新防火衣、新救急防護服を紹介します!
更新日:2018年5月1日
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防火衣、救急防護服とは?
みなさんは防火衣、救急防護服をご存知でしょうか?
読んで字のごとく、防火衣は消防隊員が火災現場等で活動を行う際に着装する服装で、炎や熱に耐える性能を有しています。
また、救急防護服は血液や嘔吐物から救急隊員を守る服装です。
どちらも、私たち消防隊員、救急隊員にとって重要な装備品の一つとなっています。
その防火衣、救急防護服がデザイン、機能ともに一新しましたのでご紹介します!
防火衣
主な変更点として
1 従来の北米規格から欧州規格へと変更し、機動性を重視。
2 上衣の丈を短くし、活動しやすいよう変更。
3 摩耗しやすい肩、肘、膝部分に補強材を追加。
4 空気呼吸器を背負った状態でも反射材、消防局名がわかるようデザイン変更。
5 防火帽の色をシルバーからガンメタリックへ。防火靴にあってはゴム製から革製に変更。
6 安全帯の取付け位置を上衣腹部部分から骨盤位に。
救急防護服
救急防護服についてはデザインのみの変更です。
ウイルスバリア性、血液、吐物、雨や風などから救急隊員を守る性能を持っています。
また、この一枚だけでも防寒性能があり、冬場の現場活動も耐えられるようになっています。
救急救命士(高度な医療知識及び技術を持ち、医師の指示下において静脈路確保、アドレナリン投与などを行える)の資格を所持している救急隊員は右胸に救急救命士のワッペンをつけています。
※上記感染防護服を着用している救急隊員もいます。
私たち消防職員の装備品は多くの工夫がなされており、現場活動を行いやすいように考えられデザインをしています。
色や機能、デザインは各消防本部によって様々であるため、興味のある方は他市の消防本部と見比べてみてください。
