ダニを駆除するには!
更新日:2019年4月4日
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1,ダニ駆除の基本は、日ごろの掃除機がけです。
・掃除機の掛け方(西宮方式:西宮市が全国に先駆けて考案した方法です)
1平方メートルを20秒かけ、丁寧に掃除機を掛ける。普段の掃除機掛けよりも、ゆっくりと丁寧な掃除機掛けを心がけ、特に畳やジュータンは、同じところを往復するようにして下さい。出来るのであれば、寝室に関しては、1日1回は掃除をして下さい。(フローリングの場合は、ワイパーなどで対応)寝室以外の各部屋は、最低でも週に1度は掃除をしてください。
・布団にも掃除機を掛ける。
特に、ダニやハウスダストアレルギーの方には効果的です。適度な温度と湿度、そして、エサが豊富にある布団は、ダニにとって最も繁殖に適しています。シーツを外した状態で、布団の両面に掃除機を掛けましょう。このときも、ゆっくりと丁寧に掃除機を掛けるよう心がけましょう。布団専用ノズルを使用すると、吸引時にかかる抵抗を軽減できます。
・布団の掃除機掛けには
布団専用ノズルを使用すると、吸引時にかかる抵抗を軽減できます。
・使用されている掃除機が紙パック式の場合。
紙パック内にゴミを溜めすぎないようにしましょう。紙パック内に溜まったゴミが半分を過ぎてくると、吸引力が急激に落ちてきます。半分以下で交換することをおススメします。
2,部屋によっては拭き掃除を。
・フローリングの部屋や廊下といった場所は、掃除機掛けよりも、拭き掃除の割合を多くしましょう。ダニやハウスダストが浮遊しやすいフローリングは、掃除機掛けを最初に行うと、掃除機の排気で、床にあったホコリやダニなどが、空中に舞い上がってしまいます。理想は朝、起床したときや、1時間以上留守にしていたときなど、ホコリが床に落ち着いたタイミングで拭き掃除をすると、とても効率的です。
3,洗濯だけでは、ダニは駆除できません。
・洗濯は、フケやアカ、脂分などを洗い落とし、そういったダニのエサとなる物を無くす、という効果があります。エサが無くなると、ダニにとって住みにくい環境になり、繁殖を抑えることができます。衣服類だけに限らず、布団・カバー・マット・ラグ・ぬいぐるみ(人が手に取るものだけ)など、洗えるものは洗濯しましょう。
4,換気はマメに行う。
・ダニは湿気が大好きです。
湿気が多いとカビが発生する原因にもなります。カビは、ダニのエサにもなり、繁殖の手伝いをしてしまうという結果を招いてしまいます。湿気を溜めないように換気をする事は、とても大事です。特にマンションなど、気密性の高い建物などでは、湿気がとても溜まりやすいので、冬場、加湿器の使いすぎには注意して下さい。
5,加熱にも、色々な方法があります。
・天日干し
ダニの死滅を目的に天日干しをする人もいますが、天日干しでダニは死滅しません。日光が当たらない布団の陰に、ダニは逃げてしまいます。しかし、布団に溜まった湿気を少なくするという意味では、非常に効果的です。
・衣類乾燥機
衣類乾燥機で、布団や毛布を乾燥させると、100%のダニ駆除効果があります。しかし、死滅したダニが消滅するわけではありません。死滅したダニの死骸は、アレルゲンとしてそこに残っています。寝具などを乾燥機にかけた場合、使用後取り出してから、掃除機掛けを行うようにして下さい。
・布団乾燥機
布団乾燥機は天日干しと同様、温度の低い方へダニは逃げてしまいます。ただ、取り扱い方によっては、その効果をより発揮させることが出来ます。
6,薬剤は紹介していません。
・ダニ退治には、薬剤を使用する方法もあります。スプレータイプのものや燻煙剤など、さまざまな薬剤がドラックストア等で販売されています。薬剤での駆除も1つの方法ですが、環境衛生課では“ダニ退治”という目的に関して、特に紹介していません。生活をしている中で、ポイントを押さえて効率よく、そして負担を出来るだけ掛けないというところに重点をおいています。
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