる
といったことが一番の原因であります。
誰も火災を起こそうと思ってはいないはずですが、ほんのちょっとした油断が火災を招く結果になるかもしれません。
「いつもは大丈夫」と思っているそのいつもはギリギリセーフで耐えているのかもしれないですよ?
そして万が一火災が起きてしまった時のために消火器を備えていただくようお願いします。

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