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夙川の松樹をもっと元気にしよう!~市民の皆さんとの試みについて紹介します(平成27年度)~

更新日:2018年4月1日

ページ番号:33884619

夙川河川敷に自生する外生菌根菌(きのこ)を活用して松の樹を元気に!(平成27年度)

炭化物資材施用

本格施用 胞子液散布

夙川河川敷の松並木は、市花である「さくら」とともに特色ある西宮市の財産です。
この松樹がこれからもずっと元気でいるように、平成22年度より実施している外生菌根菌(きのこ)の感染処理を、市内で活動するきのこクラブOB会の皆さんと一緒に平成28年3月8日に実施しました。

一般的に外生菌根菌(きのこ)に感染した松樹は、感染していないものに比べ、成長が良くなり、元気になることが知られています。

※外生菌根菌とは、松などの植物に感染して共生関係となり、植物から炭水化物などをもらう代わりにリン酸や窒素を植物に提供してくれる菌類の仲間のことです。代表的なものにマツタケやショウロがあります。

今回の感染処理には、夙川河川敷に自生する外生菌根菌のコツブタケ、チチアワタケ、ショウロなどをきのこクラブOB会の皆さんが採集し、施用資材(胞子液)に加工したものを使用しました。

当日夙川河川敷緑地において、きのこクラブOB会の皆さんが集まり、7本の松(対象木)の根元に掘った溝に、新しい根が出やすいように一部の根を切り、土壌改良材と共に夙川自生の外生菌根菌の胞子液を撒きました。


今年度は、一部の区間に踏圧防止材を設置し、菌根菌施用による効果が妨げられにくい処理を施しました。

リンク

平成27年度きのこクラブOB会の活動の紹介~外生菌根菌(きのこ)の調査及び菌根菌資材施用結果観察など~

夙川松樹健全化事業の様子1夙川松樹健全化事業の様子6


夙川松樹健全化事業の様子7夙川松樹健全化事業の様子8


きのこクラブOB会は、西宮市植物生産研究センター(北山緑化植物園内)が主催する「きのこクラブ」卒業生有志の団体で、植物生産研究センター「きのこ見本園」の管理や、きのこ標本の作製、甲山に自生するきのこの発生調査などを行っています。

平成27年度、夙川河川敷の松樹を元気にする試みのため、きのこクラブOB会は以下のような活動を行いました。

  • 平成27年10月30日:夙川河川敷での外生菌根菌(きのこ)採集(1回目)
  • 平成27年11月10日:夙川河川敷での外生菌根菌(きのこ)採集(2回目)
  • 平成27年11月28日:きのこ講演会(一般講演会)「海外林を支える菌根菌」(松田陽介先生:三重大学大学院 教授)の開催(西宮市民会館)
  • 平成27年12月17日:平成26年度本格施用効果測定観察
  • 平成27年12月22日:平成22年度試験施用効果測定観察
  • 平成27年 2月 2日:平成22年度及び26年度施用効果測定結果等に関する勉強会
  • 平成28年 2月 9日:きのこの発生を促すため、夙川河川敷の松樹への外生菌根菌の胞子液を散布
  • 平成28年 3月 8日:夙川河川敷の松樹への外生菌根菌の感染処理

今後もきのこクラブOB会とともに、菌根菌の感染処理を行った松樹の周辺を継続的に調査・観察し、秋ごろに今回の施用効果を観察します。
このような活動を継続していくことで夙川の松林がこれからも元気で、豊かな河川敷の緑を子どもたちに残していけるものと考えています。

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お問合せ先

植物生産研究センター(花と緑の課)

西宮市北山町1-1 北山緑化植物園内

電話番号:0798-74-5970

ファックス:0798-71-2299

お問合せメールフォーム

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