学校・家庭・地域みんなで子供たちを育む
西宮型コミュニティ・スクール 順次導入中

写真:車いす体験
(1)車いす体験
写真:コロナ対応としての児童用マスク作り
(2)コロナ対応としての児童用マスク作り
写真:鳴尾イチゴの栽培
(3)鳴尾イチゴの栽培
写真:甲子園浜クリーン大作戦
(4)甲子園浜クリーン大作戦
現在、子供たちを取り巻く環境は日々変化しており、その中で生き抜いていくために必要な資質・能力の育成が求められています。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校・家庭・地域の三者が協力し、ともに未来を担う子供たちを育てていく仕組みとして、全国で注目されています。本市でも12の市立学校で実施中で、3年後までに、全市立学校(幼稚園を除く)に導入予定です。

【写真】いずれもコミュニティ・スクールの活動の様子

【問合せ】地域学校協働課(0798・35・3868)

西宮型コミュニティ・スクール
熟議・協働で学校づくり

コミュニティ・スクールの活動は、学校や保護者、地域住民で構成する「学校運営協議会」が中心となって行います。それぞれの立場で対等に熟議()・協働することで、子供の成長を支えます
(注)「熟慮」と「議論」を重ねながら、共通認識・課題解決をしていくこと
学校運営協議会
写真:学校運営協議会の様子
教育委員会が委嘱する委員で構成
  • 保護者
  • 地域住民
  • 校長、教職員
  • 学識経験者など
  • 地域学校協働活動推進員(学校と地域をつなぐコーディネーター)
主な役割
  • 校長が作成する「学校運営の基本方針」を承認
  • 教育のビジョンを共有し、熟議を経て、地域と連携した学習や地域貢献活動を推進

西宮型コミュニティ・スクール
魅力と特徴を紹介

《魅力》 子供だけでなく、学校や地域の活性化にもつながる
子供
  • 多様な関わりの中で育つ
  • 学びや体験の充実
学校
  • 教員の時間の確保
  • 地域人材を生かした教育
保護者
  • 地域の中で子供たちが育てられている安心感
地域
  • 生きがいや自己有用感
  • 地域の活性化
《特徴》 地域とのつながりを生かした、幅広い取組ができる
一般のコミュニティ・スクールは、教育に関する協議のみ行いますが、「西宮型」は教育連携協議会制度()の仕組みを引き継いでいるため、地域とのつながりの土壌があり、地域と連携した学習(まち探検、昔あそび等)や学校支援活動(コロナ対応等)なども充実しています
(注)平成21(2009)年度から実施してきた市独自の制度。学校・家庭・地域が連携し、各地域に合った取組を行う

西宮型コミュニティ・スクール
教えて!コミスクの活動

地域
写真:古塚 重信さん
北夙川小学校 コミュニティ・スクール
古塚 重信さん

昔あそびやだんじりなど、これまでの取組を続け、新しいこともみんなで考えていきたいですね。子供たちと触れ合えるのはうれしいし、元気をもらっています

保護者
写真:加藤 久美子さん
西宮浜義務教育学校 コミュニティ・スクール
加藤 久美子さん

地域の方と一緒に、朝の見守りや図書のサポートをやっています。
顔を合わせて話せるのが良いですね。熟議では、PTAの立場から、保護者の声を届けています

地域学校協働活動推進員

地域と学校をつなげた活動を考えます。昨年は、地域の方によるビオトープイベントやベルマーク専用引き出しの設置が、子供たちに好評でした

写真:源中 依子さん 木野 真実さん
鳴尾北小学校 コミュニティ・スクール
源中 依子さん 木野 真実さん

地域やPTAからの「こんなことやりたい」を形にできるよう、学校と調整します。児童と一緒に、ボランティアの皆さんにメッセージカードも作りました

コミュニティ・スクールに期待すること

写真:重松 教育長
西宮市教育委員会
重松 教育長
これからの社会をたくましく生き抜いていくためには、学校での学びのほか、地域の祭りなどの行事への主体的な参画や、地域とともに避難訓練や防災マップを作成する等の体験を通して学ぶことも大切です。
このように、学校と地域、家庭をつないで、子供たちの学びが広がる機会の提供をコミュニティ・スクールに期待しています。
新型コロナワクチンの情報など、新型コロナウイルス感染症関連情報は、2面に掲載しています

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