子育てにやさしいまちへ

子育てにやさしいまちへ 市は、次代を担う子どもたちが健やかに成長できるよう、「子どもの笑顔輝くにしのみや」を目指して、子育てにやさしいまちづくりを進めています。今回は、重要課題である保育所待機児童対策など保育環境の改善に向けた取り組みを紹介します。問合せは児童福祉施設整備課(0798・35・3718)へ

待機児童解消など保育環境を改善

保育所などの定員415人拡大
市は、増加する保育需用に対応するため、平成21年に「保育所待機児童解消計画」を策定しました。
22年4月には、待機児童数が310人にのぼり、過去最大に達したことから、専任のこども・子育て担当理事や保育所整備の担当課を設置するとともに、認可保育所や保育ルームなどの施設整備に積極的に取り組んできました。
24年度には、民間保育所1園、民間保育所分園2園を新設したほか、既存の保育園の増築により定員を拡大しました。
また、賃貸物件や公立幼稚園の余裕保育室、事業所内の保育施設を転用した保育ルームの整備にも取り組みました。
その結果、25年4月から415人の新たな受け入れ枠を拡大することができ、4月1日現在の本市の保育所待機児童数は、0人となりました。

継続して保育施設を整備
前述の待機児童数は、厚生労働省の定義によるもので、特定の保育所のみ希望する人や求職活動中、育児休業中の人などからの申請で、入所できなかった児童250人は含まれていません。
また、就業する女性の増加や就労形態の多様化などに伴い、保育所への入所希望者は、これからも増えることが予測されます。
市は今後も、来年4月に戸崎町、中島町、日野町で定員90人の民間保育所を3カ所開設するなど、引き続き待機児童対策に取り組み、必要な保育施設の整備を進めていきます。
保育水準の向上と環境改善
保育水準の向上を目指して、4月から、全ての保育所について、1・2歳児の保育士配置基準を6対1(児童6人に対し保育士1
人)から5対1に改善しました。
保育ルームについても、安定した運営を確保するために補助制度を拡充するとともに、各施設を巡回指導するアドバイザーを4人配置しています。
また、入所児童の安全を確保するため、公立保育所において、計画的に施設の改修を進め、保育環境の改善に取り組んでいます。

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