ブレーカーが落ちるのは異常のサイン
電気火災を予防しよう!

能登半島地震により輪島市で発生した大規模火災の出火原因は、電気機器や配線器具による火災(電気火災)でした。家庭内のブレーカーは電気火災を予防する重要な役割を担っています。ブレーカーが落ちた際には、「同時にたくさんの電気機器を使いすぎからだな」と安易に考えるのではなく、電気火災への対策を考え、予防するきっかけにしましょう。

ブレーカーの役割を確認!

ブレーカーとは、家庭内で安心して電気を使うための安全装置です。
ブレーカーの役割は、家庭内の電気回路に何らかの異常が発生したときに、電気を自動的に遮断することです。この働きにより、感電や火災などの事故を未然に防いでいます。

災害時に避難するときは、ブレーカーを落としましょう!

地震や台風、大雨などの災害に見舞われ、一時的に自宅から避難するときは、全てのブレーカーを落としましょう!
災害で住宅内にある電気回路や電気機器が破損すると、電気の供給の際に、火災の原因となる可能性があります。二次災害を生まないために気を付けましょう!

電気火災予防チェックシート

ブレーカーが落ちたときに、すぐスイッチをONにすると火災の原因となる可能性があります。以下の点についてチェックをしましょう!

日頃からチェック!
使用している電気機器や配線器具の消費電力が、コンセントや配線器具に表示されている規格を越えていないか
スマート手続きナビのイメージ画像
テーブルタップなどでタコ足配線になっていないか
コンセントの電流規格を超え、コードや電源プラグが異常に発熱し、発火の危険があります


スマート手続きナビのイメージ画像
コードの極端な折れ曲がりや踏みつけがないか
コード内の銅線の断線やコードの被覆の損傷で、発熱・ショートする可能性が高まります


電源プラグを清掃し、ホコリや湿気を取り除く
コンセントと電源プラグとのすき間のホコリが原因で発火することがあります
ブレーカーをONにする前にチェック!
電気がつかない部屋の電気機器の電源プラグをコンセントから抜き、電気機器やそのコードが焦げ臭いなどの異常がないか確認
コード内の銅線がショートしている可能性あります

【問合せ】消防局予防課(0798・32・7313)

このページのトップへ戻る