自宅内での感染対策・隔離の方法
更新日:2022年5月15日
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陽性者・濃厚接触者、その同居の家族、あるいはチェックリストで感染の可能性が「ある」となった方へ
自宅内での感染対策
1.自宅内でも、同居されている方全員が、出来るだけマスクを正しく着用してください。
2.こまめに手洗い・アルコール消毒を心掛けてください。
3.定期的に換気をするようにしてください。
一般的な感染対策に加え、下記の感染対策の8つのポイントを実践してください。
8つのポイント
- 部屋を分けましょう
- 陽性者のお世話は限られた方で
- マスクをつけましょう
- こまめに手を洗いましょう
- 換気をしましょう
- 手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 汚れた服やリネンを洗濯しましょう
- ゴミは密閉して捨てましょう
1.部屋や使うもの(タオルや食器など)を分けましょう
- 食事や寝るときも別室とする
- 本人は極力部屋から出ないようにする
- トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にする
- 食器やシーツ・タオルなどは共有しない
2.陽性者のお世話はできるだけ限られた人で
- 心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病、免疫の低下した人、妊婦の人などが陽性者のお世話をするのは避ける
3.マスクをつけましょう
- 部屋から出る時はマスクを着用する
- 使用したマスクは他の部屋に持ち出さない
- マスクの表面には触れない(マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外す)
- マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗う(アルコール手指消毒剤でも可)
- マスクが汚れたときは、すぐに新しい清潔なマスクと交換
- マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュや肘等で口と鼻を覆う(すぐに手を洗う)
4.こまめに手を洗いましょう
- こまめに石鹸で手を洗い、アルコール消毒をする
- 洗っていない手で目や鼻、口などを触らない
5.換気をしましょう
- 1時間に2回、窓を数分間全開にして、換気を行う
- 開放する窓は2方向とし、1方向しかない場合はドアを開ける
- トイレや風呂等の共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気する
6.手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、アルコールや薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭き(*1)
- トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤で掃除し、家庭用消毒剤でこまめに消毒(*2)
- トイレの便座やレバーは使用するたびに消毒する
- 風呂は患者が最後に入り、その後清掃と消毒を行う
*1物に付着したウイルスはしばらく生存する。家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の目安に従って薄めて使う(目安となる濃度は0.05%。製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25ml)
*2タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまわない
(厚生労働省)新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(外部サイト)
7.汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
- 糞便からウイルスが検出されることがあるため、体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かす
- 陽性者と陽性者以外の洗濯物はわけて洗う
- 72時間おいてから洗う
8.ゴミは密閉して捨てましょう
- 使用したマスクや鼻をかんだティッシュなど、感染の恐れのあるゴミはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉してゴミ袋に入れる
- 患者や感染が疑われる人、またはその家族が飲み終えたペットボトル(キャップ含む)や資源プラスチックは、例外的に「燃やすごみ」として捨てる
- ゴミ袋が破れる可能性を考え、ごみ袋を2重にする
- ゴミステーションのゴミがカラス被害にあわないように、対策をとる
- ゴミを捨てた後は石鹸と流水でしっかり手を洗う
参照
(厚生労働省)新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)(外部サイト)
(厚生労働省)家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~(外部サイト)
