平成24年度の概要まとまる 水道事業会計決算

9月定例市議会において認定された平成24年度水道事業会計決算の概要は次のとおりです。
前年度と比較して給水人口と給水戸数は引き続き増加したものの、水道料金収入の基礎となる年間の給水量は5266万3048立方メートルで、前年度から42万2074立方メートル(0.8%)減少しています。
この要因としては家庭での節水型機器の普及に加え、事業所などの大口使用者が経費節減等を目的として地下水等の利用に転換していることなどが考えられます。
皆さんに安全な水道水を安心してご利用していただくため、今後も老朽化した水道管の耐震化など多くの費用を必要とする事業を進めていく必要があり、引き続き効率的な事業運営に努めます。
問合せは水道局財務課(0798・32・2211)へ。

水道局電話受付センター

0798・32・2201
0797・61・1703
078・904・2481

水道局電話受付センターは、転居に伴う水道の使用開始・中止の申込、漏水修繕などの問合せを受付けています。
【受付時間】
午前8時45分~午後8時(土・日曜、祝日は5時半まで)

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収益的収支

主に水道料金収入と、水道水をつくったり各家庭に送る施設を維持管理するために必要な経費を中心とした収支

※家計に例えると…給料と生活費

平成23年度繰越利益剰余金 7億9500万円
平成24年度純損失 1億7400万円
平成24年度未処分利益剰余金 6億2100万円

収入
95億1900万円
水道料金収入87億5500万円
分担金3億2900万円
その他4億3500万円
  • 対前年度比:3500万円(0.4%)減
  • 収入の約9割を占める水道料金収入が減少
支出
96億9300万円
維持管理費35億200万円
水購入費35億7400万円
減価償却費等21億4500万円
企業債支払利息4億7200万円
  • 対前年度比:6200万円(0.6%)増
  • 水道メーター取替委託料が取替個数およびメーター単価の増加により増額
  • 越水浄水場の整備に伴い、施設の一部の解体工事費等を特別損失として計上
  • 差し引き1億7400万円の赤字決算(消費税および地方消費税を含めた場合、3100万円の黒字決算)になりました

(注)消費税および地方消費税は含みません

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資本的収支

水道施設を新たにつくったり、改良するなどの設備投資に必要な経費と、その主な財源となる企業債等を中心とした収支

※家計に例えると…家を建てたり、車を買ったりする経費と住宅ローン等の借入金の関係


収入
30億1600万円
企業債29億700万円
国庫補助金5800万円
その他5100万円
  • 企業債支払利息の負担軽減を図るために高利率の企業債の借換えを行ったため、企業債の借入れが増加
支出
54億2600万円
建設改良費32億8400万円
  • 配水管整備14億7700万円
  • 浄水・配水施設の整備13億8800万円
  • 事務費等4億1900万円
企業債償還金20億700万円
その他1億3500万円
  • 老朽化した水道管を約16.9キロにわたって、耐震管等に布設替え
  • 越水浄水場管理本館(注)建設など浄水場等の統廃合に関連した整備工事や安定供給のための丸山浄水場整備工事等を実施

(注)越水浄水場管理本館…同浄水場系統の水圧・流量・水質など水運用に関する情報の監視・制御機能や水質試験業務などの事務所としての機能をあわせ持ちます

不足額
24億1000万円
資本的収支の不足額は、損益勘定留保資金、建設改良積立金等で補填しました
  • 損益勘定留保資金等20億7600万円
  • 建設改良積立金1億9500万円
  • 当年度消費税資本的収支調整額1億3900万円

(注)消費税および地方消費税を含みます

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