その他記事

2013年2月25日 第1406号

春の火災予防運動 消すまでは 出ない 行かない 離れない


3月1日~7日の期間、「春の火災予防運動」が展開されます。
消防局では、皆さんに防火意識を一層高めてもらい、火災の発生を防止するため、期間中、商業・福祉施設などの立入検査や消防訓練を行います。
問合せは消防局予防課(0798・32・7313)またはお近くの消防署へ。

住宅用火災警報器 火災から命を守る

住宅火災は、夜間に多く発生しており、就寝中などにより火災に気付くのが遅れてしまうことが住宅火災の死亡原因のひとつとなっています。

火災で発生した有毒な煙による一酸化炭素中毒や窒息で多くの人が亡くなっています。
「住宅用火災警報器」は、火災の煙や熱を感知して早期に知らせてくれるもので、全ての住宅に設置が義務付けられています。
取り付け場所は、寝室、台所、および階段部分です。
不適正販売による被害事例発生
住宅用火災警報器等の設置義務化に便乗した不適正販売による被害事例が発生していますので、ご注意ください。
住宅用火災警報器は、消防署では販売していません。
また、消防署から訪問販売することもありません。
同警報器は、消防設備取り扱い業者、家電量販店、ホームセンターなどで販売しています。
画像:NSマーク
NSマーク
品質を保証する日本消防検定協会鑑定のNSマークが付いているものを選びましょう。
なお、不適正販売事例に遭遇したときは、消費生活センターなどに相談してください。
また、同警報器等の販売は、クーリング・オフ制度の対象です。
契約後、一定の期間は契約の解除が認められています。

このページのトップへ戻る

平成24年 消防概況まとまる

消防局は平成24年の消防概況をまとめました。その概要をお知らせします。
問合せは火災・救助については警防課(0798・32・7310)、救急については救急課(0798・32・7319)へ。
消防隊の出動件数
消防隊の出動件数は1012件(前年比14件増)でした。
火災と火災以外の比率は、火災が113件(11%)、火災以外が899件(89%)でした。
前年に比べ、火災出動が31件減少し、火災以外の出動が45件増加しました。
火災以外の出動で最も多いのは、救急隊等の「支援活動、続いて自動火災報知設備の鳴動調査等の「緊急確認」でした。
火災件数
火災件数は113件(前年比31件減)。
「建物火災」は61件(9件減)で、「その他火災」が37件(15件減)でした。
出火原因の1位は放火(疑いを含む)25件で、27年連続で出火原因の1位となっています。
2位はこんろ21件、3位はたばこ20件でした。
火災による死者は昭和39年以来48年ぶりに0人となり、前年に比べ3人減少しており、負傷者は25人で前年に比べ5人増加しています。
救助出動
救助出動件数は328件(前年比46件増)で、救助人員は184人(18人増)でした。
事故種別ごとに見ると、1位が「建物事故」で全体の46%を占めています。
【主な事故種別の出動件数】
  • 建物事故…151件
  • 交通事故…48件
救急出動
救急出動件数は2万1037件(前年比348件増)、搬送人員は1万8817人(362人増)でした。
また、西宮市のドクターカー制度による出動件数は122件(19件増)でした。
【主な事故種別の出動件数】
  • 急病…1万2921件
  • 一般負傷…3346件
  • その他…2038件

このページのトップへ戻る

されない・させない・被害を大きくさせない 放火防止の自衛意識

市では、放火(疑いを含む)による火災が、20年以上連続して出火原因の1位となっています。
放火を減らすためには、住民自らが放火を防止する自衛意識を持ち、「放火されない・放火させない・放火されても被害を大きくさせない」まちづくりに取り組むことが大切です。
地域ぐるみで放火防止
次のような場所は、放火される危険性が高くなっています。
自分たちの住むまちの環境を自分たちの目で確認し、放火されないまちづくりに取り組みましょう。
《放火されやすい場所》
  • 死角になりやすいマンションや団地などの駐車場や駐輪場
  • 人目の少ない・人通りの少ない所
  • 外灯が少なく暗がりになっている所
  • 公園などにあるごみが集積されたままのごみ箱
  • 通りなどに面して可燃物が置いてある所
放火を予防するには
次の項目に当てはまるものに印を入れ、自分の家の放火火災の危険性を確認してみましょう。
1つでも当てはまれば注意が必要です。
《放火危険度チェック》
  • 家の周りや外階段の下などに可燃物を放置している
  • ごみ収集日の前夜にごみを出している
  • 共同住宅などの共用部分を物置代わりに使用している
  • 自転車やオートバイのかごに物を置いたままにしている
  • 自転車やオートバイのボディカバーは防炎品を使用してい ない
  • 玄関・物置・車庫の施錠はしていない
  • 郵便受けに新聞やチラシなどをためたままにしている
  • 消火器等がどこにあるか分からない
  • 門灯、玄関灯の照明がつかない

このページのトップへ戻る

住宅防火 いのちを守る7つのポイント

《3つの習慣》
  1. 寝たばこは絶対しない
  2. ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する
  3. ガスコンロなどのそばを離れるときは必ず火を消す
《4つの対策》
  1. 逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器を設置する
  2. 寝具や衣類、カーテンからの火災を防ぐために防炎品を使用する
  3. 火災を小さいうちに消すために住宅用消火器を設置する
  4. 高齢者や身体の不自由な人を守るために隣近所の協力体制をつくる

このページのトップへ戻る

住宅防災診断実施中 住まいに適した対策説明

消防局では、住宅における安全性の向上を図るため、「住宅防災診断」を実施しています。
消防職員が家庭を訪問し、玄関先での問診により災害の対応状況などを聞き、住まいに適した対策を説明します。
ご協力をお願いします。

このページのトップへ戻る

貴重な自然・緑を守る 3月1日~5月31日 山火事予防運動

3月1日~5月31日に「山火事予防運動」を実施します。
この期間は、野山へ行楽やハイキングに出かける機会が多くなります。
貴重な自然・緑を守るため、次のことに注意してください。
《注意事項》
  • 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所、また、風の強いときや空気の乾燥しているときは、たき火をしない
  • たき火の場所を離れるときは、完全に火を消す
  • たばこの吸い殻は必ず火を消し、投げ捨てない
  • 火遊びをしない
  • 火災と紛らわしい煙が出るときは事前に消防署に届け出る
【問合せ】
消防局警防課(0798・32・7311)

このページのトップへ戻る

甲種防火管理 新規講習を開催

3月21日(木)・22日(金)の午前9時半から西宮市消防局で「甲種防火管理新規講習」を開催します。2回シリーズ。受講料5000円(テキスト代)。定員あり。
申込方法など問合せは消防局予防課(0798・32・7316)へ。

このページのトップへ戻る

3月3日 フレンテホール 火の用心コンサート 西宮市消防音楽隊など出演

3月3日(日)午後2時からフレンテホールで「火の用心コンサート」を開催します。
第1部は西宮市消防音楽隊がアニメメドレーやジャズのスタンダードナンバーなどを演奏します。
第2部は今津中学校吹奏楽部の皆さんによるステージ、第3部は合同演奏でディズニー・ファンティリュージョンなどを演奏します。入場無料。
家族や友達とぜひお越しください。
問合せは消防局総務課(0798・32・7309)へ。
【定員】
300人(当日先着順。受付は午後1時半から)

このページのトップへ戻る

消防テレホンサービス 0798・22・9999

3月8日~31日…山火事予防運動について
病院情報…平日の午後5時(土曜は午前11時)~翌朝8時と日曜・祝日の24時間

このページのトップへ戻る