甲東消防分署の紹介
更新日:2018年3月3日
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甲東消防分署について
甲東消防分署は市街地の北部に位置しており、西宮市の中間地点にあります。国道171号線以北、阪急電鉄今津線以西、御手洗川、甲山大師道以東が管轄区域です。また、甲山や二級河川である仁川など、自然に囲まれた地域になっています。
甲東消防分署の沿革
昭和44年5月 | 甲東消防署開庁 |
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昭和63年10月 | 甲東消防署を瓦木消防署甲東消防分署に改称 |
平成30年2月 | 老朽化により、上ヶ原一番町1-64に新庁舎を建築、移転 |
甲東消防分署の業務
火災や救急はもちろん、車両事故による燃料等の漏洩や台風による風水害、山岳救助事案などにも出動します。出動がない時には訓練や研修を行っており、有事の際には市民の皆さまの生命、身体及び財産を守るために備えています。また、管内の消火栓や防火水槽などの維持管理調査や、建物などに対して立入検査を行っています。
警防係 | 火災、風水害、地震その他災害の警防活動の実施及びその対策、消火栓及び防火水槽の維持管理 |
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予防係 | 予防査察及び消防用設備等各種検査、防火指導、防火広報、消防教室など |
車両紹介
甲東1
甲東1 ポンプ車(CAFS)
600リットルの水を積載した車両です。積載水を利用した放水のほか、消火栓や防火水槽、河川などから水を取り放水することができます。CAFS装置を搭載しており、効率的な消火が可能となっています。車両上部には建物の3階部分まで伸ばすことが可能な三連はしごを積載しています。
※CAFS(キャフス)とは、Compressed Air Foam Systemの略で、消火用の水に圧縮空気と消火薬剤を混ぜて泡を作ることにより少量の水で消火を行うことができ、下階への水損防止にも役立ちます。
全長562cm 全幅190cm 全高292cm 車両総重量6565kg
総排気量4000cc 乗車定員 5人 MT
甲東2
甲東2 スモールタンク車(CAFS)
800リットルの水を積載した車両です。 この積載水を使用し、火災現場の直近に車両を停車させ、迅速な消火活動を行うことができます。積載水による放水可能時間は数分間に限られるため、他の消防車からの中継水を受けて更に継続して消火活動を行います。甲東地域の特性を考慮し、道幅の狭い場所でも進入できるように通常のタンク車より車両を小型化しています。様々な災害に対応できるよう、エンジンカッター、有毒ガス測定器など多くの資機材を積載しています。この車両もCAFS装置を備えており、甲東1とともに泡放水により効率的な消火が可能となります。
全長574cm 全幅192cm 全高300cm 車両総重量7095kg
総排気量2990cc 乗車定員 5人 AT
甲東6
甲東6 査察広報車
災害現場における現場広報や建物の立入検査、各種訓練指導等に使用することを目的とした車です。
全長430cm 全幅169cm 全高170cm 車両総重量1680kg
総排気量1490cc 乗車定員 5人 AT
甲東7
甲東7 活動支援車
災害時に消火、救助活動資機材を搬送することを目的として配備されており、四輪駆動に切替えることによって荒れた道路でも走行可能となっています。
全長476cm 全幅188cm 全高204cm 車両総重量2375kg
総排気量2693cc 乗車定員 5人 AT 4WD
甲東9
甲東9 救急車
緊急消防援助隊救急部隊用車両として四輪駆動方式(4WD)の車両を採用しています。高規格救急車となっており、防振架台などの資機材固定装置を装備し、自動体外式除細動器(AED)など救急処置範囲の拡大に対応できる構造となっています。
また、12誘導心電図での詳細な病態観察が可能であり、心電図映像伝送システムにより、その心電図を病院に伝送することによって傷病者の現在の状態を医療機関に伝えることができます。
全長565cm 全幅190cm 全高250cm 車両総重量3185kg
総排気量2690cc 乗車定員 7人 AT 4WD
自主防災会
阪神・淡路大震災の後、「自分たちのまちは自分たちで守る」という理念のもとに自主防災会が結成されました。結成された自主防災組織には、電池式のメガホンや担架などの避難救護用資機材を寄託しています。また、小学校区単位の複数の自主防災会には可搬式消防ポンプや発電機、バールなどの消火救出用資機材を寄託しています。
幼年消防クラブ
幼年消防クラブでは、園児に対して火や煙の恐ろしさ、消防の仕事を説明し、防火防災知識の基礎づくりを行っています。
甲東地区幼年消防クラブ
仁川幼稚園
家庭防火クラブ
家庭防火クラブでは、家庭内の防火管理や火災等の災害発生時の処置、その他安全に関する知識を習得するともに、防火思想の普及、住民相互の連帯意識の高揚を図ります。
甲東地区家庭防火クラブ
消防協力隊
大規模災害発生時の災害対応活動を目的に、事業所の協力のもと発足しました。甲東消防分署担当区域内には、2隊の消防協力隊が結成されており、普段は事業を営みながら地域防災力の一端を担っています。
甲東地区消防協力隊
1 学校法人 関西学院
発足年月日 平成20年10月28日
活動区域 上ヶ原小学校区
委嘱内容 消火・救出救護活動
2 医療法人財団 樹徳会 上ヶ原病院
発足年月日 平成21年2月26日
活動区域 上ヶ原南小学校区
委嘱内容 現場医療活動
