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環境報告書2017/第1章 西宮市の概況/公害(土壌汚染、悪臭、地盤沈下)

更新日:2017年12月7日

ページ番号:23386613

土壌汚染

土壌は、水、大気とともに環境の重要な構成要素であり、人をはじめとする生物の生存基盤として、また、物質循環の要として重要な役割を担っています。近年、各地の工場跡地などで土壌汚染が明らかになるケースが増え、土壌汚染対策の法制化が求められるようになり、平成15年(2003年)2月15日、土壌汚染対策法が施行され、土壌汚染の把握、人の健康被害の防止に関する措置などが定められました。その後、法に基づかない土壌汚染の発見の増加、汚染土壌の掘削除去の偏重、汚染土壌の不適切な処置による汚染の拡散などの問題に対処するため、土壌汚染対策法が改正され平成22年4月1日に施行されています。本市では同法の事務を取り扱うとともに、土壌汚染に関係の深い地下水について定期的に調査を行っています。

悪臭

悪臭は騒音などと同じように人の感覚に直接不快感を及ぼすため、快適な生活環境を損なう要因として大きな位置を占めています。
悪臭については、悪臭防止法で22物質が規制されていますが、規制物質以外の多数の物質からなる複合臭気による悪臭苦情があります。
平成28年度に本市に寄せられた苦情のうち、悪臭に関するものは6件あり、苦情総数の約10%を占めています。
本市では、これらの苦情についての原因調査、発生源への立入り調査などを行い解決に努めていますが、同じ臭いでも人によって感じ方の違いがあることや、発生源が小規模事業場や個人住宅の場合が多く、完全な対策が困難なこともあり、抜本的な苦情解決に至らない場合もあります。

地盤沈下

地盤沈下の主な原因は、地下水の過剰な汲み上げによって帯水層の水圧が低下し、粘土層に含まれている水が絞り出され、粘土層が収縮することにより地表面の沈下が起こるためです。こうして起きた地盤沈下は、地下水位が回復しても元に戻ることはほとんどなく、建造物の損壊や大雨による浸水などの被害をもたらすことがあります。
地盤沈下の観測には定期的な水準測量が有効であり、本市においても市域南部において国土地理院および近隣府県市で構成する阪神地区地盤沈下調査連絡協議会の測量計画にあわせて、定期的に1級水準測量を行っています。

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